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Running horse light turns
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父親が家にいるようになり、安らげるのは保健室登校のみになっていたある日。
帰宅した翼を待っていたのは父親と早く帰ってきた妹の2人だった。
運悪く母親が買い物に行ってる時で逃げようとすれば逃げられるが送ってくれた敦啓ちゃんに迷惑かけたくないので笑顔で別れた。
ドアを閉めた瞬間から父親と妹のどうやったら出るのかと言いたいくらいの暴言の嵐だった。
髪の毛を引っ張られてリビングに連れて行かれ殴る蹴る叩くある意味人間サンドバッグ扱いだ。
一通り暴行を加えられボロボロになると、父親と妹はまた髪の毛を引っ張りドアを開けて外に放り出し。
「お前みたいなふしだらな奴はうちの子じゃない。出て行け。二度とうちの敷居は跨ぐな」と大声で叫ばれドアは勢いよく閉まり鍵とチェーンをかける音がした。
通りがかりの人や近所の人が何だと見るが、ボロボロ姿の私を見て納得した表情で離れていった。
家にはもう帰れないので保健室に忍び込んで寝ようと。その前に100均で食べ物と羽織るものを買って行こうかなと繁華街に向かった。
100均でカップラーメンとカーディガンを買い、カーディガンはそのまま羽織って学校へ向かった。まだ、部活やっている時間だと思うから保健室も閉まってないなと歩いていたら、いきなり腕を掴まれて路地裏に連れてこまれた。
壁に”ドン”と叩きつけられ周りを見るとチーマみたいな男性が10人ほどとテレビで見るギャル服を着ている見た事のある女子が翼を取り囲んでいた。
ギャル服の女子は神波愛花(かみなみあいか)生徒会副会長だったが、数時間前に悠理に翼の件の元凶とバレたと同時に大量の悪事に手を染めていた事もバレた上に椿原夏生に全て神波単独でやった事とトカゲの尻尾切りで捨てられていた。
そんな時に、神波にとっての元凶である私が目の前にいたらやる事は憂さ晴らしだろう。
男性や神波に蹴られたり殴られたりされ、神波はそれを動画で撮り始めた。
「ざまあないわね。井戸田悠理にはばれたけど。そう、あんたの噂話流したのは私よ。夏生が無下にされた上に中途半端で逃げられたからなんとかしろって言われてね。書記の化物にバレて夏生に切られたのも全てアンタのせいよ。これだけだと腹の虫も治らない。
集団で犯すのも見ていて面白いけど、普通よね。確かバタフライ持っている奴居るわよね。それでコイツ殺すのよ」
神波の命令にたじろぐ男達。当たり前だ、今までやっていた暴力にレイプを通り越した殺人だ。
「あんた達みんなチ○コ付いてないの?
ウチらのプライドがあの化け物によって落とされた。で、あの化け物が1番ショックを受けるのはなに?目の前のコイツを殺すことでしょ。そうしたらまた夏生は褒めてくれて、アンタらはまた贅沢三昧の生活が出来るのよ。
それに、夏生のお父様国会議員椿原聖尊(つばきはらしょうそん)先生が揉み消してくれるわよ」と言う神波の話で男達は納得して1人の男がポケットからバタフライナイフを出した。
帰宅した翼を待っていたのは父親と早く帰ってきた妹の2人だった。
運悪く母親が買い物に行ってる時で逃げようとすれば逃げられるが送ってくれた敦啓ちゃんに迷惑かけたくないので笑顔で別れた。
ドアを閉めた瞬間から父親と妹のどうやったら出るのかと言いたいくらいの暴言の嵐だった。
髪の毛を引っ張られてリビングに連れて行かれ殴る蹴る叩くある意味人間サンドバッグ扱いだ。
一通り暴行を加えられボロボロになると、父親と妹はまた髪の毛を引っ張りドアを開けて外に放り出し。
「お前みたいなふしだらな奴はうちの子じゃない。出て行け。二度とうちの敷居は跨ぐな」と大声で叫ばれドアは勢いよく閉まり鍵とチェーンをかける音がした。
通りがかりの人や近所の人が何だと見るが、ボロボロ姿の私を見て納得した表情で離れていった。
家にはもう帰れないので保健室に忍び込んで寝ようと。その前に100均で食べ物と羽織るものを買って行こうかなと繁華街に向かった。
100均でカップラーメンとカーディガンを買い、カーディガンはそのまま羽織って学校へ向かった。まだ、部活やっている時間だと思うから保健室も閉まってないなと歩いていたら、いきなり腕を掴まれて路地裏に連れてこまれた。
壁に”ドン”と叩きつけられ周りを見るとチーマみたいな男性が10人ほどとテレビで見るギャル服を着ている見た事のある女子が翼を取り囲んでいた。
ギャル服の女子は神波愛花(かみなみあいか)生徒会副会長だったが、数時間前に悠理に翼の件の元凶とバレたと同時に大量の悪事に手を染めていた事もバレた上に椿原夏生に全て神波単独でやった事とトカゲの尻尾切りで捨てられていた。
そんな時に、神波にとっての元凶である私が目の前にいたらやる事は憂さ晴らしだろう。
男性や神波に蹴られたり殴られたりされ、神波はそれを動画で撮り始めた。
「ざまあないわね。井戸田悠理にはばれたけど。そう、あんたの噂話流したのは私よ。夏生が無下にされた上に中途半端で逃げられたからなんとかしろって言われてね。書記の化物にバレて夏生に切られたのも全てアンタのせいよ。これだけだと腹の虫も治らない。
集団で犯すのも見ていて面白いけど、普通よね。確かバタフライ持っている奴居るわよね。それでコイツ殺すのよ」
神波の命令にたじろぐ男達。当たり前だ、今までやっていた暴力にレイプを通り越した殺人だ。
「あんた達みんなチ○コ付いてないの?
ウチらのプライドがあの化け物によって落とされた。で、あの化け物が1番ショックを受けるのはなに?目の前のコイツを殺すことでしょ。そうしたらまた夏生は褒めてくれて、アンタらはまた贅沢三昧の生活が出来るのよ。
それに、夏生のお父様国会議員椿原聖尊(つばきはらしょうそん)先生が揉み消してくれるわよ」と言う神波の話で男達は納得して1人の男がポケットからバタフライナイフを出した。
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