ぴるぴる小動物系夫の守り方

駒元いずみ

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本編

17.自分だけではないと気付きましょう

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 ちゅうっと胸の先端にリュカが吸いついている光景を目にして、クロエは早くも泣きそうになった。
もう片方の胸も、爪で軽くひっかかれたりつねられたりしてなぶられる。
「んっ、はぁ、クロエさん……。すごい……」
生気を得られているからか、リュカは譫言うわごとのようにつぶやきながら胸への愛撫を続けた。
そのぷるぷるの唇で胸の蕾をはさみ引っ張ったかと思うと、次の瞬間には舌先でつんつんとつつく。
クロエの体温はじんわり上がり、身体の芯がじりじりと焦がれ出す。
その感覚ですら未知の体験なのに、天使もかくやという美少年が己の胸をねぶっているのだ。
視覚的にも刺激が強過ぎる。
「リュカ、待って。お願い、ちょっと待って」
クロエの情けない懇願に、リュカが顔を上げた。
その頬は薔薇色に染まり、目が潤んでいた。
壮絶に色っぽい。
愛撫を受けているクロエより、数段色っぽい。
こと色気や外見、家事に関しては、リュカに叶わないと認めているクロエだったが、房事となるとこれほどまでに艶めくのかと驚いている。
外見は十二、三の子供であるのに末恐ろしい。
「クロエさん?」
遠い目をするクロエに、リュカが首を傾げた。
クロエは曖昧に笑い、ためらいがちに切り出す。
「あのね……こういうのは情けないのだけど、その、わ、私も初めてだし……もう少し、え、と、そのっ、ゆっくりね、して、欲しいの」
クロエは恥ずかしさのあまり、つっかえつっかえになりながら己の要求を伝えた。
いつもクロエにしごかれている部下が見たら、
『あの勇猛果敢で、男も裸足で逃げ出す女傑で鳴らす鉄の魔女が!?』
と唖然とされそうな拙さだったが、リュカは気にしていないようだ。
照れたように頬をかき、目線を下げた。
「すみません。クロエさんに触れられるのが嬉しくって。そうですよね。まだお昼過ぎですし。時間はたっぷりありますもんね。めいっぱいするには、最初から飛ばし過ぎちゃ駄目ですよね」
「ち、違うわ! 私はそういう理由で言ったのでは!」
「あぁ、はい。これは僕の方の都合です」
慌てるクロエに、リュカはにっこりと笑った。
「でも、することは同じになりますよね。性急にはならずに、ゆっくりしようって」
きらきらと良い笑顔を浮かべるリュカには、邪気の一欠片も見えない。
しかし、邪気が見えないからと言って、無垢かといえばそうではない。
リュカは中身が十六の青年らしく、煩悩にまみれていた。
ことりと首を傾げ、尋ねてくる。
「いきなり乳首や股の間をいじられて舐められるのと、手足やなんかから順番に触っていくのと、どっちがいいですか?」
「………………」
きらきらしい天使の口からは、そうした卑猥な言葉を聞きたくはなかった。
まだリュカに対する幻想を多少は持っていたクロエの顔に、乾いた笑みが浮かぶ。
そのまま現実逃避してしまいたかったが、そうは問屋がおろさなかった。
「希望がないなら、僕の好きにさせてもらいますね! とりあえず、前者で」
「手足から順番がいいわ!」
慌ててクロエが主張すると、リュカはくすりと笑ってうなずいた。
「はい。手足から、ですね」
リュカはクロエの手をとり、その指先に口づける。
何度も手をつないでいるので、クロエの手が剣ダコだらけなのは知られている。
爪も短くしているし、女らしさのない手だ。
そんな手を愛おしそうにちゅっちゅと口づけられまれると、やはり泣きそうになる。
ただ、その理由は恥ずかしさよりも、もっと温かいものだ。
口づけていない所がないほどクロエの両手を食んだリュカは、袖におおわれた手首より上には行かず、スカートの中に手を差し入れた。
絹の靴下の上から、ゆっくりと脚を撫で上げられる。
太股にかかる靴下の縁をなぞって、リュカは少々残念そうな顔をした。
どうしたのか尋ねる前に、その表情は元の甘やかな笑みに戻ってしまう。
「……今のところは直接触れるのが目的ですからね。あれはいずれ……」
リュカはぼそりとつぶやいて、靴下に手をかける。
部屋着だからと靴下止めは履いていなかったので、するりと脱がされた。
ほっそりとした指がクロエの脚をなぞり、手の平で撫で回される。
「きゅっと引き締まった足首、素敵です」
うっとりした声音で、リュカが言う。
クロエは顔をそらしながら、それに反論した。
「でも、腿は太いし、傷も残っているし……」
「綺麗に筋肉がついてますよね。日々の鍛錬を怠ってない証拠じゃないですか」
「それは、そうなんだけど……」
褒められたのは嬉しい。
これからも鍛えるつもりであるが、クロエの理想とする女性像からは外れた身体だという認識がどうしても抜けない。
もごもごとつぶやくクロエの意識が己から逸れているのに気付いたリュカが、スカートの中に頭を突っ込んだ。
「リュカ!」
クロエは驚いてスカートを押さえたが、既に入り込んだリュカを押しのけることは出来なかった。
「ゆっ、ゆっくりしてって言ったでしょう!?」
「えぇ。だから、太股までにしますね」
リュカは太股の内側にするりと頬ずりした。
手は足の付け根ギリギリまでやわやわと揉んでいる。
筋肉の上に薄らのった脂肪の触り心地に、リュカの口元がにぃっと上がった。
それを見ることの出来ないクロエは、文句を飲み込んだ。
譲歩させている自覚があるので、これ以上はクロエの我が儘になってしまうと思ったのだ。
(そもそも、普通の夫婦だったらこのくらいするのよね、たぶん。……恥ずかしい!)
「ん!」
太股の内側を強く吸われた。
「ここなら、見えないから跡を付けても良いですよね」
楽しげな調子で言いながら、リュカが何カ所も吸いついてくる。
ちりっとした痛みがクロエを震わせる。
スカートに隠れて見えない分、余計な想像をしてしまい恥ずかしさが増していた。
「き、着替える時に気を付ければそうだけど、あっ」
かなり付け根ギリギリの所に口づけられて、リュカの腕がソコをかすめた。
「ふふふ。ココ、湿ってきましたね」
「言わないで」
ソコが潤んできているのはクロエも分かっていただけに、事実を突きつけるのは止めて欲しい。


「ふぅ」
思う存分クロエの脚を堪能したリュカが、スカートの中から出てきた。
皮膚からでも太い血管が通っている所は生気を摂取しやすいらしく、やや満足げな表情だ。
「クロエさん」
出来れば今日のところはこの辺りで終わらないだろうか、というクロエの願いは、儚く消えた。
クロエの胸に顔をすり寄せたリュカは、空いた手ではだけた服を完全に脱がそうとしてくる。
クロエは慌てて前身頃を押さえた。
「そ、そんな服を脱がなくても……」
「何を言ってるんですか。肌と肌を直接合わせないといけないんですよ! そうじゃなくても初めてなんですし、クロエさんの一糸まとわぬ姿を隅から隅まで見て触って舐めたいのに!」
ぷっくりと両頬を膨らませて、リュカが抗議する。
可愛らしい表情と言っている内容が一致しないのが残念だ。
それにクロエの方も、裸体をさらしたくない理由がある。
「脚もそうだけど、明るい所で見せるに値するような身体ではないもの。その……普通の女性とは結構違うし……がっかりすると思うわ」
「普通の女性がどうだとかは、僕はそんなに興味ないです。僕が見て触って舐めたいのは、騎士のクロエさんですし」
「でも……」
「ねぇ、クロエさん。お願いです。クロエさんの全部、僕に見せてください」
「うう……」
「駄目、ですか?」
リュカがクロエの胸元にすがりついたまま、形の良い眉をへにょりと下げる。
上目遣いでのおねだりに、クロエが弱いと知っていての行いだ。
更に、クロエがそれを自覚していると知っていてするのだから、余計にたちが悪い。
「クロエさん?」
「わ、分かったわ……」
「じゃあ、脱がせますね!」
上半身を起こしたリュカが、嬉々とクロエの服を脱がせていく。
先に袖を引き抜かれ、胸当ても完全に取り去られた。
腰を浮かせて部屋着が完全に脱がされるという時に、クロエは顔をそらして目を閉じた。
リュカのお願いなので隠すことはしないが、腹がさらされるのが恥ずかしくて仕方がない。
既に胸をさらしていたのにと思われそうだが、今のクロエとしては腹の方がさらしたくなかったのだ。
「わぁ」
感嘆の声をあげたリュカが、クロエの腹を手の平でなぞる。
落胆はされなかったようだと知ったクロエは、詰めていた息を吐いて恐る恐る目を開いた。
「嫌ではない?」
クロエの問いかけに、リュカがきょとんとした顔をする。
「何がですか?」
「その、私のお腹が……」
「綺麗に割れてますよね!」
良い笑顔でリュカが言った。
クロエの腹筋は男性並にバキバキに割れているわけではないが、割れているとはっきり分かる程度には割れている。
過半数以上の男性は、女性の身体に柔らかさを求めている。
これは被害妄想ではなく、男性率が九割の同僚たちの会話を聞いてきたクロエの実感だった。
『女で腹筋割れてるのって、気持ち悪いよな!』
と訓練場で発言した男性新人騎士おばかさんも居たくらいだ。
もちろん、その男性新人騎士おばかさんには教育的指導をしたが、口と態度に出さなければ、他人の好み思想まで文句を付けるつもりはない。
が、リュカにも気持ち悪いと思われたら、クロエは立ち直れなかっただろう。
筋肉が付いて太くなった脚は、スカートの中の暗がりで触れられただけだ。
明るい室内にさらされた腹で引かれないか、それが気がかりだった。
クロエの懸念を吹き飛ばすように、リュカがクロエの腹に口づけを落とした。
腹筋の盛り上がりの縁を、舌でなぞられる。
「リュカ……」
「さっきも言いましたけど、この綺麗な腹筋だって、クロエさんが鍛錬を積んできた証でしょう? それを嫌だなんてとんでもないです」
そう言って、リュカが強く吸いついた。
クロエの腹に赤く小さな花が咲く。
「だいたい、そんなこと言ったら僕の身体はどうだって言うんですか。鍛えた騎士たちの身体を見慣れたクロエさんには、随分貧弱に映るんじゃないですか?」
身体を起こしたリュカが、頬をふくらませた。
クロエは目を瞬いて、リュカの上半身を見回した。
確かに、リュカはすんなりとした少年らしい細さで、むさ苦しい騎士共とは体格がまったく違う。
平らな腹は、もちっとして柔らかそうだ。
「別に私は筋骨隆々な男が好きというわけではないのよ?」
「その言い方、やっぱり僕のことは貧弱だって思ってるんですね?」
クロエはにっこりと笑った。
「そんなことはないわ」
「あからさまな嘘じゃないですか、もうっ」
拗ねたリュカが、ぷいっと横を向いてしまった。
(……そうよね。リュカだって十六の男の子なんだし、いくら可愛らしくたってそれを喜べる年ではないわね)
ムキムキの先輩団員に憧れている若年層の団員の姿を思い出して、クロエは反省した。
理想とする同性の身体つきと違うのは、リュカもそうなのだ。
それを自分だけが卑屈になっているなど、気が回らないにも程がある。
「ごめんなさい、リュカ」
身体を起こしたクロエは、リュカの頭を抱き抱えた。
しっとりして滑らかな背中を撫で下ろし、亜麻色の髪のつむじに口づけを落とす。
「私は今のリュカも好きよ。きっと、成体になったリュカも素敵でしょうけれど」
「クロエさんは、本当にずるいです……」
クロエの胸に顔を埋めたまま、リュカがクロエの背に手を回す。
すがりつくように、ぎゅっと抱きついた。
「リュカがたくさん言ってくれたから。私も少しは素直にならないと」
「そういう所がずるいんです。大人の女の人だって思わされるじゃないですか。僕なんか、すごい子供だって……」
「まさか。確かに見た目は子供だし、言動が幼い時がないとは言わないけれど、リュカは私をちゃんと気遣ってくれるし、家のこともきちんとしてくれているでしょう? 本当の子供なら、こうはいかないわ」
「本当、ですか?」
リュカが顔を上げて尋ねてくる。
クロエは柔らかく微笑みうなずいた。
「えぇ。もちろん」
「クロエさん……」
リュカが目を潤ませぷるぷると震える。
「大好き!」
「きゃっ」
思いっきり体重をかけられ、クロエは再び寝台に押し倒された。
「やっぱりクロエさんは素敵です! 最高です!」
完全な興奮状態であちこちを舐め吸われ、撫で回される。
「あっ」
下履きもあっという間に剥ぎ取られてしまった。
脚の間にリュカの身体があるので、閉じることも叶わない。
クロエは真っ赤になり、ソコをねっとりした視線で見回すリュカを見下ろした。
「わぁ。女の人のここ、こうなってるんですね。一応指南書とかは読んだんですけど、図と実物はやっぱり印象が違いますね」
「んっ」
至近距離で話されると秘所に息がかかり、クロエは小さく身体を震わせた。
「それじゃあ、いただきます」
リュカが太股をするりと撫でてから、蜜口を一舐めした。
続いて蜜口の上の芽に、ちゅうっと吸いつく。
「ああんっ」
思わず漏れた声の大きさに、クロエ自身驚いた。
急いで口元を手で押さえる。
隣家とは庭を挟んで離れているとはいえ、聞かせたい声ではない。
「やっぱり、ここが一番敏感みたいですね」
「だ、だめ」
つんつんと花芽をつつかれて、クロエは弱々しい声をあげた。
「だめ、ですか? 指が嫌なら、やっぱり口でしてあげますね」
にこっと笑ったリュカが、再び花芽を口に含む。
ちろちろと舌先でくすぐられたかと思うと、舌全体で押しつぶすように舐め上げられた。
「あんっ、んふっ、ひゃあっ」
わざとクロエの言葉を取り違えてと抗議しようにも、初めての快感に声を押さえるのに精一杯だった。
びくびく腰を震わせるクロエに、リュカの口角が上がる。
「ふふふ。クロエさんが気持ち良さそうで、僕も嬉しいです。すごく濃厚な生気で、もっとください」
じゅるりと音を立てて、リュカが蜜口に吸いつく。
同時に鼻先で花芽をこね回されて、クロエの身体が小さく跳ねた。
「はぁ、これが気持ちいいみたいですね。んっ、美味しい……」
リュカが蜜口を舐め上げ、ひだを指で弄ぶ。
「リュカ……ひゃんっ……あぁっ」
「もっと、もっと良くなれますよ、クロエさん。時間はまだ、たっぷりありますからね」
薄藍の瞳を獣のように細めて、リュカが言う。
クロエは快楽に流されながら『やはり少し早まったのでは』と、心の片隅で思わなくもなかった。
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