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13章続き
259 豪快契約破棄
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ウラボン 視点
手甲を着け契約書の前で構えている統括ギルドマスターの拳に魔力がみるみる貯まり教会の中なのに風が発生した。
ブア!
「…」
俺達は何が起こるのか静かに見続けた。
キュィィーン
統括ギルドマスターの手が高音を発しながら赤く発光しだした。
手が赤く光っているが大丈夫なのか?
「契約破棄だ!」
バン!
統括ギルドマスターはそう言うとその拳を契約書に叩きつけた。
カッ!ドゴーーン!!!
「うわー!!」
「きゃーー!!」
衝撃と光が教会の中で広がった。
パラパラ…
衝撃と光が収まり統括ギルドマスターを見ると台は無事で契約書は無くなっていた。
建物は無事なのかよ!!
「これで破棄は完了だ。あとはダンジョンに到達出来れば代償は完了だ。」
「それなんですが…ダンジョンに着いたら依頼達成になるのではないですか?」
「確かにダンジョンに着いたら依頼達成になるが同時に帰還後奴隷になる契約が達成してしまう事になる。だから、達成前に破棄が必要なんだ。それにお前達が代償を払い終われば向こうも必然的に払わないといけなくなるからな。」
「代償を達成出来なかったらどうなりますか?」
「出来なかったら?するんだよ!ほらそれ!」
統括ギルドマスターが俺達の方を指すので指の方向を見ると…
「なんだ!コイツ!」
手甲を着け契約書の前で構えている統括ギルドマスターの拳に魔力がみるみる貯まり教会の中なのに風が発生した。
ブア!
「…」
俺達は何が起こるのか静かに見続けた。
キュィィーン
統括ギルドマスターの手が高音を発しながら赤く発光しだした。
手が赤く光っているが大丈夫なのか?
「契約破棄だ!」
バン!
統括ギルドマスターはそう言うとその拳を契約書に叩きつけた。
カッ!ドゴーーン!!!
「うわー!!」
「きゃーー!!」
衝撃と光が教会の中で広がった。
パラパラ…
衝撃と光が収まり統括ギルドマスターを見ると台は無事で契約書は無くなっていた。
建物は無事なのかよ!!
「これで破棄は完了だ。あとはダンジョンに到達出来れば代償は完了だ。」
「それなんですが…ダンジョンに着いたら依頼達成になるのではないですか?」
「確かにダンジョンに着いたら依頼達成になるが同時に帰還後奴隷になる契約が達成してしまう事になる。だから、達成前に破棄が必要なんだ。それにお前達が代償を払い終われば向こうも必然的に払わないといけなくなるからな。」
「代償を達成出来なかったらどうなりますか?」
「出来なかったら?するんだよ!ほらそれ!」
統括ギルドマスターが俺達の方を指すので指の方向を見ると…
「なんだ!コイツ!」
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