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次の瞬間、舌先がその柔らかな肌を這う。
ぬるりとした感触に
柊は「ふ……っ」と耐え切れず吐息を漏らす。
「……ん、はぁ……」
すぐに、鋭く歯が沈み込む。
「っ……!」と喉奥から漏れる苦鳴。
しかしその声を掻き消すように
颯はさらに荒く吸い上げた。
じゅ、ちゅ……ちゅう……
濡れた音が、静まり返った
オフィスにいやらしく響く。
舌が深く押し当てられ
唇が食い込むたびに
柊は震える吐息を零した。
「……っ、あ……は、ぁ……」
「ふ……んっ……、ちゅ……」
音と音の合間に交わる二人の息づかい。
甘く、荒く、肌に焼き付けるように。
じっくりと烙印が刻まれていく。
夜のオフィスには
押し殺した声と、濡れた吸音
熱い吐息だけが
重なり合って響き続けていた。
「先輩……ほんと、足りない顔してます」
低く囁きながら、颯は肩に食らいついた。
鋭く歯を立て、わざと強めに噛み込む。
「っ……あ……っ!」
柊の声が、痛みに震えて洩れる。
だが、その眉間に寄った皺とは裏腹に
目の奥には熱が宿っていた。
「はぁ……っ……もっと……」
弱々しくも求める声。
その反応に、颯の口角がわずかに上がる。
「痛いのに……喜んでるんですか?
変態……。淫乱なワンコくん……」
そう言いながら
さらに深く噛みしめる。
じり、と歯が食い込むたびに――
「……っ、あぁっ……!」
痛みと快感が混ざった声が
柊の喉から迸る。
颯は一度離れ
赤く歯形の残る肌を眺める。
そこに舌を這わせ
じゅる、と音を立てて吸い上げた。
じゅっ……ちゅう、ちゅぱ……
「っ……は……ぁ……っ」
「んっ……はあ……もっと……っ」
痛みに耐えるように背を反らしながら
しかし声は喜びに濡れていく。
甘い痛みを刻まれるたび
柊の吐息は乱れ、体は熱に痺れていった。
「先輩……嬉しそうにしてる顔
すごく……いいですよ」
また新しい場所に歯を立て強く吸い上げる。
痕は増え続け、柊の肌は
甘く残酷な烙印で覆われていった。
ぬるりとした感触に
柊は「ふ……っ」と耐え切れず吐息を漏らす。
「……ん、はぁ……」
すぐに、鋭く歯が沈み込む。
「っ……!」と喉奥から漏れる苦鳴。
しかしその声を掻き消すように
颯はさらに荒く吸い上げた。
じゅ、ちゅ……ちゅう……
濡れた音が、静まり返った
オフィスにいやらしく響く。
舌が深く押し当てられ
唇が食い込むたびに
柊は震える吐息を零した。
「……っ、あ……は、ぁ……」
「ふ……んっ……、ちゅ……」
音と音の合間に交わる二人の息づかい。
甘く、荒く、肌に焼き付けるように。
じっくりと烙印が刻まれていく。
夜のオフィスには
押し殺した声と、濡れた吸音
熱い吐息だけが
重なり合って響き続けていた。
「先輩……ほんと、足りない顔してます」
低く囁きながら、颯は肩に食らいついた。
鋭く歯を立て、わざと強めに噛み込む。
「っ……あ……っ!」
柊の声が、痛みに震えて洩れる。
だが、その眉間に寄った皺とは裏腹に
目の奥には熱が宿っていた。
「はぁ……っ……もっと……」
弱々しくも求める声。
その反応に、颯の口角がわずかに上がる。
「痛いのに……喜んでるんですか?
変態……。淫乱なワンコくん……」
そう言いながら
さらに深く噛みしめる。
じり、と歯が食い込むたびに――
「……っ、あぁっ……!」
痛みと快感が混ざった声が
柊の喉から迸る。
颯は一度離れ
赤く歯形の残る肌を眺める。
そこに舌を這わせ
じゅる、と音を立てて吸い上げた。
じゅっ……ちゅう、ちゅぱ……
「っ……は……ぁ……っ」
「んっ……はあ……もっと……っ」
痛みに耐えるように背を反らしながら
しかし声は喜びに濡れていく。
甘い痛みを刻まれるたび
柊の吐息は乱れ、体は熱に痺れていった。
「先輩……嬉しそうにしてる顔
すごく……いいですよ」
また新しい場所に歯を立て強く吸い上げる。
痕は増え続け、柊の肌は
甘く残酷な烙印で覆われていった。
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