旅の紀行記怪談『富嶽三十六景 甲州石班澤』

江戸の浮世絵師 葛飾北斎。
師が描いた、かの有名な版画集『富嶽三十六景』。

その中の一枚、『甲州 石班澤』。
遠く、朝靄の向こうに富士の峰を望む富士川の荒瀬。
川岸に突き出す岩場の上から、投網を投げる漁師。そしてその傍らで魚籠を川に落とさぬよう必死に守る幼い子供。

岸辺に荒々しく白波立つ川辺。醸し出される、親子相互の命への緊張感。


北斎が、この絵を描こうと、構図のインスピレーションを得た場所は、果たして何処だったのだろうか …


知りたかった、それを … づっと。
だから、実際にこの地を訪ね、北斎が見たかもしれない実際の風景を探ってみた。

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