先輩は、僕のもの

ゆおや@BL文庫

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それぞれの年越しへ:13

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激しく唇を貪り合いながら
やがて二人は体勢を崩しタイルの上に横たわった。

その瞬間、柊の手が蛇口へと触れ
シャワーが勢いよく吹き出す。

シャワーの水が頭上から降り注ぎ
髪を濡らし、流れる雫が
首筋から胸へと滴っていく。

浴室全体に響くシャワーの水音と
打ち合う肉の音が重なり合い
淫らな調べを奏でていた。

「んっ……あぁ……っ
 颯……っ、すごい……っ
 奥まで……きて……るっ」

柊は息を乱しながら
濡れた頬を何度も震わせ
声を殺すこともできずに快楽を訴える。

胸を揺らし、硬く反り立った
先端からは透明な雫と
精液の、残りが滴り落ち
床に水と混じって散っていく。

その姿を受ける颯も
もう余裕などなかった。

「はぁ……っ、んんっ……
 っ……先輩……っ……っ」

名前を呼ぶだけで
喉を震わせる声は掠れ
吐息混じりに熱を帯びる。

快感に呑まれた腰は止められず
ずぶずぶと奥へ奥へと柊を突き上げる。

濡れた肌が擦れるたび
シャワーの雫が飛び散り
二人の体温で一瞬にして温まっていく。

「んぁ……っ、や……颯……
 そんなにしたら……っ、俺……また……っ」

柊の声は泣き出しそうに震え
だが目は蕩けて恍惚に染まっている。

その甘美な表情に引き込まれるように
颯は夢中で唇を重ね、舌を絡め合った。

「ん……っ、ふ……ぁ……っ……先輩……っ」

余裕をなくした声が耳元で震える。

もう言葉責めなどできず
ただ欲に溺れて名前を呼ぶことしかできない。 

柊はその声を受け止め
震える吐息のまま囁いた。

「んっ……はぁ……颯……っ
 もっと……きて……っ、奥で……っ」

柊は夢中で声を漏らし
濡れた胸元の突起を強くつねりながら
快感を余すことなく受け入れていた。

その姿に、颯ももう我を忘れる。

水飛沫と共に響く打音の合間に
ふたりの熱い吐息が交じり合う。

濡れた唇がまた重なり、舌を絡めた。

吸い付く音と水音
掠れる声がひとつに溶け合い
全身を支配していく。

「颯……俺もう、だめ……っ」
「……颯っ……はやて……好き……」

互いの身体が震え奥で絡み合った瞬間――

「せっ先輩っ……。イッいく……っ!」

全身を突き抜ける
快楽の波が一気に二人をさらった。

柊は喉を反らして甘い声を上げ
反り立った先端から
白濁がシャワーに散って流れていく。

颯も同時に限界を迎え
奥へと熱を溢れさせる。

その余韻に身を震わせながら
抱き合ったまま崩れ落ちていく。

シャワーの水が全てを流していく中で
唇を離すことなく――

柊は擦れる声で
もう一度名前を呼んだ。

「颯……」

震える吐息と共に落とされたその言葉は
熱に塗れたふたりを
さらに強く結びつけていった。

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