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♡秘密の練習
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プレイ内容
+アナルへの指挿入
「ふ……ぁ、」
肩までしっかりと湯に浸かってから、私は大きな欠伸をした。悪夢を見ることも無くなりぐっすりと寝れているはずなのに、どうにも疲れが取れない日が続いていたのである。
その理由は、もう自分では分かっていた。
「朝から疲れさせて、済まなかった」
「いっ、いえ、大丈夫です……!!」
申し訳無さそうに、後ろに座るウェンデは言った。全て自分が望んだことなので、私は慌てて首を横に振った。
いつの間にか、私達は会話を楽しみながら入浴を共にするのが日常となっていた。なるべく夫婦で過ごす時間を作るにはどうしたら良いかと話し合った結果、朝食と入浴と就寝は無理の無い範囲で一緒にしようとなったのである。
そんな訳で、ことに及んだ後、私達は二人で浴室に向かったのだった。
「朝から私の我儘に付き合って下さり、ありがとうございました」
「いや、その……楽しめたなら良かった」
振り向いて礼を言うと、ウェンデは片手で髪をかきあげながら顔を少し背けてしまった。その表情は、何となく照れているようにも見える。
「えいっ」
「っ、な!?」
私はウェンデの両頬に手を添えて、ぐいっと顔を動かして自分の方を向かせた。想定外だったのか、彼は驚きの声を上げたのだった。
「ふふっ、捕まえた」
「捕まってしまったな」
そう言って、ウェンデはくすりと笑った。
ベッドの上以外でのこのようなじゃれ合いも、夫婦の日常茶飯事なのである。
「次のウェンデ様の番、楽しみにしてますわ」
「ああ、楽しみにしててくれ」
最近、私と彼はとある遊びをしていた。
二人でしたいことを考え、順番に実行していくのだ。今回は私の番であったので、ウェンデに森でのあれそれを強請ったのである。
排泄を手伝って欲しい、見て欲しいなど、我ながら頼む方がどうかしている。けれども、嫌がるでもなくウェンデは二つ返事で了承してくれたのだった。
ちなみに、リクエストするのはいやらしいこと以外でも可能だ。例えば、先週は彼の提案で二人でオペラ鑑賞に行っている。あくまで夫婦で楽しく過ごすのが、この遊びの目的なのである。
「ところで、ルイーセ。今日の予定は?」
朝食の後、彼は仕事に向かう。そして今日は、私にも予定が入っていた。
「今日は、ドラフィアで開催されるお茶会に参加してきますわ」
そう言ったものの、私の声色は隠しきれない程に暗くなっていた。勿論、そんな変化をウェンデが見落とす訳が無い。
「どうした、気が進まないのか?」
「いいえ、……っ、どのドレスを着ていこうかな、と思って」
近頃行事に参加する度に、私の周りでは奇妙なことが立て続けに起きていた。
髪飾りを無くしたり、ドレスが知らぬ間に汚れていたり。一つ一つは些細なことだけれども、あまりにも続くので気になって仕方が無いのである。
そしてそれらの出来事は、近くにウェンデがいる時には絶対に起きない。今日のお茶会にも彼は参加しないので、何かが起こるような気がして仕方が無いないのだった。
正直、気が進まないのが本音だ。
とはいえ、今日のお茶会はリクスハーゲンの代表として出るため、欠席する訳にはいかないのだ。
「そうか。公務に精を出すのは良いが、無理はしないでくれ」
そう言って、ウェンデは優しく私の頬を撫でてくれた。
「ふふっ、ありがとうございます」
今の所、ウェンデにはこのことを相談していない。自分の単なる考えすぎかもしれないし、つまらないことで彼に心配させたくないのだ。
きっと、大丈夫。
それに、家に帰って来たら愛する彼がいる。そう思いながら、私は彼の手に手のひらを重ねた。
「ね、ウェンデ様。折角なので少しだけ、練習にお付き合いしてもらえませんか?」
甘えるように、私は彼の指を舐め始める。練習に使う場所はしっかり洗ったので、既に準備は出来ていた。
「良いが、朝から辛くないのか?」
「ん……大丈夫ですわ」
身体の触れ合いで不安を払拭したいのが本当のところだ。しかしそんな本音は口に出さず、私はただ照れ笑いを浮かべた。
「ん、分かった」
ウェンデは湯から上がり、浴槽のへりに腰掛けた。そして私を自らの脚を跨ぐように座らせたのである。
そして、予め浴室に用意していた小瓶の蓋を開けて、とろみのある液体を指に纏わせた。
「痛かったら、言ってくれ」
「っ……、はい、んっ」
私の唇にキスを落としてから、ウェンデは愛撫を始めた。
優しく大きな手が肌に滑らされ、身体の熱が再び高まっていく。乳房をゆっくりと揉みしだき、頂が硬くなり始めたところで彼は私の下半身に手を伸ばした。
「んっ……っ、あ、」
濡れた秘唇から会陰にかけてを無骨な指が辿る。胎内から流れ落ちた粘液が潤滑剤となり、卑猥な音が浴室に響き始めた。
そして、本題はここからである。
「ルイーセ、触ってくからな」
「は、い……っ、ああっ」
ウェンデは尻肉を割開き、隠れていた後孔を指で触れた。
無遠慮に指を入れることはせず、初めは絞られたような皺のある外側をなぞっていく。花びらのように放射線状に並んだ細い線に指が触れる度に、私は身体を震わせた。
「は……っ、ぁ、んっ、」
やがて、撫でるような指使いは押すようなものに変わっていった。押される度に力を入れたり緩めたりして、孔周りの筋肉を意図的に動かす。始めは上手くいかなかったものの、身体は確実に要領を覚え始めていた。
後孔での練習を始めたのは、自分の全てを彼に知って欲しいと思ったのがきっかけである。そして繊細な部分に触れられるのは、恥ずかしい半面、精神的な快楽を私に与えたのだった。
「あっ……っ、ああっ!!」
深爪気味の人差し指が、解された孔を通って中に侵入してきた。思わずウェンデの身体に抱きつくと、臍の下あたりに硬い熱を感じた。
見れば、彼自身が上向き始めていたのだった。
「ん……っ、ウェンデ様も、良いですか?」
「ああ、好きに遊んでくれ……っ、ぐ、」
了承を得てから、私は肉竿をふにふにと片手で弄り始めた。そして空いたもう片方の手で、肉棒に隠れていた陰嚢を揉み始めたのだった。
「あっ……っ、ぐ、っ、ぁ」
「は……っ、あ、っ、ん、」
触る力加減を間違えれば怪我してしまうような場所をお互いに触らせるというのは、信頼関係があるからこそ出来ることだ。愛する人とそこまで深い仲になれたことが、私は嬉しくて仕方が無かった。
「あっ……っ、ん、んんっ」
気付けば、差し入れられた指は二本に増えていた。三本目を入れる前に、ウェンデは花芯を押し潰し始めたのだった。
「はっ、まだ三本目は慣れてないだろう?」
「ん、っ、あああっ」
強い快楽により孔がすぼまり、彼の指を締め付ける。そして頃合いを見て、ウェンデは三本目の指を滑り込ませたのだった。
指が抜き差しされる度に、喘ぎが漏れる。彼の指が汚れしまわないかなど、最早気にする余裕は残っていなかった。私に出来ることは、ただただ快楽に身を委ねることだけだった。
そして、この練習は達したら終わりというルールがある。なので、終わりはもうすぐそこにまで来ていた。
私も負けじと、追い込みをかけるようにペニスを必死に扱いた。
「あっ、ウェンデ様、っ、あああっ!!」
「ルイーセ、っ、ぐ、っ、うっ……!!」
水鉄砲のように、精液が私の腹にかかる。それにつられるように、私も達したのだった。
「は……っ、あ、っ……」
「ん、よく頑張ったな、偉いぞ」
呼吸が落ち着くまで、ウェンデは私のことを抱きしめてくれていたのだった。
+アナルへの指挿入
「ふ……ぁ、」
肩までしっかりと湯に浸かってから、私は大きな欠伸をした。悪夢を見ることも無くなりぐっすりと寝れているはずなのに、どうにも疲れが取れない日が続いていたのである。
その理由は、もう自分では分かっていた。
「朝から疲れさせて、済まなかった」
「いっ、いえ、大丈夫です……!!」
申し訳無さそうに、後ろに座るウェンデは言った。全て自分が望んだことなので、私は慌てて首を横に振った。
いつの間にか、私達は会話を楽しみながら入浴を共にするのが日常となっていた。なるべく夫婦で過ごす時間を作るにはどうしたら良いかと話し合った結果、朝食と入浴と就寝は無理の無い範囲で一緒にしようとなったのである。
そんな訳で、ことに及んだ後、私達は二人で浴室に向かったのだった。
「朝から私の我儘に付き合って下さり、ありがとうございました」
「いや、その……楽しめたなら良かった」
振り向いて礼を言うと、ウェンデは片手で髪をかきあげながら顔を少し背けてしまった。その表情は、何となく照れているようにも見える。
「えいっ」
「っ、な!?」
私はウェンデの両頬に手を添えて、ぐいっと顔を動かして自分の方を向かせた。想定外だったのか、彼は驚きの声を上げたのだった。
「ふふっ、捕まえた」
「捕まってしまったな」
そう言って、ウェンデはくすりと笑った。
ベッドの上以外でのこのようなじゃれ合いも、夫婦の日常茶飯事なのである。
「次のウェンデ様の番、楽しみにしてますわ」
「ああ、楽しみにしててくれ」
最近、私と彼はとある遊びをしていた。
二人でしたいことを考え、順番に実行していくのだ。今回は私の番であったので、ウェンデに森でのあれそれを強請ったのである。
排泄を手伝って欲しい、見て欲しいなど、我ながら頼む方がどうかしている。けれども、嫌がるでもなくウェンデは二つ返事で了承してくれたのだった。
ちなみに、リクエストするのはいやらしいこと以外でも可能だ。例えば、先週は彼の提案で二人でオペラ鑑賞に行っている。あくまで夫婦で楽しく過ごすのが、この遊びの目的なのである。
「ところで、ルイーセ。今日の予定は?」
朝食の後、彼は仕事に向かう。そして今日は、私にも予定が入っていた。
「今日は、ドラフィアで開催されるお茶会に参加してきますわ」
そう言ったものの、私の声色は隠しきれない程に暗くなっていた。勿論、そんな変化をウェンデが見落とす訳が無い。
「どうした、気が進まないのか?」
「いいえ、……っ、どのドレスを着ていこうかな、と思って」
近頃行事に参加する度に、私の周りでは奇妙なことが立て続けに起きていた。
髪飾りを無くしたり、ドレスが知らぬ間に汚れていたり。一つ一つは些細なことだけれども、あまりにも続くので気になって仕方が無いのである。
そしてそれらの出来事は、近くにウェンデがいる時には絶対に起きない。今日のお茶会にも彼は参加しないので、何かが起こるような気がして仕方が無いないのだった。
正直、気が進まないのが本音だ。
とはいえ、今日のお茶会はリクスハーゲンの代表として出るため、欠席する訳にはいかないのだ。
「そうか。公務に精を出すのは良いが、無理はしないでくれ」
そう言って、ウェンデは優しく私の頬を撫でてくれた。
「ふふっ、ありがとうございます」
今の所、ウェンデにはこのことを相談していない。自分の単なる考えすぎかもしれないし、つまらないことで彼に心配させたくないのだ。
きっと、大丈夫。
それに、家に帰って来たら愛する彼がいる。そう思いながら、私は彼の手に手のひらを重ねた。
「ね、ウェンデ様。折角なので少しだけ、練習にお付き合いしてもらえませんか?」
甘えるように、私は彼の指を舐め始める。練習に使う場所はしっかり洗ったので、既に準備は出来ていた。
「良いが、朝から辛くないのか?」
「ん……大丈夫ですわ」
身体の触れ合いで不安を払拭したいのが本当のところだ。しかしそんな本音は口に出さず、私はただ照れ笑いを浮かべた。
「ん、分かった」
ウェンデは湯から上がり、浴槽のへりに腰掛けた。そして私を自らの脚を跨ぐように座らせたのである。
そして、予め浴室に用意していた小瓶の蓋を開けて、とろみのある液体を指に纏わせた。
「痛かったら、言ってくれ」
「っ……、はい、んっ」
私の唇にキスを落としてから、ウェンデは愛撫を始めた。
優しく大きな手が肌に滑らされ、身体の熱が再び高まっていく。乳房をゆっくりと揉みしだき、頂が硬くなり始めたところで彼は私の下半身に手を伸ばした。
「んっ……っ、あ、」
濡れた秘唇から会陰にかけてを無骨な指が辿る。胎内から流れ落ちた粘液が潤滑剤となり、卑猥な音が浴室に響き始めた。
そして、本題はここからである。
「ルイーセ、触ってくからな」
「は、い……っ、ああっ」
ウェンデは尻肉を割開き、隠れていた後孔を指で触れた。
無遠慮に指を入れることはせず、初めは絞られたような皺のある外側をなぞっていく。花びらのように放射線状に並んだ細い線に指が触れる度に、私は身体を震わせた。
「は……っ、ぁ、んっ、」
やがて、撫でるような指使いは押すようなものに変わっていった。押される度に力を入れたり緩めたりして、孔周りの筋肉を意図的に動かす。始めは上手くいかなかったものの、身体は確実に要領を覚え始めていた。
後孔での練習を始めたのは、自分の全てを彼に知って欲しいと思ったのがきっかけである。そして繊細な部分に触れられるのは、恥ずかしい半面、精神的な快楽を私に与えたのだった。
「あっ……っ、ああっ!!」
深爪気味の人差し指が、解された孔を通って中に侵入してきた。思わずウェンデの身体に抱きつくと、臍の下あたりに硬い熱を感じた。
見れば、彼自身が上向き始めていたのだった。
「ん……っ、ウェンデ様も、良いですか?」
「ああ、好きに遊んでくれ……っ、ぐ、」
了承を得てから、私は肉竿をふにふにと片手で弄り始めた。そして空いたもう片方の手で、肉棒に隠れていた陰嚢を揉み始めたのだった。
「あっ……っ、ぐ、っ、ぁ」
「は……っ、あ、っ、ん、」
触る力加減を間違えれば怪我してしまうような場所をお互いに触らせるというのは、信頼関係があるからこそ出来ることだ。愛する人とそこまで深い仲になれたことが、私は嬉しくて仕方が無かった。
「あっ……っ、ん、んんっ」
気付けば、差し入れられた指は二本に増えていた。三本目を入れる前に、ウェンデは花芯を押し潰し始めたのだった。
「はっ、まだ三本目は慣れてないだろう?」
「ん、っ、あああっ」
強い快楽により孔がすぼまり、彼の指を締め付ける。そして頃合いを見て、ウェンデは三本目の指を滑り込ませたのだった。
指が抜き差しされる度に、喘ぎが漏れる。彼の指が汚れしまわないかなど、最早気にする余裕は残っていなかった。私に出来ることは、ただただ快楽に身を委ねることだけだった。
そして、この練習は達したら終わりというルールがある。なので、終わりはもうすぐそこにまで来ていた。
私も負けじと、追い込みをかけるようにペニスを必死に扱いた。
「あっ、ウェンデ様、っ、あああっ!!」
「ルイーセ、っ、ぐ、っ、うっ……!!」
水鉄砲のように、精液が私の腹にかかる。それにつられるように、私も達したのだった。
「は……っ、あ、っ……」
「ん、よく頑張ったな、偉いぞ」
呼吸が落ち着くまで、ウェンデは私のことを抱きしめてくれていたのだった。
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