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新節第八話
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「この後どうするんだっけ?」
「外に案内人がいるって」
「かっこいい男性かな?」
「美人すぎるのも困るわね」
「ケモ耳希望!」
好き勝手言っちゃって・・・
今回ボク以外で参加してるのは、とある田舎町の眷属未ホルダーな男2女3の5人だ。みんな顔見知り・・・だからかな?完全に気分は勇者召喚だね
そしてドアを開けるとそこは・・・
「森・・・丘の上か?」
「すごい!空が綺麗!」
「空気も本当に美味しいわ!」
「あ、あれ!兎にツノが生えてるぞ!」
「きゃー可愛い!」
って不用意にツノ兎に近寄って行こうとする女性・・・その瞬間『斬!』!?
「・・・ヒィぃぃ・・・」
隣に現れた第二異世界人がその腰の剣でツノ兎の首を斬り落としたのだった・・・(第一異世界人はボクだしね?)
「アンタナニするんだ!」
「そうだ!あんな可愛い動物を殺すなんて!」
「ケダモノ!」
「異世界・・・なんて野蛮な世界・・・」
「ちょっと!血がついちゃったじゃないの!」
好き勝手に喚く旅人・・・その人が案内人なんだけどなぁ・・・
「・・・【生活魔法】・・・これで血は消えましたが?」
「・・・魔法?」
「俺たちも使えるかな?」
「そんなことよりもウサギ!」
「そうよ!野蛮なことには変わりないんだから!」
「・・・綺麗・・・今朝のコーヒーのシミも綺麗になってる」
「「「「!?」」」」
君達・・・まずは挨拶とかお礼をいいなさいよ・・・
「おねーさんありがとー」
ここは子供のフリして・・・
「あなた方が異世界からの客人ですね?私は今回皆様の案内人を担当する冒険者です。名前は『シャフリ』と言います。お帰りの間までよろしくお願いします」
この子がポチの子孫か・・・既にポチは・・・『生きてるでぇ!』・・・ノノ■置いといて『マテぇ!』
「街までどれくらいあるの?」
「そうですね、普通に歩けば三日と言うところですが、馬車を用意しているので、途中野営体験を選ばれているので明日の昼前には到着できます」
今もシャフリさんを見て固まってる5人を放置して一応話を進めておく。勿論記録には残してある・・・
あれこれ今後の話をしていざ馬車に移動・・・このタイミングでようやく再起動か・・・
「か、可愛い」
「いや、かっこいい方だろ」
「美人ね・・・」
「これが異世界クオリティ」
「・・・お姉様・・・」
再起動して出た言葉がソレかい!
「至らない点があるかと思いますが、どうおよろしくお願いします」
そう言いつつ先程狩ったツノ兎を皮袋に収めて・・・丘をゆっくりと降っていくシャフリさん・・・『ポチ?後で説教な?』『なんでぇぇ!?』
「外に案内人がいるって」
「かっこいい男性かな?」
「美人すぎるのも困るわね」
「ケモ耳希望!」
好き勝手言っちゃって・・・
今回ボク以外で参加してるのは、とある田舎町の眷属未ホルダーな男2女3の5人だ。みんな顔見知り・・・だからかな?完全に気分は勇者召喚だね
そしてドアを開けるとそこは・・・
「森・・・丘の上か?」
「すごい!空が綺麗!」
「空気も本当に美味しいわ!」
「あ、あれ!兎にツノが生えてるぞ!」
「きゃー可愛い!」
って不用意にツノ兎に近寄って行こうとする女性・・・その瞬間『斬!』!?
「・・・ヒィぃぃ・・・」
隣に現れた第二異世界人がその腰の剣でツノ兎の首を斬り落としたのだった・・・(第一異世界人はボクだしね?)
「アンタナニするんだ!」
「そうだ!あんな可愛い動物を殺すなんて!」
「ケダモノ!」
「異世界・・・なんて野蛮な世界・・・」
「ちょっと!血がついちゃったじゃないの!」
好き勝手に喚く旅人・・・その人が案内人なんだけどなぁ・・・
「・・・【生活魔法】・・・これで血は消えましたが?」
「・・・魔法?」
「俺たちも使えるかな?」
「そんなことよりもウサギ!」
「そうよ!野蛮なことには変わりないんだから!」
「・・・綺麗・・・今朝のコーヒーのシミも綺麗になってる」
「「「「!?」」」」
君達・・・まずは挨拶とかお礼をいいなさいよ・・・
「おねーさんありがとー」
ここは子供のフリして・・・
「あなた方が異世界からの客人ですね?私は今回皆様の案内人を担当する冒険者です。名前は『シャフリ』と言います。お帰りの間までよろしくお願いします」
この子がポチの子孫か・・・既にポチは・・・『生きてるでぇ!』・・・ノノ■置いといて『マテぇ!』
「街までどれくらいあるの?」
「そうですね、普通に歩けば三日と言うところですが、馬車を用意しているので、途中野営体験を選ばれているので明日の昼前には到着できます」
今もシャフリさんを見て固まってる5人を放置して一応話を進めておく。勿論記録には残してある・・・
あれこれ今後の話をしていざ馬車に移動・・・このタイミングでようやく再起動か・・・
「か、可愛い」
「いや、かっこいい方だろ」
「美人ね・・・」
「これが異世界クオリティ」
「・・・お姉様・・・」
再起動して出た言葉がソレかい!
「至らない点があるかと思いますが、どうおよろしくお願いします」
そう言いつつ先程狩ったツノ兎を皮袋に収めて・・・丘をゆっくりと降っていくシャフリさん・・・『ポチ?後で説教な?』『なんでぇぇ!?』
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