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6 逃亡の王子様
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どうしたら清人様に会えるか、悩みに悩んで。
俺のスマホに、清人様の連絡先は登録してるけど上手くお話しできる自信もなくてね。
連絡もなくて会えないなんて初めてだし、直接お会いした方がいいんじゃないかって、みどりちゃんにも背中を押してもらって.....
き、来てしまった!
「ど、どうしよう、みどりちゃんっ」
「なんか、入りにくいわね」
なんかじゃなく、すごくだよ!
赤レンガ造りの壁づたいに歩き、やっとついた大学正門前。
αしか通えない、超名門大学っ
つまり、清人様の通う大学前に来てしまった!
御屋敷はね、さすがに親の職場でもあるし、呼ばれてないのに行けないし。
でも大学なら、不特定多数の人が出入りしてるわけだから、行きやすいんじゃないかなって。
一人は怖いから、みどりちゃんについてきて貰ったんだけど。
すみません、安易に考え過ぎてましたっ
門の前にも、その奥の警備室にも、警備員さんが並んでるし。
出入りしている人は、洗練されてキラキラピカピカ光るαの皆様ばかりだしっ
敷居が高すぎるっ
俺のスマホに、清人様の連絡先は登録してるけど上手くお話しできる自信もなくてね。
連絡もなくて会えないなんて初めてだし、直接お会いした方がいいんじゃないかって、みどりちゃんにも背中を押してもらって.....
き、来てしまった!
「ど、どうしよう、みどりちゃんっ」
「なんか、入りにくいわね」
なんかじゃなく、すごくだよ!
赤レンガ造りの壁づたいに歩き、やっとついた大学正門前。
αしか通えない、超名門大学っ
つまり、清人様の通う大学前に来てしまった!
御屋敷はね、さすがに親の職場でもあるし、呼ばれてないのに行けないし。
でも大学なら、不特定多数の人が出入りしてるわけだから、行きやすいんじゃないかなって。
一人は怖いから、みどりちゃんについてきて貰ったんだけど。
すみません、安易に考え過ぎてましたっ
門の前にも、その奥の警備室にも、警備員さんが並んでるし。
出入りしている人は、洗練されてキラキラピカピカ光るαの皆様ばかりだしっ
敷居が高すぎるっ
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