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Reigner -河崎悠里と言う女-
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結局、悠理ちゃんの予定が変更になり会うのは一月後になった。
翼もエイレンもお互い気になる感じだが翼は従兄弟して扱っている(心では嫁)
腕時計あげたのと、ペットだったらドッグフード買わないとねと言ったら泣き崩れ終了。
なんだか嫌な予感もしたのもあるからな。
その代わりにエイレンの入浴後にドライヤーで彼の髪を乾かす事になる。(まあ、髪乾かさないでソファーに座られるのが嫌だったからのと、エイレンの髪が気持ち良くて癒しになってるから。)
悠理ちゃんのメールの翌日に静さんからも怒りと呆れのメールが来ました。はい、言い訳と謝罪の長文を返信しました。
エイレンは大学に通い翼はいつも通り仕事に勤しむ毎日が続き、あっという間に悠理ちゃんとの約束の日に。
悠理ちゃん行きつけの焼き鳥屋さんに。安くて美味しくて持ち帰りもできるからちょくちょく利用してます。
店員さんとも顔馴染みだから従兄弟だとしても男性を連れて行くのは初めてなんで緊張が止まらない。
その前に、駅で待ち合わせ。少し遅れて来るってメールが来たから改札の目の前にあるなんか分からない銅像の前に佇む。
プライベートで男性と待ち合わせするのは産まれて初めてだからくすぐったい。
横にいた女子大生なのかな、凄く蕩けそうな笑顔で電話している。
「観覧当選したよぉ。これで近距離で彼に逢える。一生の運使い果たしたけどもう幸せ。大阪前乗りしちゃおうかな。もしかして彼とばったり出会っちゃったり」
番協か、懐かしい。私も悠理ちゃんと翔子さんとよく行ってたな。
一度出待ちして、あの人と目が合ってキャーキャー喜んでたな。まあ、あの人が見てたのは私じゃなくて・・・。
「おねーさん、暇だったら僕とデートしちゃわない」
え?ナンパですか?それともホストの同伴?と顔を上げるとめちゃくちゃ微笑んでるエイレンが前髪分けていつも家で居るイケメンバージョンで後ろの銅像に手を置いて。え?銅像ドンってやつかい?
周りをチラ見すると、女性は赤面。男性は舌打ち。横の女子大生は口をパクパクしながらエイレンに見惚れていた。
胸がなんだかモヤモヤって言うかイラって気持ちになる。
「なんか慣れてる感じだね。どうせ他の女性にも同じ事してるんでしょ」
冷たく突き放した言い方でエイレンの横を通り過ぎ店に足早に向かう。
「声かけたけど気づいてなかったし、電話も出てくれなかったから。だったら・・・」
電話?と一時停止してスマホを確認するとエイレンからの着信が沢山。
「うわー、ごめんなさい。考え事していたから気がつかながちだだだっ」
後ろから急いで来たエイレンがぶつかり末尾がガタガタに。うわっ、恥ずかしい。
「それに、あんな事他の人にするわけないじゃないですか!。翼さんだからっ・・・したかったのであって・・・」
最後の方ごにょごにょで聞こえなかったけど、ホッとした。あれ?これって嫉妬って奴なのか?なんだか悔しくなって来て、エイレンの前髪をくしゃくしゃとして目元を前髪で隠した。
ナンダカンダあって予定時間より15分遅れで店に到着。悠理ちゃん怒ってるだろうな。
店に入ると、「いらっしゃい」と顔馴染みの店員さん達がニヤニヤとしながら奥の個室に通してくれた。
翼もエイレンもお互い気になる感じだが翼は従兄弟して扱っている(心では嫁)
腕時計あげたのと、ペットだったらドッグフード買わないとねと言ったら泣き崩れ終了。
なんだか嫌な予感もしたのもあるからな。
その代わりにエイレンの入浴後にドライヤーで彼の髪を乾かす事になる。(まあ、髪乾かさないでソファーに座られるのが嫌だったからのと、エイレンの髪が気持ち良くて癒しになってるから。)
悠理ちゃんのメールの翌日に静さんからも怒りと呆れのメールが来ました。はい、言い訳と謝罪の長文を返信しました。
エイレンは大学に通い翼はいつも通り仕事に勤しむ毎日が続き、あっという間に悠理ちゃんとの約束の日に。
悠理ちゃん行きつけの焼き鳥屋さんに。安くて美味しくて持ち帰りもできるからちょくちょく利用してます。
店員さんとも顔馴染みだから従兄弟だとしても男性を連れて行くのは初めてなんで緊張が止まらない。
その前に、駅で待ち合わせ。少し遅れて来るってメールが来たから改札の目の前にあるなんか分からない銅像の前に佇む。
プライベートで男性と待ち合わせするのは産まれて初めてだからくすぐったい。
横にいた女子大生なのかな、凄く蕩けそうな笑顔で電話している。
「観覧当選したよぉ。これで近距離で彼に逢える。一生の運使い果たしたけどもう幸せ。大阪前乗りしちゃおうかな。もしかして彼とばったり出会っちゃったり」
番協か、懐かしい。私も悠理ちゃんと翔子さんとよく行ってたな。
一度出待ちして、あの人と目が合ってキャーキャー喜んでたな。まあ、あの人が見てたのは私じゃなくて・・・。
「おねーさん、暇だったら僕とデートしちゃわない」
え?ナンパですか?それともホストの同伴?と顔を上げるとめちゃくちゃ微笑んでるエイレンが前髪分けていつも家で居るイケメンバージョンで後ろの銅像に手を置いて。え?銅像ドンってやつかい?
周りをチラ見すると、女性は赤面。男性は舌打ち。横の女子大生は口をパクパクしながらエイレンに見惚れていた。
胸がなんだかモヤモヤって言うかイラって気持ちになる。
「なんか慣れてる感じだね。どうせ他の女性にも同じ事してるんでしょ」
冷たく突き放した言い方でエイレンの横を通り過ぎ店に足早に向かう。
「声かけたけど気づいてなかったし、電話も出てくれなかったから。だったら・・・」
電話?と一時停止してスマホを確認するとエイレンからの着信が沢山。
「うわー、ごめんなさい。考え事していたから気がつかながちだだだっ」
後ろから急いで来たエイレンがぶつかり末尾がガタガタに。うわっ、恥ずかしい。
「それに、あんな事他の人にするわけないじゃないですか!。翼さんだからっ・・・したかったのであって・・・」
最後の方ごにょごにょで聞こえなかったけど、ホッとした。あれ?これって嫉妬って奴なのか?なんだか悔しくなって来て、エイレンの前髪をくしゃくしゃとして目元を前髪で隠した。
ナンダカンダあって予定時間より15分遅れで店に到着。悠理ちゃん怒ってるだろうな。
店に入ると、「いらっしゃい」と顔馴染みの店員さん達がニヤニヤとしながら奥の個室に通してくれた。
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