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戦争蹂躙編
ゴブリンとの初戦闘
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ゴブリンは生物である。
当たり前のことだと思うが。
ゴブリンの首も生物であるゴブリンの体の一部であるためアイテムボックスに収納できない。
入らないものは弾かれるのだが、俺が首を掴んでいるため弾かれるベクトルはゴブリンの首から上下である。
よって、ゴブリンの首ーーーーーもとい頭は空に向かって弾け飛ぶ。
噴水の様にゴブリンの首から血が吹き上げ、血の雨を降らせる。
(ゴブリンの血も赤いんだな)
と、そんな事を思っている間に棍棒を持ったゴブリン2匹の内、足の早い方のゴブリンが俺の側面まで走ってきて俺の上半身を棍棒で殴りつけてくる。
俺は後ろに上体を反らし、攻撃を回避しようとするが先程までゴブリンの首を掴んでいた片腕が攻撃の軌道線上だった。
「グギャ!」
腕一本は貰ったーーーとでも言いたげな鳴き声をあげゴブリンは口角を上げる。
俺はアイテムボックスを使用した。
ぶん!
ゴブリンの棍棒が空を切る。
アイテムボックスを俺は腕を入れた状態で出した。
ーアイテムボックスー
アイテムボックスからアイテムを取り出す時は手を入れ、アイテムを取り出せる。
アイテムボックスの奥にあるアイテムを取り出す時は腕を奥まで突っ込んで取り出せる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そしてアイテムボックスの中からゴブリンが持っていた短剣を取り出しながら、ゴブリンの顔の表面を撫でるように袈裟斬りをする。
「グギャギャ」
あまり血は出ていないが片手で顔の傷を抑え、もう片方の腕で棍棒を振り回す。
棍棒をアイテムボックスで弾き、弾かれた衝撃でゴブリンの頭が上がり、がら空きになった喉に短剣を突き刺した。
「グ、ギャ…」
ゴブリンは上がった両腕をだらんと下に力無く落ろした。棍棒を地面に落とし、俺はゴブリンの腹を蹴りながら短剣を引き抜いた。
後ろに回り込んでいたゴブリンが棍棒を降り下ろしてくる。短剣を持っていない方の手の平を後ろに向けアイテムボックス出す。
ーーーーーただし、俺の背中を覆える程の大きさで。
バチバチッ!
攻撃を弾いた音がした。
俺はすぐさま振り返りアイテムボックスをしまい、ゴブリンの胸辺りに掌を添《そ》えた。
ゴブリンが吹き飛んだ。
2、30メートル程吹き飛び木に打ち付けられ、数秒後、前屈みに頭から地に伏せた。
当然のごとくこれもただアイテムボックスを出しただけだ。ゴブリンはアイテムボックスに収納できないから弾かれた。
故に吹き飛ぶ。
はたから見れば拳法家よろしく掌底でゴブリンを飛ばしたかのようだ。
ーアイテムボックスー
アイテムボックスは大きな物を出し入れする際、アイテムボックスの出入り口を大きくすることができる。
逆に小さい物を出し入れしたい時は出入り口を小さくすることもできる。
(この機能は出入り口が小さいせいで物が出し入れすることができないってのを防ぐため?)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
小動物の死体を持っていたゴブリンと目があった。
ゴブリンはビクついた後、踵を返し、逃げた。
(あ、転けた)
木の根に足を引っ掛け、盛大に地面に顔面ダイブを仕掛けるゴブリン。
ただのぼっ立ちでゴブリンを見る俺。
ゴッ
地面に丁度、石でもあったのか鈍い音をたててゴブリンは動かなくなった。
当たり前のことだと思うが。
ゴブリンの首も生物であるゴブリンの体の一部であるためアイテムボックスに収納できない。
入らないものは弾かれるのだが、俺が首を掴んでいるため弾かれるベクトルはゴブリンの首から上下である。
よって、ゴブリンの首ーーーーーもとい頭は空に向かって弾け飛ぶ。
噴水の様にゴブリンの首から血が吹き上げ、血の雨を降らせる。
(ゴブリンの血も赤いんだな)
と、そんな事を思っている間に棍棒を持ったゴブリン2匹の内、足の早い方のゴブリンが俺の側面まで走ってきて俺の上半身を棍棒で殴りつけてくる。
俺は後ろに上体を反らし、攻撃を回避しようとするが先程までゴブリンの首を掴んでいた片腕が攻撃の軌道線上だった。
「グギャ!」
腕一本は貰ったーーーとでも言いたげな鳴き声をあげゴブリンは口角を上げる。
俺はアイテムボックスを使用した。
ぶん!
ゴブリンの棍棒が空を切る。
アイテムボックスを俺は腕を入れた状態で出した。
ーアイテムボックスー
アイテムボックスからアイテムを取り出す時は手を入れ、アイテムを取り出せる。
アイテムボックスの奥にあるアイテムを取り出す時は腕を奥まで突っ込んで取り出せる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そしてアイテムボックスの中からゴブリンが持っていた短剣を取り出しながら、ゴブリンの顔の表面を撫でるように袈裟斬りをする。
「グギャギャ」
あまり血は出ていないが片手で顔の傷を抑え、もう片方の腕で棍棒を振り回す。
棍棒をアイテムボックスで弾き、弾かれた衝撃でゴブリンの頭が上がり、がら空きになった喉に短剣を突き刺した。
「グ、ギャ…」
ゴブリンは上がった両腕をだらんと下に力無く落ろした。棍棒を地面に落とし、俺はゴブリンの腹を蹴りながら短剣を引き抜いた。
後ろに回り込んでいたゴブリンが棍棒を降り下ろしてくる。短剣を持っていない方の手の平を後ろに向けアイテムボックス出す。
ーーーーーただし、俺の背中を覆える程の大きさで。
バチバチッ!
攻撃を弾いた音がした。
俺はすぐさま振り返りアイテムボックスをしまい、ゴブリンの胸辺りに掌を添《そ》えた。
ゴブリンが吹き飛んだ。
2、30メートル程吹き飛び木に打ち付けられ、数秒後、前屈みに頭から地に伏せた。
当然のごとくこれもただアイテムボックスを出しただけだ。ゴブリンはアイテムボックスに収納できないから弾かれた。
故に吹き飛ぶ。
はたから見れば拳法家よろしく掌底でゴブリンを飛ばしたかのようだ。
ーアイテムボックスー
アイテムボックスは大きな物を出し入れする際、アイテムボックスの出入り口を大きくすることができる。
逆に小さい物を出し入れしたい時は出入り口を小さくすることもできる。
(この機能は出入り口が小さいせいで物が出し入れすることができないってのを防ぐため?)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
小動物の死体を持っていたゴブリンと目があった。
ゴブリンはビクついた後、踵を返し、逃げた。
(あ、転けた)
木の根に足を引っ掛け、盛大に地面に顔面ダイブを仕掛けるゴブリン。
ただのぼっ立ちでゴブリンを見る俺。
ゴッ
地面に丁度、石でもあったのか鈍い音をたててゴブリンは動かなくなった。
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