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雉も鳴かずば撃たれまい
ホント、意地になると言うか。
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何かが突き抜ける。快感なのか、一気に入れられた痛みなのか、それさえもわからない。
「さすがに、二発出してたらさっきみたいにはいかねぇか」
「さっきは本当に、出ないようにしてた分、びっくりするくらい吐き出てそのままにしてましたから溜まってないだけですよ。ジワジワ出てますから、空になったわけではないみたいですよ」
「イった本人が漏らしたって勘違いするくらいだもんなぁ あーあ。俺もやりたかったのに、トコロテン。ま、いっか。次で」
「な、に……もぅッ! 勝手、言ってんなぁ それより、抜いてッ 当たって、る、からぁ! めちゃくちゃ奥ぅ ないぞぅ、ひっく、り……かえり、そ……」
あの、奥の。ちゅってなるとこ。そこにまた、熱くて硬いのに滑らかなものが当たってるのがわかる。そこマジでやばいから。
「んー 当たってんなぁ 結構柔らかくなってる? 抜いてほしけりゃ自分で抜けよ。腰上げて」
くうっ! 上がらないの知ってて。
「ほれ」
俺が腰を上げやすいためになのか、ほとんど藤也の膝の上だった俺の足を、藤也が引っ張ってしっかり張った腰の両側におろした。ぺたんと、藤也の上に女の子座りするような恰好。そして。
「はァ!! やッ もっと奥ッ 入ッ……だめぇ」
藤也が、くいっと腰を突き上げた。もういっぱいいっぱいだと思ってたのに、さらに奥があるなんて反則だ。みちゅっと入っちゃけないとこまでめり込んでくる感じに、腰の中がびりびりする。
押し上げられて、必死に柊也にしがみついて、震える足と腕、今持てる力目いっぱい、体を上げる。少しでも楽になりたくて。
ゆっくりだけど確実に、何とか息が詰まりそうな奥から藤也のヤツの感触がなくなって、気を抜いた瞬間。
「やッ!! ふぁああああンッ!!」
ピンッと、左側の乳首を指先ではじかれて、たったそれだけの衝撃で腰が砕けて、再び藤也のを飲み込む。奥まで犯されて、俺の悲鳴と一緒にじゅぶっといやらしい音が、体の内側から聞こえた気がした。
「戻ってきてんぞ、もうおしまいか?」
ぺちぺちお尻を叩きながら、藤也が面白そうに言う。おしまいじゃない。絶対、抜いてやるッ!
って、思って。
何回か。多分、十回にもならなかったと思うけど。けしかけられて、意地になって、震える足と手で必死にもがいてた。この双子に遊ばれてるだけだって気づくまで。
耳、脇腹、乳首、臍、挙句二の腕。これまで知らなかった弱点、俺が半分くらいまで抜けるとこまで腰を浮かせたら、どっちかわからないけど、それはもういやらしーい触り方。
そのたびに、刺激を受けた場所がうずいて悲鳴を上げて、腕からも足からも力が抜けて、落ちた腰にまた飲み込まされる。繰り返し。
ってか、何回もされて気づかない俺も俺だけど、ホント、からかわれたら意地になると言うか、ちくしょう、お前ら本気で覚えてろよ……仕返し、ナニするか決めてないけど。
「マコが頑張ってほっそい腰振ってくれるのはいい眺めなんだけど、こーんなカワイイ振り方じゃ 奥でちゅっちゅってされてても流石に朝までかかっても終わんねーよ?」
「さすがに、二発出してたらさっきみたいにはいかねぇか」
「さっきは本当に、出ないようにしてた分、びっくりするくらい吐き出てそのままにしてましたから溜まってないだけですよ。ジワジワ出てますから、空になったわけではないみたいですよ」
「イった本人が漏らしたって勘違いするくらいだもんなぁ あーあ。俺もやりたかったのに、トコロテン。ま、いっか。次で」
「な、に……もぅッ! 勝手、言ってんなぁ それより、抜いてッ 当たって、る、からぁ! めちゃくちゃ奥ぅ ないぞぅ、ひっく、り……かえり、そ……」
あの、奥の。ちゅってなるとこ。そこにまた、熱くて硬いのに滑らかなものが当たってるのがわかる。そこマジでやばいから。
「んー 当たってんなぁ 結構柔らかくなってる? 抜いてほしけりゃ自分で抜けよ。腰上げて」
くうっ! 上がらないの知ってて。
「ほれ」
俺が腰を上げやすいためになのか、ほとんど藤也の膝の上だった俺の足を、藤也が引っ張ってしっかり張った腰の両側におろした。ぺたんと、藤也の上に女の子座りするような恰好。そして。
「はァ!! やッ もっと奥ッ 入ッ……だめぇ」
藤也が、くいっと腰を突き上げた。もういっぱいいっぱいだと思ってたのに、さらに奥があるなんて反則だ。みちゅっと入っちゃけないとこまでめり込んでくる感じに、腰の中がびりびりする。
押し上げられて、必死に柊也にしがみついて、震える足と腕、今持てる力目いっぱい、体を上げる。少しでも楽になりたくて。
ゆっくりだけど確実に、何とか息が詰まりそうな奥から藤也のヤツの感触がなくなって、気を抜いた瞬間。
「やッ!! ふぁああああンッ!!」
ピンッと、左側の乳首を指先ではじかれて、たったそれだけの衝撃で腰が砕けて、再び藤也のを飲み込む。奥まで犯されて、俺の悲鳴と一緒にじゅぶっといやらしい音が、体の内側から聞こえた気がした。
「戻ってきてんぞ、もうおしまいか?」
ぺちぺちお尻を叩きながら、藤也が面白そうに言う。おしまいじゃない。絶対、抜いてやるッ!
って、思って。
何回か。多分、十回にもならなかったと思うけど。けしかけられて、意地になって、震える足と手で必死にもがいてた。この双子に遊ばれてるだけだって気づくまで。
耳、脇腹、乳首、臍、挙句二の腕。これまで知らなかった弱点、俺が半分くらいまで抜けるとこまで腰を浮かせたら、どっちかわからないけど、それはもういやらしーい触り方。
そのたびに、刺激を受けた場所がうずいて悲鳴を上げて、腕からも足からも力が抜けて、落ちた腰にまた飲み込まされる。繰り返し。
ってか、何回もされて気づかない俺も俺だけど、ホント、からかわれたら意地になると言うか、ちくしょう、お前ら本気で覚えてろよ……仕返し、ナニするか決めてないけど。
「マコが頑張ってほっそい腰振ってくれるのはいい眺めなんだけど、こーんなカワイイ振り方じゃ 奥でちゅっちゅってされてても流石に朝までかかっても終わんねーよ?」
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