【完結】だらしないオジサンは嫌いですか?

抹茶らて

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ジレンマ⑵

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その後はお風呂を沸かして、今日は一緒に入ろう。明日はちょうど休みだから、ちょっとぐらい羽目を外しても大丈夫だ。

そこまで考えて、自分が達哉とのエッチを望んでいることに気づき、一人で顔を赤くする。

いや、だって付き合ってるし、これくらい考えてしまうのはしょうがない…って一人で何言い訳してるんだか。

ガチャッ

一人でごちゃごちゃ考えていると、扉が開く音がして急いで玄関へ向かう。

「達哉、お帰りなさい!ご飯出来ているよ。でも先に私とお風呂に入らないかい?」

「ただいま、肇さん。いいんですか?一緒に入って…」

「あ、その…明日は休みだから…」

「それじゃあ遠慮なく…」

そう言って達哉は私の身体を抱き上げて脱衣所へ向かう。
こんな大きな体をした私を軽々と持ち上げる達哉は本当にカッコいい。

「それじゃあ肇さん、服脱いでください。」

「あ、あぁ…ちょっと向こうを向いていてくれないか?恥ずかしくて…」

今の身体でもいいって言って貰えたはしたけど、恥ずかしいものは恥ずかしい。

「分かりました。俺も服脱いでおきますね。」

そう言って壁の方を向くと、躊躇いもなく服を脱ぎ始める達哉。私も脱がないと、自分から言い始めたことだし今更恥ずかしいからと止められるものではない。

「達哉、先に入って…ってみ、見てたのか?」

服を脱ぎ終わって振り返ると、全裸でこちらをガン見している達哉の姿が。
女性でもないのに反射的に胸元を隠す仕草をしてしまう。

「すみません、つい。でも、俺は見てないのに、段々と肇さんの肌が紅く染まっていくのに目が離せなくて…」

「い、言わなくていいから!!」

ひと悶着あって、何とか二人でお風呂に入る。

「肇さん、折角なんで洗い合いっこしましょう?」

「い、いいけど…」






洗い合いっこって、その流れで色々触られちゃうんじゃ…





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