行かないで、と言ったでしょう?
誰よりも愛した婚約者アルノーは、華やかな令嬢エリザベートばかりを大切にした。
病に臥せったアリシアの「行かないで」――必死に願ったその声すら、届かなかった。
壊れた心を抱え、療養の為訪れた辺境の地。そこで待っていたのは、氷のように冷たい辺境伯エーヴェルト。
人を信じることをやめた令嬢アリシアと愛を知らず、誰にも心を許さなかったエーヴェルト。
スノードロップの咲く庭で、静かに寄り添い、ふたりは少しずつ、互いの孤独を溶かしあっていく。
これは、春を信じられなかったふたりが、
長い冬を越えた果てに見つけた、たったひとつの物語。
病に臥せったアリシアの「行かないで」――必死に願ったその声すら、届かなかった。
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それに、エーヴェルトが前触れも無く急接近してきてビックリしました。
もっと優しいエーヴェルトの描写が欲しかったです。
また心の籠った作品を読めるのを楽しみにしています。
ありがとうございました!
【焦り、読了】
毅然とアルノーを振りほどかなかったエリザベート自身にも責任あるよなぁ。
RJG様、感想ありがとうございます!エリザベートは一線を引くべきだったのですが、婚約者より大切にされる自分に酔っていたので、ある意味自業自得な結果に…。李下に冠を正さずですね。
淡々と言葉少ななのに、胸にグッとくる作品でした。
ただ、アルノーがなぜエリザベートを特別扱いしたのかが、読み取れませんでした……
恋人扱い?それともファンで貢ぎたかっただけ??嫉妬させたいとは違うよな……
エリザベートは、何となく貢がれチヤホヤされてマウント取りたいだけの女子で、一時的にアルノーを利用しただけかな~と思うのですが、アルノーのエリザベートへの気持ちが分からず( ˊᵕˋ )
侍女もなんであんな悪態ついたのか?
てっきりエリザベートの密偵とかかと思ったのですが、そこまでする程の気持ちがエリザベートには無さそうですもんね。
自分の読み取り力の無さが悔しいです!
ぽぐみ様、感想ありがとうございます!アルノーですが、社交界の華的なエリザベートと友達以上恋人未満な関係が楽しくて、婚約者のアリシアを鬱陶しく思い粗末にしていました。侍女は思ったことをすぐ口にする無神経な性格で、貴族令嬢なのに婚約者に粗末にされているアリシアを何処か見下して、あんな暴言を吐いてしまいました。分かりにくい描写で申し訳ありません💦
しょうもないケチつけている人もいるようですが、自分にとっては美しい話でした。
nicole様、返信が遅くなって申し訳ありません💦感想と優しいお言葉ありがとうございます!美しい話と言って頂けてとても嬉しいです✨
凄く面白かったです!
1話目から引きずりこまれ、一気に読みました!直ぐに2周目も一気です!
タイトルからして、切なかったのですが「後少しだけそばにいて」って、涙が出ました。
2人で涙を流して、2人で幸せに向かうのも、ジーンとして泣けました。
心が壊れた主人公に寄り添い続けた両親も良かったです。
主人公が微笑む事が出来て、本当に良かったです。
「あのうさぎの親のようになれるかしら」って、凄く素敵な懐妊報告?(って言うのかな?)
ロマンチックですね!
ラストは元気な夫でホッコリしました!
素敵なお話、ありがとうございましたପ(⑅︎ˊᵕˋ⑅︎)ଓ
・・・すみません、一気に読んだ勢いで感想を書いてしまったので、登場人物の名前を間違えると失礼でしたので、こんな勢いのみの感想になってしまいました・・・
ゆび様、こちらこそ温かい素敵な感想をありがとうございます…!励みになります✨ちょっと設定が甘いところもあり、反省するばかりでしたが、楽しんで頂けて良かったです!わーい(*´꒳`*)本当にありがとうございます!
心が壊れた時にあなたを傷つけた?そんなシーンあったっけ?
プレゼント拒否と面会拒否はあったけど今までの仕打ちからして当然の反応だし。
なんか薄ら寒い謝罪だな、お優しい主人公アピールにしか見えない。
感想ありがとうございます。
とてもいいお話ですね、痛みを知っている2人はきっと素敵な未来が待っていると思います。
読ませていただきありがとうございます😊
こちらこそ読んでいただきありがとうございます!また、素敵な感想もありがとうございます、励みになります…!あと、にゃあん様のアイコンの猫ちゃんが可愛くて癒されました✨
素敵なお話を、ありがとうございます。
読んでいただけて嬉しいです!もと様、コメントありがとうございました。
面白かったです。
普通にエリザベートとアルノーが結婚すればいいのでは?と思ってしまいますが…お互いもう悪印象しかないんですかね?
感想ありがとうございます!似たもの同士でくっつけば良かったんですが、エリザベートはアルノーのせいで格上貴族との結婚話が破談になった!と逆ギレし、以降は顔も見たくない状態。アルノーはエリザに手のひら返しをされて、やっぱりアリシアの方が良かったと後悔を引きずっており、元さや結婚は難しい感じです…!
さらっと読んでみようかな、とぽちっていたら、ガッツリ一気読みしてしまいました。
いくつかのキーワードがとても良いスパイス。
そして、王都と辺境、虚飾と虚栄ばかりの元婚約者と、寡黙で朴訥とした夫、命(ウサギやスノードロップ等)へのとらえ方、環境、ちりばめられた様々な対比をどう回収するのかとワクワクしました。
辺境の丘で、鋭く冷たく静かな風を感じてみたいと思いました。
これからも楽しみにしています!
こちらにも感想いただき、ありがとうございます!初めて王道系にチャレンジした作品だったので、楽しんでいただけて良かったです!
一気読みしてきました。
主人公の心が壊れるまで、壊れてから、その前の感情の動きと環境が少し置かれている(主人公の心の中がうるさいので周りのことは説明要らない)から、心が壊れてからの環境の動きの激しさ、など、対比が好きでした。
侍女は何がしたかったんだろう??彼女のその後も、うだつが上がらないまま、世の藻屑と消えていったんでしょうか。
読んでいただきありがとうございます!
侍女は婚約者に大事にされていない主を見下していたのですが、病気から回復し別人のようになった姿を見て、自分のしでかした事の大きさに恐れ慄いた感じです。その後は実家に帰り、自分の無神経さを反省して静かに暮らした…のですが、本筋に関係ないかと省略しました。私も反省です。
心が戻ってハッピーエンドで良かった!素敵なお話しで私も幸せな気持ちになりました。
ハピエン派なので、そう言っていただけて嬉しいです!こちらこそ素敵な感想ありがとうございます。
白い穏やかな凛とした空気感のあるお話ありがとうございました。
こちらこそ読んでいただいた上、嬉しい感想ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです。
性悪女エリザベートに、エーヴェルトがハッキリ自業自得だという事を告げてアリシアを守ってくれてスッキリしました。
感想ありがとうございます!自分が愛した人をしっかり守るエーヴェルトと、婚約者を粗末にして社交界の華をちやほやするアルノーの差を書きたかったので、私もスッキリしました…!
文章に無駄がなくて、スッキリとしていて読みやすかったです。
ストーリーも個人的に好みでした!
そう言っていただけて嬉しいです!また恋愛ハッピーエンド系チャレンジしてみます!
侍女が病床の主に毒を吐いた通りにならないで終わりですか。
侯爵家は評判落とし次の縁談に苦労してるけど、破談の一因なのにエリザベートの家にはペナルティな無しなのでしょうか?
他人の婚約者侍らせて問題起きたら切り捨てて、挙げ句逆恨みって問題だらけでは?
感想ありがとうございました!エリザベートは、自分の行いが原因でアルノーより上位貴族の婚約者に振られ悪評が立ち、その後縁談もなく…といったペナルティがあります。加害者ですが、被害者思考のキャラクターとして設定しました。
野うさぎが鍵みたいになっていますが、生きていく為の糧を甘く見てる感じで、そこだけ主人公が甘ちゃん令嬢の傲慢さが出た感じでイラっとしてしまいました。
伯爵の厚意に礼すら言わないし。
まあ、飢えている場面ではありませんが、以降もうさぎを忌避する余裕ある傲慢が残りそう。
感想ありがとうございました!詰めが甘かった所があったので、次回はもっと展開について考えてみます。
食肉用に飼育されてるなら良しって事かな、野うさぎが可哀想とか偽善者だなと思う。
そもそも気分転換なのか、普通に猟銃使う狩猟に連れていくなと言いたい。
感想ありがとうございました!次回の参考にいたします。
野ウサギを、銃で撃とうとした理由ってのは、農作物を食べるとか?そんな感じですか?
本人的には、元気のないお嬢さんに新鮮なお肉料理を振る舞おう(親切)でしたが、思い切り裏目に出ました…!と言うか、いきなり狙撃はハードル高いですね。私も泣きます。
綺麗な冬景色、白の世界が心に浮かぶお話。素敵でした。
ありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです。