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第七十九話 感謝
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俺は一歩踏み出す。
「ぐっ」
セクデスは歯を食いしばり半歩後退した足を踏み止めた。
「どうした、腰が引けてるぞ?」
更に一歩踏み込む。
「死を想うこと無く日々のほほんと生きている若造如きに」
セクデスは恐怖で歪んだ顔で笑って引き金を引く。
パン
パン
パン
ドスッドスッドスと俺の胸に銃弾がめり込んでいく。
防弾コートが銃弾を止めて貫通はしないが、衝撃はもろに来る。まあヘビー級ボクサーのストレートの連打を受けたようなもの。
ちょうど肋の上に直撃した鉛玉が肋をへし折る。
「はふゅーーーはふゅーー」
肋が折れて横隔膜の制御に支障、呼吸が上手く出来なくなる。放っておけば肺を突き破る危険すら有る。
「ふんっ」
気合いと共に手刀を折れた肋の下に突き込み、吐きそうになる痛みを堪えてぐにゅ~と肉を押しのけつつ肋を掴んでごきっと正しい位置に直す。
「よしっ」
肋が正常な位置でギプスのような何かで固定された。
額の時もそうだが、このセクデスの認識領域においては欠損した肉体を何かの力が補ってくれるようだ。脳が無ければ体を動かすためのコンピューター、心臓が壊れれば血を循環させるポンプ。動かない体を動くように、部品を交換すれば動く機械かのようにパーツが取り付けられる。そのパーツが医術による人工物でなく魔というだけだ。
確かに消滅しない限り修理できない機械が無いように、これじゃあ人間もどこまでいけば死なのか分からなくなるな。
「ぐっ」
恐ろしき死を超越する力、セクデスの力を完全に逆手に取って弱い俺は強いセクデスと対等になって一歩踏み込む。
「怖いか?
なら死を認めるがいい。そうで無ければ俺が死を送り届けるぞ」
だがそれは同時に己のアイデンティティーを捨てると言うこと。
己の我を通すことで共通認識を突き破り自分の認識する世界を具現化する魔人にとって、アイデンティティーの放棄は魔を捨てるだけで無く己の根幹を捨てるに等しい。
「ぐっぐぐっぐ」
俺の命とセクデスのアイデンティティーを天秤に掛けたチキンレース。
この勝負、このままいけばセクデスは命かアイデンティティー、どちらかを喪失する。
この勝負、このままいけばセクデスの命かアイデンティティー、どちらかを頂いて俺は死ぬ。
さあさあさあ、「果無 迫」最期の狂乱の行進、お楽しみあれ。
「食場っーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
セクデスの叫びに警官隊を弄んでいた鬼の一人が飛び上がると俺の前に瞬間移動したかのように立ち塞がった。
その巨体は壁のようで、俺の頭上で開かれた口はワニの如く。がばっと開かれた口の上下に並んだ歯は鉈のように噛み砕き臼の如く磨り潰す。
がばっと閉じられ、俺の頭部は一口でがりゅと食い千切られた。
「はっは、どうだ小僧。お前が言ったように意思を生み出す脳が無くなったぞ」
目から上の頭部をすっぱりと失った。それでも果無は立っている。
ごくんっと鬼は喉を鳴らし果無の頭部を呑み込んだ。
「だがお前は生きている。頭部が無かろうが体は生き続けている。意思はなくても生きているぞ」
「ああ、せっせり」
悲痛な叫びの声が果無の名を呼ぶ。背中を押さえつつ何とか立ち上がったジャンヌが涙を流して頭部を失った果無の体を見ている。
あれが騎士のように凜々しく正義に燃えていた少女なのか? ジャンヌはただもう親を亡くした子供のように泣いている。叫んでいる、まるでまだ死を知らず呼べば答えてくれると疑わない幼子のように。
「気が付いたようだなジャンヌ」
「うまそうだな。セクデス様。食ってもいいですか?」
ジャンヌを見る鬼が涎を垂らす。
「待て待て無闇に殺すな。そうだな折角面白い男が我がサンプルになったんだ。ふむ、そうだな。悪徳を極めるのも死を極めるに通じる。
命令する。ジャンヌを犯せ」
今の果無にセクデスの命令を理解する脳は無い。だが、セクデスの魔が仮想の脳を作り出し、電気信号を与えシーケンサーの如く体を動かす。
「セリ、抱きたければ私を好きにすればいい。だから、だから抱くならお前の意思で抱いてくれ、そんな奴の人形になるなっ」
悲痛の叫び。ジャンヌは自分が犯されるのが悲しいじゃ無い、セクデスの悪意で犯す果無が悲しかった。
「くっくっはっはっは、意思が守ろうとしていた女を体は犯し嬲り壊す。その二律背反が何かを起こすかも知れない。
さあ、犯せジャンヌを、脳が無く意思がなくても子は残せるぞ」
セクデスの命令に答えるかのように俯いていた顔を上げる果無。その瞳には前に立つ鬼が映る。
果無の右手が銃を強く握りしめる。そして、右手を引くと戦場だというのに気を抜いて突っ立っている目の前の鬼、鬼の臍目掛けてに引き金を引いて右手を突き込んだ。
「ごりゅうはっ」
並みの銃弾など弾き返す鬼の鋼鉄の筋肉も元より穴が空いている場所なら別、銃弾の衝撃で穴が大きく開きそこにするりと手首が入った。
「?????」
セクデスの目が限界まで見開かれる中、ぐりっぐりっと捻り込んで鬼の腹にめり込んでいく右手が引き金を引く、引く。
「ごはごばあああああ」
鬼が口から血を逆流させ、果無が臍から鬼の胃袋を引き出た。
植物に脳に当たる部分は無い。だが生きている。
そして人は数百年という時を生きる木を前にした時、その生命の意思を感じる。
道具に意思はない。だがこの国では道具に意思が宿り、主の共に果たすと信じられている。八百万全てのものに魂が宿り意思が生まれると信じられている。
ならば、何十年と生き動き意思を持っていた体が、たかが脳が無くなったくらいで意思を失うなどと誰が想う。
ましてや、最も熱き感情怒りが消えるなどと誰が信じようか。
今、果無の体は脳を失おうとも意思を失わず。いや逆に余計な想念を抱かないだけ純粋な怒りの意思がセクデスの呪縛など引き千切り、臍から伸びる腸を引き千切る。
空いた胃の穴から呑み込まれた果無の頭部を取り出す。一部消化されているが、頭部に脳はまだ残っていて、果無は自分の頭部に食い千切られた頭部を乗せた。
「ふにゅう、にょうのいちゅびゅがたりなにゃい」
果無は左手を苦しむ鬼の鼻に突き込み、指が砕けつつも突き破って鬼の脳を引っ張り出す。その脳を頭部をカパッと開いて放り込む。
セクデスの死を拒否する魔の力か鬼の再生力か、数秒後俺の頭部は細胞が分裂し神経が伸びて繋がりどうしても足りない部分は魔の力で支えられ頭部の機能が復活した。
目に苦しむ鬼の像が結合し、状況を脳が分析する。
「邪魔だ」
俺は銃で苦しんでいる鬼を吹っ飛ばす。
これで再び俺とセクデスの間に傷害は無くなった。
「おっおっ」
「セクデス、俺は生きているか?」
更に一歩前に踏み込み俺は問いかける。
「セクデス、俺は生きているぞ」
俺は銃口をセクデスの額に突きつけた。
「よせっ、セリ。今のお前はセクデスの魔の力によって生きているんだぞ」
ジャンヌが必死に俺を呼び止める。例え魔の力でも俺に生きていて欲しいと願う少女。聖女のジャンヌだったらら魔と共に滅びよと命令していただろうに。
弱くなったな。だがその弱さ人として好ましく、俺は好きだ。
ならば俺は、壊れた心の抱いて嫌な奴になろう。
「ああ、お前は生きているぞ。このセクデス、初めて死に恐怖し、命に恐怖した。
さあ、意思が生きている証というなら、その命示して見せろ」
セクデスの顔は狂気と歓喜のモザイク模様、敵ながら成し遂げた顔をしている。
「死を堪能しろ」
俺は引き金を引き、セクデスの頭部から脳漿がぶちまけられた。
セクデスが地面に倒れると同時に俺の体を動かしていた力が急速に失われていくのを感じる。
虐められ壊れた心を抱いた男がいた。
きっとこのまま、孤独に死んでいくと想っていた。
それが最期に恋をして。
成し遂げて終わる。
「ああ、想っていたよりは悪くない人生だった。
ありがとう時雨さん」
俺が悪くない最期を迎える切っ掛けをくれた時雨さんとの出会いに感謝して、俺の意識は消えた。
「ぐっ」
セクデスは歯を食いしばり半歩後退した足を踏み止めた。
「どうした、腰が引けてるぞ?」
更に一歩踏み込む。
「死を想うこと無く日々のほほんと生きている若造如きに」
セクデスは恐怖で歪んだ顔で笑って引き金を引く。
パン
パン
パン
ドスッドスッドスと俺の胸に銃弾がめり込んでいく。
防弾コートが銃弾を止めて貫通はしないが、衝撃はもろに来る。まあヘビー級ボクサーのストレートの連打を受けたようなもの。
ちょうど肋の上に直撃した鉛玉が肋をへし折る。
「はふゅーーーはふゅーー」
肋が折れて横隔膜の制御に支障、呼吸が上手く出来なくなる。放っておけば肺を突き破る危険すら有る。
「ふんっ」
気合いと共に手刀を折れた肋の下に突き込み、吐きそうになる痛みを堪えてぐにゅ~と肉を押しのけつつ肋を掴んでごきっと正しい位置に直す。
「よしっ」
肋が正常な位置でギプスのような何かで固定された。
額の時もそうだが、このセクデスの認識領域においては欠損した肉体を何かの力が補ってくれるようだ。脳が無ければ体を動かすためのコンピューター、心臓が壊れれば血を循環させるポンプ。動かない体を動くように、部品を交換すれば動く機械かのようにパーツが取り付けられる。そのパーツが医術による人工物でなく魔というだけだ。
確かに消滅しない限り修理できない機械が無いように、これじゃあ人間もどこまでいけば死なのか分からなくなるな。
「ぐっ」
恐ろしき死を超越する力、セクデスの力を完全に逆手に取って弱い俺は強いセクデスと対等になって一歩踏み込む。
「怖いか?
なら死を認めるがいい。そうで無ければ俺が死を送り届けるぞ」
だがそれは同時に己のアイデンティティーを捨てると言うこと。
己の我を通すことで共通認識を突き破り自分の認識する世界を具現化する魔人にとって、アイデンティティーの放棄は魔を捨てるだけで無く己の根幹を捨てるに等しい。
「ぐっぐぐっぐ」
俺の命とセクデスのアイデンティティーを天秤に掛けたチキンレース。
この勝負、このままいけばセクデスは命かアイデンティティー、どちらかを喪失する。
この勝負、このままいけばセクデスの命かアイデンティティー、どちらかを頂いて俺は死ぬ。
さあさあさあ、「果無 迫」最期の狂乱の行進、お楽しみあれ。
「食場っーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
セクデスの叫びに警官隊を弄んでいた鬼の一人が飛び上がると俺の前に瞬間移動したかのように立ち塞がった。
その巨体は壁のようで、俺の頭上で開かれた口はワニの如く。がばっと開かれた口の上下に並んだ歯は鉈のように噛み砕き臼の如く磨り潰す。
がばっと閉じられ、俺の頭部は一口でがりゅと食い千切られた。
「はっは、どうだ小僧。お前が言ったように意思を生み出す脳が無くなったぞ」
目から上の頭部をすっぱりと失った。それでも果無は立っている。
ごくんっと鬼は喉を鳴らし果無の頭部を呑み込んだ。
「だがお前は生きている。頭部が無かろうが体は生き続けている。意思はなくても生きているぞ」
「ああ、せっせり」
悲痛な叫びの声が果無の名を呼ぶ。背中を押さえつつ何とか立ち上がったジャンヌが涙を流して頭部を失った果無の体を見ている。
あれが騎士のように凜々しく正義に燃えていた少女なのか? ジャンヌはただもう親を亡くした子供のように泣いている。叫んでいる、まるでまだ死を知らず呼べば答えてくれると疑わない幼子のように。
「気が付いたようだなジャンヌ」
「うまそうだな。セクデス様。食ってもいいですか?」
ジャンヌを見る鬼が涎を垂らす。
「待て待て無闇に殺すな。そうだな折角面白い男が我がサンプルになったんだ。ふむ、そうだな。悪徳を極めるのも死を極めるに通じる。
命令する。ジャンヌを犯せ」
今の果無にセクデスの命令を理解する脳は無い。だが、セクデスの魔が仮想の脳を作り出し、電気信号を与えシーケンサーの如く体を動かす。
「セリ、抱きたければ私を好きにすればいい。だから、だから抱くならお前の意思で抱いてくれ、そんな奴の人形になるなっ」
悲痛の叫び。ジャンヌは自分が犯されるのが悲しいじゃ無い、セクデスの悪意で犯す果無が悲しかった。
「くっくっはっはっは、意思が守ろうとしていた女を体は犯し嬲り壊す。その二律背反が何かを起こすかも知れない。
さあ、犯せジャンヌを、脳が無く意思がなくても子は残せるぞ」
セクデスの命令に答えるかのように俯いていた顔を上げる果無。その瞳には前に立つ鬼が映る。
果無の右手が銃を強く握りしめる。そして、右手を引くと戦場だというのに気を抜いて突っ立っている目の前の鬼、鬼の臍目掛けてに引き金を引いて右手を突き込んだ。
「ごりゅうはっ」
並みの銃弾など弾き返す鬼の鋼鉄の筋肉も元より穴が空いている場所なら別、銃弾の衝撃で穴が大きく開きそこにするりと手首が入った。
「?????」
セクデスの目が限界まで見開かれる中、ぐりっぐりっと捻り込んで鬼の腹にめり込んでいく右手が引き金を引く、引く。
「ごはごばあああああ」
鬼が口から血を逆流させ、果無が臍から鬼の胃袋を引き出た。
植物に脳に当たる部分は無い。だが生きている。
そして人は数百年という時を生きる木を前にした時、その生命の意思を感じる。
道具に意思はない。だがこの国では道具に意思が宿り、主の共に果たすと信じられている。八百万全てのものに魂が宿り意思が生まれると信じられている。
ならば、何十年と生き動き意思を持っていた体が、たかが脳が無くなったくらいで意思を失うなどと誰が想う。
ましてや、最も熱き感情怒りが消えるなどと誰が信じようか。
今、果無の体は脳を失おうとも意思を失わず。いや逆に余計な想念を抱かないだけ純粋な怒りの意思がセクデスの呪縛など引き千切り、臍から伸びる腸を引き千切る。
空いた胃の穴から呑み込まれた果無の頭部を取り出す。一部消化されているが、頭部に脳はまだ残っていて、果無は自分の頭部に食い千切られた頭部を乗せた。
「ふにゅう、にょうのいちゅびゅがたりなにゃい」
果無は左手を苦しむ鬼の鼻に突き込み、指が砕けつつも突き破って鬼の脳を引っ張り出す。その脳を頭部をカパッと開いて放り込む。
セクデスの死を拒否する魔の力か鬼の再生力か、数秒後俺の頭部は細胞が分裂し神経が伸びて繋がりどうしても足りない部分は魔の力で支えられ頭部の機能が復活した。
目に苦しむ鬼の像が結合し、状況を脳が分析する。
「邪魔だ」
俺は銃で苦しんでいる鬼を吹っ飛ばす。
これで再び俺とセクデスの間に傷害は無くなった。
「おっおっ」
「セクデス、俺は生きているか?」
更に一歩前に踏み込み俺は問いかける。
「セクデス、俺は生きているぞ」
俺は銃口をセクデスの額に突きつけた。
「よせっ、セリ。今のお前はセクデスの魔の力によって生きているんだぞ」
ジャンヌが必死に俺を呼び止める。例え魔の力でも俺に生きていて欲しいと願う少女。聖女のジャンヌだったらら魔と共に滅びよと命令していただろうに。
弱くなったな。だがその弱さ人として好ましく、俺は好きだ。
ならば俺は、壊れた心の抱いて嫌な奴になろう。
「ああ、お前は生きているぞ。このセクデス、初めて死に恐怖し、命に恐怖した。
さあ、意思が生きている証というなら、その命示して見せろ」
セクデスの顔は狂気と歓喜のモザイク模様、敵ながら成し遂げた顔をしている。
「死を堪能しろ」
俺は引き金を引き、セクデスの頭部から脳漿がぶちまけられた。
セクデスが地面に倒れると同時に俺の体を動かしていた力が急速に失われていくのを感じる。
虐められ壊れた心を抱いた男がいた。
きっとこのまま、孤独に死んでいくと想っていた。
それが最期に恋をして。
成し遂げて終わる。
「ああ、想っていたよりは悪くない人生だった。
ありがとう時雨さん」
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