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雉も鳴かずば撃たれまい
痛い……だけじゃないのが悔しい。
「ちがッ! おま、えらがッ!!」
柊也につかまったまま、藤也を振り返ると、俺が座り込んでるせいか、ちょっと上体を後ろにそらし気味にして、いつものニヤニヤ笑い。
片手で支えているとはいえ、結構腹筋に来る体勢だと思うのに、平然としてるのが憎たらしさ倍増だ。
「そうですねぇ いつまでもくっついてくれているのはうれしいんですが、せっかくかわいい声を上げている真琴の顔が見えないのは残念極まりない」
かッ かわいい声とか言うなぁ!
言い返そうと首を戻したら、柊也がその首に絡んでいた俺の手を片方ずつ外させた。どうせもともと、そんなに力が入っていたわけじゃないから、それはもう簡単に。その下ろした両腕を、そのまま後ろにいた藤也に引き渡した。
「なにッ!?」
そしてこれまた簡単に、後で腕をそろえて──両手が両肘のあたりに来るくらいまでいってるくらいの位置で──いつの間に持ってたんだか、少し前まで俺の手を拘束していたリボンでぐるぐる巻きにされていた。
「ラッピング完了。やっぱ俺ってこういうの得意なんだよなぁ」
「なッ! 解け! 放せッ!!」
どうやったものなのか、いや、さっき腕をぐるぐる巻きにされた時も、ちょっと動いたくらいじゃ全然動かなかった。
逆に腰を捻ったら中にあるのが擦れてヘンな感じを生み出す。もがくのは諦めたほうがいいってわかってるのに、無駄に足掻いてしまう。
後ろ手に縛られて、自然と背中が反る。ってことは、胸を張るような格好になるわけで。
「かわいらしい乳首を突き出して。そんなに振って見せて、どうするんですか? 真琴」
「だか、らッ 違うぅうッ ひゃあんッ! っ痛ッああああっ!」
両方の乳首を親指で捏ねながら、柊也が俺の耳元で囁いた。否定しようとしたら、突然ぎゅっと親指と人差し指で摘ままれて、ひっぱられた。
小っちゃかった乳首が、いじられすぎて真っ赤になって腫れている。
最初は女の子じゃないんだからと思ったけど、しつこく触られているうちに、ちょっと触られるだけでも体で反応するくらい過敏な場所に変化してて、それをつまみ上げられたらもう、泣きそうなくらい、痛い……だけじゃないのが悔しい。
「ひぁッ! ひうッ うあぁ……」
過剰な刺激にひりついた乳首を、柊也が交互に舐める。さらに、後ろにいる藤也もゆっくりと腰を動かし始めて、手を縛られて、何にもすがれなくて不安定な状態で、二の腕に柊也の手、腰に藤也の手……完全に二人の支配下で、俺はただもういい加減繰り返しになる嬌声を上げるだけの自由しかない。
俺の不本意な抜き差しをからかってた藤也だけど、その腰の動きはじれったい。
一度痛いくらいの快感を覚えた乳首も、舌だけじゃ物足りない。
解ってて放置されてる、一番直截な愛撫がほしい部分が、ひくついている。
「や、あ……っとぉ……ひぃんっ!」
解ってる。俺にだって学習能力くらいある。焦らされていることくらい、解ってる。
二人は、俺が堪えきれなくなって強請るのを待っていて、ちゃんと言わないとしてくれない。
恥ずかしさに誤魔化したり、暈(ぼか)したりするような言葉を選んだら、意地悪く言い直しを促されることも、解ってる。
柊也につかまったまま、藤也を振り返ると、俺が座り込んでるせいか、ちょっと上体を後ろにそらし気味にして、いつものニヤニヤ笑い。
片手で支えているとはいえ、結構腹筋に来る体勢だと思うのに、平然としてるのが憎たらしさ倍増だ。
「そうですねぇ いつまでもくっついてくれているのはうれしいんですが、せっかくかわいい声を上げている真琴の顔が見えないのは残念極まりない」
かッ かわいい声とか言うなぁ!
言い返そうと首を戻したら、柊也がその首に絡んでいた俺の手を片方ずつ外させた。どうせもともと、そんなに力が入っていたわけじゃないから、それはもう簡単に。その下ろした両腕を、そのまま後ろにいた藤也に引き渡した。
「なにッ!?」
そしてこれまた簡単に、後で腕をそろえて──両手が両肘のあたりに来るくらいまでいってるくらいの位置で──いつの間に持ってたんだか、少し前まで俺の手を拘束していたリボンでぐるぐる巻きにされていた。
「ラッピング完了。やっぱ俺ってこういうの得意なんだよなぁ」
「なッ! 解け! 放せッ!!」
どうやったものなのか、いや、さっき腕をぐるぐる巻きにされた時も、ちょっと動いたくらいじゃ全然動かなかった。
逆に腰を捻ったら中にあるのが擦れてヘンな感じを生み出す。もがくのは諦めたほうがいいってわかってるのに、無駄に足掻いてしまう。
後ろ手に縛られて、自然と背中が反る。ってことは、胸を張るような格好になるわけで。
「かわいらしい乳首を突き出して。そんなに振って見せて、どうするんですか? 真琴」
「だか、らッ 違うぅうッ ひゃあんッ! っ痛ッああああっ!」
両方の乳首を親指で捏ねながら、柊也が俺の耳元で囁いた。否定しようとしたら、突然ぎゅっと親指と人差し指で摘ままれて、ひっぱられた。
小っちゃかった乳首が、いじられすぎて真っ赤になって腫れている。
最初は女の子じゃないんだからと思ったけど、しつこく触られているうちに、ちょっと触られるだけでも体で反応するくらい過敏な場所に変化してて、それをつまみ上げられたらもう、泣きそうなくらい、痛い……だけじゃないのが悔しい。
「ひぁッ! ひうッ うあぁ……」
過剰な刺激にひりついた乳首を、柊也が交互に舐める。さらに、後ろにいる藤也もゆっくりと腰を動かし始めて、手を縛られて、何にもすがれなくて不安定な状態で、二の腕に柊也の手、腰に藤也の手……完全に二人の支配下で、俺はただもういい加減繰り返しになる嬌声を上げるだけの自由しかない。
俺の不本意な抜き差しをからかってた藤也だけど、その腰の動きはじれったい。
一度痛いくらいの快感を覚えた乳首も、舌だけじゃ物足りない。
解ってて放置されてる、一番直截な愛撫がほしい部分が、ひくついている。
「や、あ……っとぉ……ひぃんっ!」
解ってる。俺にだって学習能力くらいある。焦らされていることくらい、解ってる。
二人は、俺が堪えきれなくなって強請るのを待っていて、ちゃんと言わないとしてくれない。
恥ずかしさに誤魔化したり、暈(ぼか)したりするような言葉を選んだら、意地悪く言い直しを促されることも、解ってる。
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