マイフェアレディ〜♪拗らせ公爵と精霊王に溺愛されてます。

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『そうだね ここって嫌な気がしないよ』
『うんうん そう思う
まぁシャルが居たらどこでも良いけど』
サーちゃんとディーちゃんのコメント

「二人にもここが良いところって
ていうか 気が分かるんだね」

『『分かるよ~』』

「そうなんだね 奥様も旦那様も
他の使用人の人達も優しいし
はぁ~ここで本当良かったわ」
世話係のアイラも色々と教えてくれるし

「でも 一番はお風呂よ!
あの石鹸 いい匂いだったなぁ~
髪を洗うのも いい匂いだったし……
アイラさんに洗ってもらったけど
髪も少し艶が出てる気がする」

仕事が終わり 使用人の寮に戻ったら
「シャル!お風呂行こ!」
アイラが部屋にやって来てお風呂に誘う
「えっ?お風呂?」

「使用人用のお風呂が この寮には
あるのよ 初日で疲れただろうから
ゆっくりするのよ」

「分かりました~じゃあ 支度します」

「新しい下着や部屋着も そこに入ってるからね」
アイラは 部屋の中のクローゼットを指さす

「分かりました!」

クローゼットを開けると

「うわぁ~!
これ全部私が使ってもいいんですか?」
そこには 今迄勿論着たこともなく
見たことも無い様な可愛らしい
下着が入っていた

「それ全部シャルのだから
可愛いでしょ~ 奥様と私とで 選んだんだよ~」
アイラが自慢気に話していた

私はというと 感動して ボーッとしてたら いつの間にか お風呂もあがって
髪まで乾かしてもらっていた

「じゃあ また明日ね~
お休み~」
「おやすみなさい」

そして この続きが 冒頭のセリフに
繋がる

お風呂に入って 緊張もほぐれたのか
瞼が下がったまま 上がろうとしなくなってきた
お布団の中に入り横になれば
眠気が明確に……
『シャル もう寝るの?』
サーちゃん

「うん ちょっと…疲れた…みたい…だし…」

スーっと寝息が聞こえ始めた

『緊張してたもんね』
『そだね お休みシャル』









 
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