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いつものカフェオレ
本編のように長い言い訳
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【自ブログからの転載による小ネタ解説です】
『いつものカフェオレ』を覗いてくださってありがとうございます。
本作はいつものように半分実体験がもとになっている話です。
モトネタにしたのは、失恋が原因ではないものの、どうにも眠れなくて、午前4時頃コンビニに飲みたいものを買いに行った話。
私は高校3年生でした。
『いつもの…』に登場した「王月乳業」のモデルとなっている、酪王協同乳業という企業が当地にありまして、特に有名なのは「酪王カフェオレ」だと思いますが、昔、レモンホワイトという飲み物があったのです。
福島のお隣・栃木には「レモン牛乳」というのがありますが、あれに近いかなあ?
ただ、思い出補正もあり、「ミルク感もレモン感も濃厚で、もっとキャラ立ってた」と記憶しています。
当時私はそれが大好きで、しょっちゅう飲んでいたのですが、その眠れぬ夜――いやもう半分明けかかった頃、買いに出たのです。
バス停にして二つ先の、歩いて10分くらいかかる店舗で、雨も降っていました。
履きなれいないレインシューズを履いたので、靴擦れまでできました。
余談ですが、最近のレインシューズはおしゃれで履き心地がよく、優秀ですね。
私はワークマンのを愛用しています。安いので「イロチ買い」したくなります。
昔のは「足が濡れなきゃそれでいいだろ?文句あるなら長靴履いてろや」というクオリティーでした。
まあそんなろくでもないエピソードがべたっと張り付いている上に、レモンホワイトではなく飲むヨーグルトを買って帰ってしまったのでした。
隣り合っていたので、ろくに見ないで買ったのだと思います。
作中の「私」とは違い、家でゆっくり飲もうとして、ストローを挿して吸い上げるまで気づきませんでした。
酸味のある乳飲料という意味ではカテゴリは一緒ですが、当時の私はヨーグルトがあまり好きではなかったので、笑いさえできず、「ああ、もおっ」という気持ちになりましたが。
その他の小ネタとしては、サブタイ「見えてるものを…」とか、午前2時、「フミキリに…」あたりで、BUMP OF CHICKENの『天体観測』を連想した方もいらっしゃると思いますが、まあ、そのとおりです。
もう一つ、「むちゃうまカフェオレ」の“むちゃうま”のモトネタは『ちいかわ』です。
酪王カフェオレという商品名があまりにもシンプルで無駄がないので、もう一声!という感じで採用させていただきました。
また、酪王カフェオレ「カフェインレス」は実在します。
商品名は「やさしいカフェオレ」といいます。
機会があったら飲んでみてくださいませ。
***
令和6(2024)年4月追記
今年1月、酪王檸檬オレという商品が出ました。
限定販売だったので、現在は店頭で見かけることはありません。
文字面だけを見ていると、「レモンホワイトの再来かっ?」と飛びつきたくなるのですが、実はこれ、やはり郡山市に本社がある柏屋の「檸檬」というチーズケーキの味だったのです。
濃厚にしてレモン風味がさわやかなお菓子「檸檬」も人気商品で、私も大好きです。
檸檬オレ自体も実際飲んでみたらおいしかったのですが、レモンホワイトを期待している口からは、「コレジャナイ」しか出てきません。
「レモン味」ではなく「れもというチーズケーキの味」なので、飲む前から分かってはいたのですが、ここ3、40年ごぶさただったので、ちょっとは夢見たいじゃないですか★
何しろ「レモンホワイト 酪王」で調べても、自分が知りたい「レモンホワイト」について載っていたのは、2005年のmixiだけという寂しい状況です。
『いつものカフェオレ』を覗いてくださってありがとうございます。
本作はいつものように半分実体験がもとになっている話です。
モトネタにしたのは、失恋が原因ではないものの、どうにも眠れなくて、午前4時頃コンビニに飲みたいものを買いに行った話。
私は高校3年生でした。
『いつもの…』に登場した「王月乳業」のモデルとなっている、酪王協同乳業という企業が当地にありまして、特に有名なのは「酪王カフェオレ」だと思いますが、昔、レモンホワイトという飲み物があったのです。
福島のお隣・栃木には「レモン牛乳」というのがありますが、あれに近いかなあ?
ただ、思い出補正もあり、「ミルク感もレモン感も濃厚で、もっとキャラ立ってた」と記憶しています。
当時私はそれが大好きで、しょっちゅう飲んでいたのですが、その眠れぬ夜――いやもう半分明けかかった頃、買いに出たのです。
バス停にして二つ先の、歩いて10分くらいかかる店舗で、雨も降っていました。
履きなれいないレインシューズを履いたので、靴擦れまでできました。
余談ですが、最近のレインシューズはおしゃれで履き心地がよく、優秀ですね。
私はワークマンのを愛用しています。安いので「イロチ買い」したくなります。
昔のは「足が濡れなきゃそれでいいだろ?文句あるなら長靴履いてろや」というクオリティーでした。
まあそんなろくでもないエピソードがべたっと張り付いている上に、レモンホワイトではなく飲むヨーグルトを買って帰ってしまったのでした。
隣り合っていたので、ろくに見ないで買ったのだと思います。
作中の「私」とは違い、家でゆっくり飲もうとして、ストローを挿して吸い上げるまで気づきませんでした。
酸味のある乳飲料という意味ではカテゴリは一緒ですが、当時の私はヨーグルトがあまり好きではなかったので、笑いさえできず、「ああ、もおっ」という気持ちになりましたが。
その他の小ネタとしては、サブタイ「見えてるものを…」とか、午前2時、「フミキリに…」あたりで、BUMP OF CHICKENの『天体観測』を連想した方もいらっしゃると思いますが、まあ、そのとおりです。
もう一つ、「むちゃうまカフェオレ」の“むちゃうま”のモトネタは『ちいかわ』です。
酪王カフェオレという商品名があまりにもシンプルで無駄がないので、もう一声!という感じで採用させていただきました。
また、酪王カフェオレ「カフェインレス」は実在します。
商品名は「やさしいカフェオレ」といいます。
機会があったら飲んでみてくださいませ。
***
令和6(2024)年4月追記
今年1月、酪王檸檬オレという商品が出ました。
限定販売だったので、現在は店頭で見かけることはありません。
文字面だけを見ていると、「レモンホワイトの再来かっ?」と飛びつきたくなるのですが、実はこれ、やはり郡山市に本社がある柏屋の「檸檬」というチーズケーキの味だったのです。
濃厚にしてレモン風味がさわやかなお菓子「檸檬」も人気商品で、私も大好きです。
檸檬オレ自体も実際飲んでみたらおいしかったのですが、レモンホワイトを期待している口からは、「コレジャナイ」しか出てきません。
「レモン味」ではなく「れもというチーズケーキの味」なので、飲む前から分かってはいたのですが、ここ3、40年ごぶさただったので、ちょっとは夢見たいじゃないですか★
何しろ「レモンホワイト 酪王」で調べても、自分が知りたい「レモンホワイト」について載っていたのは、2005年のmixiだけという寂しい状況です。
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