先輩は、僕のもの

ゆおや@BL文庫

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17:強制口淫

強制口淫:09

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「っ……く、あ……」

颯の指先が、柊の髪をきつく掴んだ。
それまで余裕を保っていた呼吸が
急速に乱れていく。

「先輩……もう、僕……」

喉奥を押しつけるように沈んだ熱が
小刻みに震えはじめる。
柊は、目を閉じたまま
必死にそれを受け入れ続けた。

「……あ……ダメ
 ほんとに……気持ちよすぎて……」

低く、甘く、でも途切れそうな声。
それは、支配者である颯が—
ほんの一瞬、快楽に翻弄される音だった。

「こんな顔されて……
 こんなふうに咥えられて……
 壊してって、泣いて……っ」

彼の腰が、わずかに引きつった。

「先輩のせいですよぉ……
 責任、取って……ください……」

その瞬間——

「……っ、んぐぅっ……! 
っ、ぐ、っ……ぢゅるっ……」

突然だった。
一瞬、奥まで強く押し込まれたかと
思った次の瞬間――
喉の奥が「ぐちゅっ……!」と
音を立てて震えた。

柊の身体がビクンと跳ね、
反射的に眉を寄せたまま
目から涙がひと筋、こぼれ落ちる。

ぴくり、と全身が跳ねるように痙攣し、
喉の奥で圧迫された白濁とした液が
はっきりと流れ込んでくる。

「……っ……は……んんぁ!」

最初のひと滴が触れた瞬間
息が詰まり、瞳が大きく揺れる。

だけど——そのまま、拒むことはなかった。

(…うぅっ…………)

それを知っていた。
それが、欲しかった。

ずっと、彼に触れられ
支配され、侵されてきた。

その果てにあるものを
ずっと——求めていた。

だから、柊はそっと目を閉じた。

顎を引き、喉を開き、
ゆっくりと、その熱を——
ゴクンと音を立てて無意識に
自分の中へと迎え入れた。

「……はぁ…………んっ
 あっん……」

頭上から漏れる、かすかな吐息。
それは快楽の絶頂を迎えた者の
それでありながら、
同時に、手にした“完全な服従”に
対する深い満足が滲んでいた。

「……自分から……
 飲み込んでくれるんですね」

「……先輩って、ほんと
 変態で……可愛い」

柊の喉が小さく上下し
音を立てて残滓を流し込む。

——くちゅ、ぬる……ごく。

静かなその音に
部屋の空気が染め上げられていく。

身体の奥にまで熱が届いていく感覚。
口の中に残る余韻。
鼻腔に絡みつく匂いと、彼の声。

(……俺、ほんとに……全部、飲んだ……)

羞恥で身体が震える。
でも、それ以上に——
満たされていた。

心の奥まで、何かがじんわりと染み込んで、
柊はひとつ、長く甘い吐息を零した。

「……偉いです。」

颯が、そっと柊の頭を撫でる。

「もう、ちゃんと僕のものですね」

柊は、答えられない。
けれどその目が、頬が、呼吸が——
確かに“その言葉を肯定していた”。
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