【完結】あやかしさんの口福おやつ
方向音痴で料理好きの稲月(いなつき)すずめは、友人の迎えを待つ間に突然霧に包まれ、「おやつ屋 口福」という見知らぬ店に迷い込む。
店主の青年・シロは、前のあるじから店を引き継いだものの料理に自信がなく、客に満足してもらえず困り果てていた。ところがすずめが手土産にと偶然持っていた自作のドーナツボールが鬼の客を大満足させたことから、シロはすずめに店を手伝ってほしいと懇願する。
この店の客は蛇の顔をした男や複数の腕を持つ大男など、人間ではない「あやかし」ばかり。人間のすずめが見つかれば危険な世界だった。
シロは「あやかし」になりかけの不完全な存在。「僕が完全なあやかしになれば、あなたを元の世界に帰せると思う」その為にはおやつと引き換えに客から得る「妖力のカケラ」を集めなければいけない――。すずめはあやかしのおやつ屋で働くことになる。
毎日訪れるあやかし達は、すずめの作るおやつで笑顔になってくれる。帰りたいはずなのに、「美味しい」と喜んでもらえるこの場所で、すずめの心は少しずつ揺らぎ始めていた。
表紙イラスト:松峰様
店主の青年・シロは、前のあるじから店を引き継いだものの料理に自信がなく、客に満足してもらえず困り果てていた。ところがすずめが手土産にと偶然持っていた自作のドーナツボールが鬼の客を大満足させたことから、シロはすずめに店を手伝ってほしいと懇願する。
この店の客は蛇の顔をした男や複数の腕を持つ大男など、人間ではない「あやかし」ばかり。人間のすずめが見つかれば危険な世界だった。
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表紙イラスト:松峰様
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