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1年生編
豊満な果実と控えめな少女
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-side 田島亮-
黒歴史という言葉をご存知だろうか。それは学生(主に男子)が学生生活でやらかした思い出の数々の総称である。だが、一口に黒歴史と言っても種類は様々だ。
ある者は自分には異能の力があると思い込んでわけの分からない技名を叫び、謎のポーズをとる。
また、ある者は自分が考えた世界の設定を書き殴ったノートを作り、その設定を他人にも強要して冷めた目で見られる。
また、ある者はかわいい子にちょっと優しくされただけで勘違いして告白し、
「ごめん、友達じゃダメかな?」
というお約束のセリフをもらって玉砕する。
後で冷静になると過去の自分を殺したくなって羞恥で悶絶するような思い出。それを人は黒歴史と呼ぶ。
----------------------
俺、田島亮はつい先ほどその黒歴史を作ってしまった。現在、教室の窓側の列の一番前の席、つまり自分の席で頭を抱えて悶絶中。つい先ほどHRが終わったところである。
クラスメイト全員の前であんなクサい事言って号泣。それだけに飽き足らず皆見てる前でクラスメイト数人と抱き合って号泣。これを黒歴史と呼ばずして何と呼ぼうか。
いや、あの瞬間は青春ってこんなものなのかなとか思ったりしたよ?感動してたのも事実だしさ。でもクラスメイト全員の目の前でやることじゃなかったわ...
あぁぁぁ、恥ずかしいぃぃぃぃ!
死ね、あの時の俺よ、疾く死ね。そして今も俺のせいで教室の空気が自習中なのにシリアス一色。マジでこの場に居るのが辛い。お願いだ。誰か俺を殺してくれ。
「田島ぁ、なんで頭抱えてるの?どうかしたの?」
シリアスな空気を切り裂いて俺に声を掛けてきたのは俺の右隣の席の女子だった。
そして声の主を見て俺のシリアスな気分も切り裂かれた。なぜなら彼女の胸がバチクソ豊満だったからである。うん、多分咲の3倍くらいあるな、コレは。
「マ、マスクメロン...」
しまった、つい胸元に対する感想が漏れた。
「ん? なんか言った?」
「いや、断じて何も言ってない。すまないが今涙目で顔が酷いから会話は後にしてくれないか?」
「えー、普通に話せてるからいいじゃん。顔とか気にしないし」
いや、俺が顔を気にするんだよ。
ていうか君なんでそんなに目の周りカラッカラに乾いてんの? 君もさっきまで泣いてたよね?
まあ会話のお誘いを断るのも申し訳ないしな。話を続けるとするか。
「じゃあ名前聞いてもいいか」
「あ、そっか。名前教えなきゃだよね。私は仁科唯。入院中に結構SNSでやりとりしてたよね?」
「ああ、お前って仁科か。駅伝部の」
「そうそう。これからもよろしく」
「ああ、こちらこそよろしく頼む」
仁科唯とはSNSでやりとりをしていたが、メッセージで文面を見るだけだった。だから記憶を失って以来、実際に顔を見るのは初めてだった。
なんか思ってたよりもずっと美人だった。メッセージの文面はサバサバしていて男っぽかったんだけどな。やばい、女子として意識すると何か緊張してきた。
少し緊張して何を話そうか悩んでいると仁科から声を掛けてきた。
「部活にはいつから来るの?」
「ああ、それは...」
しまった。入院中は記憶喪失のことを伝えるので精一杯だった。だから右足の後遺症のせいで二度と走れないことを伝えるの完全に忘れてた。まあ、柏木先生は母さんから聞いてて知ってたっぽいけどな。
「すまない。部活のことについては放課後に駅伝部に顔を出して話すつもりだ。すまないが、それまで待っててくれないか」
いずれ駅伝部に顔を出して俺の口から部を辞める旨を話さなければならないことは分かっていた。良い機会だ。もう今日話してしまおう。
「そうなの? わかった。じゃあ今は聞かないことにするよ」
仁科はそれ以上部活のことについて聞いてくることはなかった。
仁科との会話を終えた俺は1限目の残り時間を睡眠に費やすことにした。奈々ちゃん先生ごめんよ。1限の時間をクラスメイトとの交流に当てて欲しかったんだろうけど眠いんだわ。昨日不安で一睡もできなかったんだわ。それじゃあおやすみ...
と机に突っ伏そうとした時だった。
「た、田島くんちょっといい...?」
俺を呼ぶ声がする。女の子の声だな。ちょっとアニメ声っぽい。誰だ?
顔を上げると俺の席の前に女子小学生が立っていた。
違う、女子小学生じゃない。女子小学生並みに小さい女子高生だ。なんかややこしいな、オイ。
目の前の彼女は前髪が目を隠すほど長く、大きな眼鏡をかけていた。つまり、顔がよく見えない。
「えーと...まずは名前を聞いて良い?」
「み、岬京香です」
「なるほど岬さんね。ん? 岬京香!?」
なんと突然目の前に現れた彼女は岬京香だった。あれ?でもこの子にとっての俺ってさ、事故から助けられたとしても仲良くしたくないレベルの男じゃなかったっけ...
なんでわざわざ俺の席まで来たんだ?
「ご用件は何でございましょうか」
岬さんを警戒してめっちゃ敬語になってしまった。
「あの...えと...その...事故から助けてくれて本当にありがとうございました!」
岬さんの声が急に大きくなったので教室中の視線がこちらに集まった。俺の席から5席分ほど後ろの席に着いている咲も自習の手を止めてこちらに注目している。そういやこいつ同じクラスだったな。
あのー、咲さん? なぜこちらを睨んでいるのでしょうか? 怖いよ?
咲に怯えつつ岬さんへの返答をする。
「お礼は前もしてくれたじゃないか。まあ岬さんが無事で良かったよ。」
俺は助けた時のこと覚えてないからこの子にお礼を言われる資格なんて無い気がするんだけどな。まあ、彼女が無事で良かったというのは本心だ。
「お、お礼は前もしたんですけど...その...やっぱり...ちょ、直接感謝を伝えたくて...」
どうやらこの子は話すのが少し苦手なようだ。なのに人目があるにも関わらず、わざわざ俺の席までお礼を言いに来てくれたらしい。どうにも俺はこの子が人を嫌うようには見えない。
昨夜のメッセージ無視の件に対して疑念を抱いた俺は岬さんに質問をしてみることにした。
「昨日、メッセージで岬さんに時間割聞いたんだけど見てくれた?」
俺が岬さんに嫌われているかをここまで気にするのには理由がある。
その理由とは俺は岬さんと友達になりたいと思っているということだ。正直感謝の気持ちを伝えられるよりも岬さんと仲良くなれる方が嬉しい。
別に女子だから仲良くしたいというわけではない。わざわざ命張って救った人との関係が事故の時限りで終わるというのがなんとなく寂しいだけだ。でも岬さんが俺のことを嫌っているなら交友関係を強要するつもりはない。
だから直接会話して、態度を見て本当に嫌われているのかを見極める。今はあくまで嫌われている『かもしれない』状態だ。確証は得ていない。
俺の問いかけから少し間を空けた後に岬さんの口が開いた。
「ご、ごめん、昨日携帯水没させて壊れちゃったんだ...だからメッセージ見れてない...」
「...へ? あ、なるほどね...アハハ」
ふむ、なるほどなるほど...
...なぜ俺はその考えに至らなかったあぁぁぁ!
返信できない理由なんて今考えればいくらでもあるじゃないか。その日は忙しかったとか、携帯壊れてたとかさ。
なのに俺は勝手に嫌われてるかもとか勘違いしてたのかよ。うわ、なんか恥ずかしい。
まあ、昨日は母さんから補修のこと聞いて憂鬱になってたからな...
なんでも悪い方向に考えていたのかもな。
「...た、田島くん!」
俺が勝手に自己完結していると岬さんが俺の名前を呼びながら突然顔を耳元に近づけてきた。
...え、俺今から何されるの!?
俺が動揺していると岬さんは予想だにしない言葉を俺の耳元で囁いた。
「それと、あの...私のパパとママが田島くんを今日家に招きたいって言ってるんだけど...」
なるほど。そんなこと大きな声で言えないから耳打ちしたわけね。
...え? それって俺が岬さんの家に行くってことか?
黒歴史という言葉をご存知だろうか。それは学生(主に男子)が学生生活でやらかした思い出の数々の総称である。だが、一口に黒歴史と言っても種類は様々だ。
ある者は自分には異能の力があると思い込んでわけの分からない技名を叫び、謎のポーズをとる。
また、ある者は自分が考えた世界の設定を書き殴ったノートを作り、その設定を他人にも強要して冷めた目で見られる。
また、ある者はかわいい子にちょっと優しくされただけで勘違いして告白し、
「ごめん、友達じゃダメかな?」
というお約束のセリフをもらって玉砕する。
後で冷静になると過去の自分を殺したくなって羞恥で悶絶するような思い出。それを人は黒歴史と呼ぶ。
----------------------
俺、田島亮はつい先ほどその黒歴史を作ってしまった。現在、教室の窓側の列の一番前の席、つまり自分の席で頭を抱えて悶絶中。つい先ほどHRが終わったところである。
クラスメイト全員の前であんなクサい事言って号泣。それだけに飽き足らず皆見てる前でクラスメイト数人と抱き合って号泣。これを黒歴史と呼ばずして何と呼ぼうか。
いや、あの瞬間は青春ってこんなものなのかなとか思ったりしたよ?感動してたのも事実だしさ。でもクラスメイト全員の目の前でやることじゃなかったわ...
あぁぁぁ、恥ずかしいぃぃぃぃ!
死ね、あの時の俺よ、疾く死ね。そして今も俺のせいで教室の空気が自習中なのにシリアス一色。マジでこの場に居るのが辛い。お願いだ。誰か俺を殺してくれ。
「田島ぁ、なんで頭抱えてるの?どうかしたの?」
シリアスな空気を切り裂いて俺に声を掛けてきたのは俺の右隣の席の女子だった。
そして声の主を見て俺のシリアスな気分も切り裂かれた。なぜなら彼女の胸がバチクソ豊満だったからである。うん、多分咲の3倍くらいあるな、コレは。
「マ、マスクメロン...」
しまった、つい胸元に対する感想が漏れた。
「ん? なんか言った?」
「いや、断じて何も言ってない。すまないが今涙目で顔が酷いから会話は後にしてくれないか?」
「えー、普通に話せてるからいいじゃん。顔とか気にしないし」
いや、俺が顔を気にするんだよ。
ていうか君なんでそんなに目の周りカラッカラに乾いてんの? 君もさっきまで泣いてたよね?
まあ会話のお誘いを断るのも申し訳ないしな。話を続けるとするか。
「じゃあ名前聞いてもいいか」
「あ、そっか。名前教えなきゃだよね。私は仁科唯。入院中に結構SNSでやりとりしてたよね?」
「ああ、お前って仁科か。駅伝部の」
「そうそう。これからもよろしく」
「ああ、こちらこそよろしく頼む」
仁科唯とはSNSでやりとりをしていたが、メッセージで文面を見るだけだった。だから記憶を失って以来、実際に顔を見るのは初めてだった。
なんか思ってたよりもずっと美人だった。メッセージの文面はサバサバしていて男っぽかったんだけどな。やばい、女子として意識すると何か緊張してきた。
少し緊張して何を話そうか悩んでいると仁科から声を掛けてきた。
「部活にはいつから来るの?」
「ああ、それは...」
しまった。入院中は記憶喪失のことを伝えるので精一杯だった。だから右足の後遺症のせいで二度と走れないことを伝えるの完全に忘れてた。まあ、柏木先生は母さんから聞いてて知ってたっぽいけどな。
「すまない。部活のことについては放課後に駅伝部に顔を出して話すつもりだ。すまないが、それまで待っててくれないか」
いずれ駅伝部に顔を出して俺の口から部を辞める旨を話さなければならないことは分かっていた。良い機会だ。もう今日話してしまおう。
「そうなの? わかった。じゃあ今は聞かないことにするよ」
仁科はそれ以上部活のことについて聞いてくることはなかった。
仁科との会話を終えた俺は1限目の残り時間を睡眠に費やすことにした。奈々ちゃん先生ごめんよ。1限の時間をクラスメイトとの交流に当てて欲しかったんだろうけど眠いんだわ。昨日不安で一睡もできなかったんだわ。それじゃあおやすみ...
と机に突っ伏そうとした時だった。
「た、田島くんちょっといい...?」
俺を呼ぶ声がする。女の子の声だな。ちょっとアニメ声っぽい。誰だ?
顔を上げると俺の席の前に女子小学生が立っていた。
違う、女子小学生じゃない。女子小学生並みに小さい女子高生だ。なんかややこしいな、オイ。
目の前の彼女は前髪が目を隠すほど長く、大きな眼鏡をかけていた。つまり、顔がよく見えない。
「えーと...まずは名前を聞いて良い?」
「み、岬京香です」
「なるほど岬さんね。ん? 岬京香!?」
なんと突然目の前に現れた彼女は岬京香だった。あれ?でもこの子にとっての俺ってさ、事故から助けられたとしても仲良くしたくないレベルの男じゃなかったっけ...
なんでわざわざ俺の席まで来たんだ?
「ご用件は何でございましょうか」
岬さんを警戒してめっちゃ敬語になってしまった。
「あの...えと...その...事故から助けてくれて本当にありがとうございました!」
岬さんの声が急に大きくなったので教室中の視線がこちらに集まった。俺の席から5席分ほど後ろの席に着いている咲も自習の手を止めてこちらに注目している。そういやこいつ同じクラスだったな。
あのー、咲さん? なぜこちらを睨んでいるのでしょうか? 怖いよ?
咲に怯えつつ岬さんへの返答をする。
「お礼は前もしてくれたじゃないか。まあ岬さんが無事で良かったよ。」
俺は助けた時のこと覚えてないからこの子にお礼を言われる資格なんて無い気がするんだけどな。まあ、彼女が無事で良かったというのは本心だ。
「お、お礼は前もしたんですけど...その...やっぱり...ちょ、直接感謝を伝えたくて...」
どうやらこの子は話すのが少し苦手なようだ。なのに人目があるにも関わらず、わざわざ俺の席までお礼を言いに来てくれたらしい。どうにも俺はこの子が人を嫌うようには見えない。
昨夜のメッセージ無視の件に対して疑念を抱いた俺は岬さんに質問をしてみることにした。
「昨日、メッセージで岬さんに時間割聞いたんだけど見てくれた?」
俺が岬さんに嫌われているかをここまで気にするのには理由がある。
その理由とは俺は岬さんと友達になりたいと思っているということだ。正直感謝の気持ちを伝えられるよりも岬さんと仲良くなれる方が嬉しい。
別に女子だから仲良くしたいというわけではない。わざわざ命張って救った人との関係が事故の時限りで終わるというのがなんとなく寂しいだけだ。でも岬さんが俺のことを嫌っているなら交友関係を強要するつもりはない。
だから直接会話して、態度を見て本当に嫌われているのかを見極める。今はあくまで嫌われている『かもしれない』状態だ。確証は得ていない。
俺の問いかけから少し間を空けた後に岬さんの口が開いた。
「ご、ごめん、昨日携帯水没させて壊れちゃったんだ...だからメッセージ見れてない...」
「...へ? あ、なるほどね...アハハ」
ふむ、なるほどなるほど...
...なぜ俺はその考えに至らなかったあぁぁぁ!
返信できない理由なんて今考えればいくらでもあるじゃないか。その日は忙しかったとか、携帯壊れてたとかさ。
なのに俺は勝手に嫌われてるかもとか勘違いしてたのかよ。うわ、なんか恥ずかしい。
まあ、昨日は母さんから補修のこと聞いて憂鬱になってたからな...
なんでも悪い方向に考えていたのかもな。
「...た、田島くん!」
俺が勝手に自己完結していると岬さんが俺の名前を呼びながら突然顔を耳元に近づけてきた。
...え、俺今から何されるの!?
俺が動揺していると岬さんは予想だにしない言葉を俺の耳元で囁いた。
「それと、あの...私のパパとママが田島くんを今日家に招きたいって言ってるんだけど...」
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