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バターの微笑み
02 ー ジョーカー
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途中フレデリクの所に行ったが、それ以外はずっと焼き菓子を作っていた。そのおかげで屋台用に買った材料の殆どを使ってしまったが、妙な達成感はあった。
皆に朝食を食べさせ終えると、この街での最後の商売が始まる。のだが、アレクセイだけは残っており、誠をじっと見ていた。
「朝食、足りなかった?」
「いや…。マコト、昨日は寝なかったのか?」
「あー…うん。明日出発だろ?だったら今日も店を出したかったし、トマーさんにも挨拶したかったしさ」
「そうか。でも、無理はするな。今日は俺も着いて行くから」
「…へ?」
何でもレビ達は通常業務だが、アレクセイは夕方にある会議に出席するだけだそうだ。道中でその話を聞かされたが、妙に人々の視線がこちらに集まっているので話に集中できない。「屋台のクッキーの人」としてヒソヒソされているのが聞こえてくる。いつか誠がハムを売るようになったら、アレクセイは「ハムの人」と言われるのだろうか。
誠は代表者に料金を支払うと、指定した場所に向かった。
今回は、路地に生えている木と雑貨店の間だ。隣の店員に挨拶をするついでに、並べている商品を少し見る。手作りの木の皿やカップ、ランチョンマットなどが並んでいて、見ているとついつい買いたくなってしまう。紙袋も数種類あったので、帰りに買おうと決めた。
「マコト、今日もあの棚みたいな物を使うのか?」
タープを張ったところで、ワイン用の箱を積むのを手伝ってくれたアレクセイが聞いてくる。騎士団の制服は目立つのでコートだけは私物に着替えてもらったのだが、黒の細身のシルエットのコートは素人が見ても上質な生地を使っていて、更にそれが似合っていたので結局は目立っている。
先程からクッキー目当ての客が店の前をうろうろしているが、アレクセイ目当ての若い男女の視線が痛い。
「そうだけど」
「…危ないから、テーブルを使わないか?」
「テーブル…ねぇ」
どうやら、誠と客の距離が近いのが問題らしい。手でも握られたらどうすると言われたが、そんなヘマをするはずがないし、そんな奴は居ないと思う。
「心配し過ぎじゃね?」
「そんなことはない…が、実は俺も、自分がこれ程までに心配性で嫉妬深いとは思わなかったんだ」
「…ま、いいか。種類も増えたし、テーブルの方がたくさん並べられるしな」
開店前に揉めていても仕方が無い。そしてアレクセイの尾も元気が無い。誠は折り畳みのテーブルをバッグから出し、それだけでは殺風景なので、使う時が来るからと母に押し付けられた大判の風呂敷をテーブルに敷いた。
淡い水色に、端には流水の模様と牡丹がいくつか咲いている風呂敷は、アレクセイの目を惹いたようだ。
「…綺麗だな。そして技術が高い」
「そうなの?俺は良く分からないけど…出さない方が良いかな」
「いや、大丈夫だ。君の一族の花だろう?」
アレクセイは牡丹が描かれているところを少し持ち上げると、ふ、と笑った。
籐籠にクッキーを並べると、準備完了だ。真ん中の籠には、アレクセイに貰った小さなブーケを飾った。これだけは枯らしたくなくて、反則技だが加護をかけた。これで綺麗なまま保てるのだ。
ペナントはアレクセイが付けてくれた。もしかしたら将来、こうして二人で店を出す日が来るのかもしれない。そう思うと、誠は自然と口が弧を描いていた。
一袋の値段は小さめのパン二つ分と、少し高めに設定しているにもかかわらず、今日も飛ぶように売れた。昼過ぎには店仕舞いをして、トマーが居る場所を探して挨拶をした。手土産にと用意したクッキーは、トマーに作って貰ったクッキー型を使っている。
「まあ、あれだ。兄ちゃん、元気でな。騎士殿と仲良く…って、言われなくても大丈夫か」
トマーは誠の隣でへばり付いているアレクセイをチラチラと見ながら、別れを惜しんでくれた。客に今日で最後だと言うと、思い出にデートしてくれと何人かに言われてから、ずっとこんな感じなのだ。
「騎士殿、嫁が美人で大変だろうが、あんまり行動を制限してっと痛い目見るぞ。俺のとこも昔、そんな感じでなぁ…あの時は、可愛い嫁がオーガに見えたね」
「…善処しよう」
しみじみ言うトマーに何か思ったのか、アレクセイは渋々誠から少し離れた。それでも腰に回している手はそのままだ。誠は小さく吹き出すと、トマーに向き合った。
「俺はオーガになる前にアレクセイに言うから、大丈夫ですよ」
「そうか?まあ、兄ちゃんの方が一枚上手っぽいしな。何にしろ、夫婦は良く話し合うのが長続きの秘訣だ。王都に行っても元気でな」
「はい。トマーさんも、お元気で。またこちらに来ます」
いつも大人びて見えるアレクセイも、トマーのような年長者にかかれば子供と同じなのだろう。あれは完全にアレクセイを揶揄っていただけなのに、まに受けてしまっている。誠に関することだからだろうか?
そう思い、誠の方から手を繋いでみた。すると、面白いように銀色の尾は復活を遂げる。
アレクセイは、まだ自分達がツガイだということに慣れないのかもしれない。それは誠自身も同じだ。
ツガイは、一生を共にする相手だ。きっと互いを否定するような喧嘩をしても、生涯離れられない。ツガイ契約は、これからの人生を左右する、大事な分岐点だ。普通ならもっと慎重に相手を決めなければならないのに、誠とアレクセイは互いにツガイだと思っていたが、きっかけがきっかけだ。
だから、ツガイという自覚はあるが、まだどこか気持ちがふわふわしている。どっしり構えられているようで、少しだけ臆病にもなる。
アレクセイが今までより誠に対して心配するのも変に嫉妬するのも、臆病な面が前に出てきているからだろうか。
「あのさぁ…ゆっくり行こうよ」
焦っていても仕方がないから。
付き合っているのかいないのか、あんな微妙な距離だったのに、いきなりツガイになったのだ。それぞれのスピードというものがあるだろう。
誠はなぜか、過去に付き合っていた女性達のことを思い出していた。
彼女達とはこんなふうに話したりしたことは無かった。向こうが誠をアクセサリー感覚で、しつこく付き纏っていたのだ。「付き合った」という箔が欲しいということが分かっていたので、こうして手を繋ぐこともしたくなかったのだ。
けれどアレクセイは、アレクセイだけは違う。もっといろんな話をして、同じ物を見て、時には違う意見を言い合って。けれど同じテンポで歩いていきたいと思う。
誠は繋いだ手を、ぶんぶんと振った。
「マコト」
やっといつもの調子に戻ったのか、アレクセイは口角を上げている。
「何?」
「君の言う通り、ゆっくり行こう。俺たちのスピードで」
「おう」
「…恋は一人でできるが、愛し合うのは二人でしかできない。以前、兄上が言っていたんだ。確かにそうだと思った」
「うん」
「俺はきっと、まだ浮かれている。多分ずっと浮かれているんだと思う」
「うん」
「…こんな俺でも、嫌いにならないでくれ」
「ならないよ」
誠はキッパリと断言した。繋いだ手の指と指を絡ませ合う。
「だってアレクセイって、可愛いんだもん」
「…俺がか?可愛いのは君だと思うが」
「アレクセイだよ。でも、その可愛いところは俺だけが知ってれば良いって思うよ」
狼もそうだが、誠の独占欲も大概だ。けれど誠はアレクセイのように表には出さず、隠れてこっそりとヤキモチを焼くし、ニヤニヤ笑ったりもする。
今はその全てが楽しいし、不思議な気分だ。もっともっと、アレクセイのいろんな表情を見たいとも思う。
「…あ。小麦粉とか買わないといけないんだった。アレクセイ、小麦粉!」
「分かった分かった。先に製粉店だな。次は…精肉店か?」
「よく分かったな。卵もたくさん買わないと」
昼のピーク時を過ぎた通りは、手を繋いでいても歩きやすい。じゃれ合いながら、誠はアレクセイに買い出しを付き合ってもらっていた。
次の村に行けば、今度こそ王都だ。何事もなく辿り着ければ良い。誠はそう願いながら、アレクセイの手をぎゅっと握った。
ツガイができると、獣人は強くなるとオスカーが言っていたが、それは誠も同じだ。だから無鉄砲と思えることもできるし、狡猾にもなれる。
全ては己のツガイのために。
そこに理由なんて無い。だって、アレクセイだから。それだけだ。
けれどそのアレクセイに危険なことをするなと言われたから、ジョーカーの使用権を彼の兄に譲った。アレクセイのためだったら、自分を上手く使ってくれるだろう。そのための保険だ。
ここは日本とは違う世界だ。石橋は叩きまくって渡る方が、安全だろう。
まだ少し痛む手の甲をちらりと見て、誠は小さく笑っていた。
皆に朝食を食べさせ終えると、この街での最後の商売が始まる。のだが、アレクセイだけは残っており、誠をじっと見ていた。
「朝食、足りなかった?」
「いや…。マコト、昨日は寝なかったのか?」
「あー…うん。明日出発だろ?だったら今日も店を出したかったし、トマーさんにも挨拶したかったしさ」
「そうか。でも、無理はするな。今日は俺も着いて行くから」
「…へ?」
何でもレビ達は通常業務だが、アレクセイは夕方にある会議に出席するだけだそうだ。道中でその話を聞かされたが、妙に人々の視線がこちらに集まっているので話に集中できない。「屋台のクッキーの人」としてヒソヒソされているのが聞こえてくる。いつか誠がハムを売るようになったら、アレクセイは「ハムの人」と言われるのだろうか。
誠は代表者に料金を支払うと、指定した場所に向かった。
今回は、路地に生えている木と雑貨店の間だ。隣の店員に挨拶をするついでに、並べている商品を少し見る。手作りの木の皿やカップ、ランチョンマットなどが並んでいて、見ているとついつい買いたくなってしまう。紙袋も数種類あったので、帰りに買おうと決めた。
「マコト、今日もあの棚みたいな物を使うのか?」
タープを張ったところで、ワイン用の箱を積むのを手伝ってくれたアレクセイが聞いてくる。騎士団の制服は目立つのでコートだけは私物に着替えてもらったのだが、黒の細身のシルエットのコートは素人が見ても上質な生地を使っていて、更にそれが似合っていたので結局は目立っている。
先程からクッキー目当ての客が店の前をうろうろしているが、アレクセイ目当ての若い男女の視線が痛い。
「そうだけど」
「…危ないから、テーブルを使わないか?」
「テーブル…ねぇ」
どうやら、誠と客の距離が近いのが問題らしい。手でも握られたらどうすると言われたが、そんなヘマをするはずがないし、そんな奴は居ないと思う。
「心配し過ぎじゃね?」
「そんなことはない…が、実は俺も、自分がこれ程までに心配性で嫉妬深いとは思わなかったんだ」
「…ま、いいか。種類も増えたし、テーブルの方がたくさん並べられるしな」
開店前に揉めていても仕方が無い。そしてアレクセイの尾も元気が無い。誠は折り畳みのテーブルをバッグから出し、それだけでは殺風景なので、使う時が来るからと母に押し付けられた大判の風呂敷をテーブルに敷いた。
淡い水色に、端には流水の模様と牡丹がいくつか咲いている風呂敷は、アレクセイの目を惹いたようだ。
「…綺麗だな。そして技術が高い」
「そうなの?俺は良く分からないけど…出さない方が良いかな」
「いや、大丈夫だ。君の一族の花だろう?」
アレクセイは牡丹が描かれているところを少し持ち上げると、ふ、と笑った。
籐籠にクッキーを並べると、準備完了だ。真ん中の籠には、アレクセイに貰った小さなブーケを飾った。これだけは枯らしたくなくて、反則技だが加護をかけた。これで綺麗なまま保てるのだ。
ペナントはアレクセイが付けてくれた。もしかしたら将来、こうして二人で店を出す日が来るのかもしれない。そう思うと、誠は自然と口が弧を描いていた。
一袋の値段は小さめのパン二つ分と、少し高めに設定しているにもかかわらず、今日も飛ぶように売れた。昼過ぎには店仕舞いをして、トマーが居る場所を探して挨拶をした。手土産にと用意したクッキーは、トマーに作って貰ったクッキー型を使っている。
「まあ、あれだ。兄ちゃん、元気でな。騎士殿と仲良く…って、言われなくても大丈夫か」
トマーは誠の隣でへばり付いているアレクセイをチラチラと見ながら、別れを惜しんでくれた。客に今日で最後だと言うと、思い出にデートしてくれと何人かに言われてから、ずっとこんな感じなのだ。
「騎士殿、嫁が美人で大変だろうが、あんまり行動を制限してっと痛い目見るぞ。俺のとこも昔、そんな感じでなぁ…あの時は、可愛い嫁がオーガに見えたね」
「…善処しよう」
しみじみ言うトマーに何か思ったのか、アレクセイは渋々誠から少し離れた。それでも腰に回している手はそのままだ。誠は小さく吹き出すと、トマーに向き合った。
「俺はオーガになる前にアレクセイに言うから、大丈夫ですよ」
「そうか?まあ、兄ちゃんの方が一枚上手っぽいしな。何にしろ、夫婦は良く話し合うのが長続きの秘訣だ。王都に行っても元気でな」
「はい。トマーさんも、お元気で。またこちらに来ます」
いつも大人びて見えるアレクセイも、トマーのような年長者にかかれば子供と同じなのだろう。あれは完全にアレクセイを揶揄っていただけなのに、まに受けてしまっている。誠に関することだからだろうか?
そう思い、誠の方から手を繋いでみた。すると、面白いように銀色の尾は復活を遂げる。
アレクセイは、まだ自分達がツガイだということに慣れないのかもしれない。それは誠自身も同じだ。
ツガイは、一生を共にする相手だ。きっと互いを否定するような喧嘩をしても、生涯離れられない。ツガイ契約は、これからの人生を左右する、大事な分岐点だ。普通ならもっと慎重に相手を決めなければならないのに、誠とアレクセイは互いにツガイだと思っていたが、きっかけがきっかけだ。
だから、ツガイという自覚はあるが、まだどこか気持ちがふわふわしている。どっしり構えられているようで、少しだけ臆病にもなる。
アレクセイが今までより誠に対して心配するのも変に嫉妬するのも、臆病な面が前に出てきているからだろうか。
「あのさぁ…ゆっくり行こうよ」
焦っていても仕方がないから。
付き合っているのかいないのか、あんな微妙な距離だったのに、いきなりツガイになったのだ。それぞれのスピードというものがあるだろう。
誠はなぜか、過去に付き合っていた女性達のことを思い出していた。
彼女達とはこんなふうに話したりしたことは無かった。向こうが誠をアクセサリー感覚で、しつこく付き纏っていたのだ。「付き合った」という箔が欲しいということが分かっていたので、こうして手を繋ぐこともしたくなかったのだ。
けれどアレクセイは、アレクセイだけは違う。もっといろんな話をして、同じ物を見て、時には違う意見を言い合って。けれど同じテンポで歩いていきたいと思う。
誠は繋いだ手を、ぶんぶんと振った。
「マコト」
やっといつもの調子に戻ったのか、アレクセイは口角を上げている。
「何?」
「君の言う通り、ゆっくり行こう。俺たちのスピードで」
「おう」
「…恋は一人でできるが、愛し合うのは二人でしかできない。以前、兄上が言っていたんだ。確かにそうだと思った」
「うん」
「俺はきっと、まだ浮かれている。多分ずっと浮かれているんだと思う」
「うん」
「…こんな俺でも、嫌いにならないでくれ」
「ならないよ」
誠はキッパリと断言した。繋いだ手の指と指を絡ませ合う。
「だってアレクセイって、可愛いんだもん」
「…俺がか?可愛いのは君だと思うが」
「アレクセイだよ。でも、その可愛いところは俺だけが知ってれば良いって思うよ」
狼もそうだが、誠の独占欲も大概だ。けれど誠はアレクセイのように表には出さず、隠れてこっそりとヤキモチを焼くし、ニヤニヤ笑ったりもする。
今はその全てが楽しいし、不思議な気分だ。もっともっと、アレクセイのいろんな表情を見たいとも思う。
「…あ。小麦粉とか買わないといけないんだった。アレクセイ、小麦粉!」
「分かった分かった。先に製粉店だな。次は…精肉店か?」
「よく分かったな。卵もたくさん買わないと」
昼のピーク時を過ぎた通りは、手を繋いでいても歩きやすい。じゃれ合いながら、誠はアレクセイに買い出しを付き合ってもらっていた。
次の村に行けば、今度こそ王都だ。何事もなく辿り着ければ良い。誠はそう願いながら、アレクセイの手をぎゅっと握った。
ツガイができると、獣人は強くなるとオスカーが言っていたが、それは誠も同じだ。だから無鉄砲と思えることもできるし、狡猾にもなれる。
全ては己のツガイのために。
そこに理由なんて無い。だって、アレクセイだから。それだけだ。
けれどそのアレクセイに危険なことをするなと言われたから、ジョーカーの使用権を彼の兄に譲った。アレクセイのためだったら、自分を上手く使ってくれるだろう。そのための保険だ。
ここは日本とは違う世界だ。石橋は叩きまくって渡る方が、安全だろう。
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