高司専務の憂鬱 (完)

第16回恋愛小説大賞にて奨励賞をいただきました。
ありがとうございます!

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高司颯天、三十歳。
彼は高司グループの御曹司。女子社員の憧れの的。

総務課の樋口杏香は、その日荒れていた。

「専務の部屋でまだ飲む!
 じゃないと会社辞めてやる!」

偶然バーで会った高司専務に絡んだ杏香は、
そのまま深い関係に……。

専務が悪いわけじゃない。
――悪いのは私。
彼を恨んだりしない。

一大決心をして別れたはず、
なのに?

「お前は俺の女だからいいんだよ」
それってどういうことですか?


※ベリーズカフェ掲載同名小説のR18バージョンです。
描写はソフトですが、苦手な方はすみません。
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