幸せの行方

春の姫君エアルと夏の王子ウィルバートは国を捨て、一緒に花園に渡る約束をした。
だが夜明けが来てもウィルバートは姿を見せず、エアルを迎えに来たのは花園の王オルティスだった。
五年後、オルティスとの結婚を控えたエアルの前に、一つの知らせが届いた。
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