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第4章
違う場所
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‥
お馴染みの校舎裏。
ではなく。
リオンさんオススメのスポットだという
裏庭園にきた。
「へえ、庭園って薔薇だらけの、あそこだけだと思ってました」
「ああ、あれ、ファイの趣味。」
「‥」
「ここは、主にハーブを育ててる。」
「いい匂いですね‥」
「でしょ?俺のお気に入りの場所なんだ」
ゆったりとした時間が流れる
リオンさんお手製のサンドイッチを頂いて、
って、朝サンドイッチの話をしていたから、2人で思い出して笑って
それから
たわいのない話をして‥
「なんだか、エルくんといると落ち着くよ」
「俺もです。」
「ぷは、やっぱ気が合うねー」
「はは、そうですね。」
「‥ファイがさ‥今日言ってたんだ。エルくんの気持ちが分からないって」
「ッ、お、俺の気持ちですか?」
な、なんだか意外な言葉すぎて、
反応に困る‥
「うん。朝揉めたんだってねー。平気だった?」
「‥はい、パールくんが庇ってくれました。本当に‥小さい体のどこに、あんなパワーが隠されているのやら‥」
「はは、シオンちゃん、意外と力が強いからねー。‥俺も一度背負い投げされて‥腰を痛めたよ‥あれは、恐怖だった‥。」
「ぷっ、背負い投げ、ですかっ!?」
「うん‥シオンちゃんに振られる前にね、無理矢理キスしようとしたら、いつのまにか地面に寝てた‥。」
「うわ‥なんというか‥どんまい、です?」
「好きでもないやつに、キスするなーって、怒られちゃったよ」
「そう、ですか‥って、え?リオンさんは、パールくんの事が本気だったんじゃ?」
んん?
なんだか、話が分からないぞ?
「‥うーん、えっと
色々紛らわしくなりそうだから、言わなかったんだけど‥俺、
ファイの事が好きだったんだ‥」
お馴染みの校舎裏。
ではなく。
リオンさんオススメのスポットだという
裏庭園にきた。
「へえ、庭園って薔薇だらけの、あそこだけだと思ってました」
「ああ、あれ、ファイの趣味。」
「‥」
「ここは、主にハーブを育ててる。」
「いい匂いですね‥」
「でしょ?俺のお気に入りの場所なんだ」
ゆったりとした時間が流れる
リオンさんお手製のサンドイッチを頂いて、
って、朝サンドイッチの話をしていたから、2人で思い出して笑って
それから
たわいのない話をして‥
「なんだか、エルくんといると落ち着くよ」
「俺もです。」
「ぷは、やっぱ気が合うねー」
「はは、そうですね。」
「‥ファイがさ‥今日言ってたんだ。エルくんの気持ちが分からないって」
「ッ、お、俺の気持ちですか?」
な、なんだか意外な言葉すぎて、
反応に困る‥
「うん。朝揉めたんだってねー。平気だった?」
「‥はい、パールくんが庇ってくれました。本当に‥小さい体のどこに、あんなパワーが隠されているのやら‥」
「はは、シオンちゃん、意外と力が強いからねー。‥俺も一度背負い投げされて‥腰を痛めたよ‥あれは、恐怖だった‥。」
「ぷっ、背負い投げ、ですかっ!?」
「うん‥シオンちゃんに振られる前にね、無理矢理キスしようとしたら、いつのまにか地面に寝てた‥。」
「うわ‥なんというか‥どんまい、です?」
「好きでもないやつに、キスするなーって、怒られちゃったよ」
「そう、ですか‥って、え?リオンさんは、パールくんの事が本気だったんじゃ?」
んん?
なんだか、話が分からないぞ?
「‥うーん、えっと
色々紛らわしくなりそうだから、言わなかったんだけど‥俺、
ファイの事が好きだったんだ‥」
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