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雉も鳴かずば撃たれまい
出ないのにぃ!!
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ずんずん奥に響く。前をふさがれてるからか、もう空っぽって思ったけど、やっぱり製造されてるものが堰き止められているのか、何かが溜まり始めて、だんだん腰が重くなってくる。
「ん? じゃあココか?」
「ヤッ! イイッ! ソコ、さきっぽ、ごりごりって、も、やだぁ イイのッ! だからやだぁ!!」
「どっちかにしなさい、真琴。手元がおろそかになっていますよ」
柊也に言われて、握りなおす。俺が手を動かさなくても、突かれる余波で十分手が動く。
「ンッ! 気持ちいいッ けどぉ イけないッ から、やだぁ! 取って、前の、取って!!」
紐でくくられてた時は、かなり緩めだったんだろうなって今になって分かる。少しずつでも先走りが出せたから。でも、がっちり塞がれてる今は、ほとんど出せない。
「ダメです。また粗相をしてはいけませんからね。大丈夫、出せないままでもイけますよ。藤也の動きに任せていれば」
柊也が、俺の手を覆っていた片方の手を顎に回して、俺の顔を上向かせて諭すようにゆっくり言う。
そんなん信じられない。男って普通、出してイくもんだろ? 俺、今日すでに三回もイってるし。
「ドライオーガニズムですよ。大丈夫。ほら、だんだん熱がこもって、どんどん気持ちよくなっていくでしょう?」
柊也が喋っている間も、俺はもう、聞いているんですかって言われそうなくらいうわの空であんあん叫ぶばっかりだったと思う。
「マコ、さっきみたいに『きゃん』って啼いて?」
ズガズガつきまわしながら、藤也が変なことを言う。だから俺、そんなの言ってない。
けど、ほらほらって催促されたらもう、アンでもキャンでも変わんないよなとか。
「き……あンッ! きゃぁんッ! あッ ひゃあああんッ きゃんっ」
「確かに間近で聞くと腰にくる啼き声ですねぇ 犬耳も必要ですかね……」
「あー それ、サンセー ついでにウサギも用意して」
「わかりました」
藤也のご要望通り、きゃんきゃん言ってたらなんか変なこと決まってた。ウサギの鳴き声ってどんなんだよ?
「そろそろイくぜ? そのままいい声で啼いてろよ?」
え。今までで十分激しかったけどッ!
「ほら、もっと手に力を入れてくれないと、私のほうはイけませんよ? そちらが終わってもイかせられなかったら、もう一度どちらかのお口に入らせてもらいましょうか?」
やだやだやだやだ!! もうどっちもやだ。絶対もう無理。だからもう、夢中で柊也のに指を絡める。ぬるぬるしてきたから、先走り出てるはず。イってお願い。
「きゃっ! きゃうんっ!? やんッ! きゃうッ!!」
俺の感じるところから、奥まで。って言うかもう、奥も突かれるとすげぇ気持ちいいから、どこもかしこも感じる場所になっちゃってんだけど、藤也のに、ガンガン擦られる。
「やッ! あっ きゃう。なんで!? なんかクる! 怖っ 出ないのにッ 出ないのにぃ!! なんかキちゃッ ゃぁあああぁン!!!」
ぐぽんッと、藤也が俺のイイところを抉りながら最奥をつく。何度も擦られたソコにたまった何かがはじけて、頭の中が真っ白になった。塞がれてるから当然、前からは何も出せない。なのに、確実に、イった。
「ん? じゃあココか?」
「ヤッ! イイッ! ソコ、さきっぽ、ごりごりって、も、やだぁ イイのッ! だからやだぁ!!」
「どっちかにしなさい、真琴。手元がおろそかになっていますよ」
柊也に言われて、握りなおす。俺が手を動かさなくても、突かれる余波で十分手が動く。
「ンッ! 気持ちいいッ けどぉ イけないッ から、やだぁ! 取って、前の、取って!!」
紐でくくられてた時は、かなり緩めだったんだろうなって今になって分かる。少しずつでも先走りが出せたから。でも、がっちり塞がれてる今は、ほとんど出せない。
「ダメです。また粗相をしてはいけませんからね。大丈夫、出せないままでもイけますよ。藤也の動きに任せていれば」
柊也が、俺の手を覆っていた片方の手を顎に回して、俺の顔を上向かせて諭すようにゆっくり言う。
そんなん信じられない。男って普通、出してイくもんだろ? 俺、今日すでに三回もイってるし。
「ドライオーガニズムですよ。大丈夫。ほら、だんだん熱がこもって、どんどん気持ちよくなっていくでしょう?」
柊也が喋っている間も、俺はもう、聞いているんですかって言われそうなくらいうわの空であんあん叫ぶばっかりだったと思う。
「マコ、さっきみたいに『きゃん』って啼いて?」
ズガズガつきまわしながら、藤也が変なことを言う。だから俺、そんなの言ってない。
けど、ほらほらって催促されたらもう、アンでもキャンでも変わんないよなとか。
「き……あンッ! きゃぁんッ! あッ ひゃあああんッ きゃんっ」
「確かに間近で聞くと腰にくる啼き声ですねぇ 犬耳も必要ですかね……」
「あー それ、サンセー ついでにウサギも用意して」
「わかりました」
藤也のご要望通り、きゃんきゃん言ってたらなんか変なこと決まってた。ウサギの鳴き声ってどんなんだよ?
「そろそろイくぜ? そのままいい声で啼いてろよ?」
え。今までで十分激しかったけどッ!
「ほら、もっと手に力を入れてくれないと、私のほうはイけませんよ? そちらが終わってもイかせられなかったら、もう一度どちらかのお口に入らせてもらいましょうか?」
やだやだやだやだ!! もうどっちもやだ。絶対もう無理。だからもう、夢中で柊也のに指を絡める。ぬるぬるしてきたから、先走り出てるはず。イってお願い。
「きゃっ! きゃうんっ!? やんッ! きゃうッ!!」
俺の感じるところから、奥まで。って言うかもう、奥も突かれるとすげぇ気持ちいいから、どこもかしこも感じる場所になっちゃってんだけど、藤也のに、ガンガン擦られる。
「やッ! あっ きゃう。なんで!? なんかクる! 怖っ 出ないのにッ 出ないのにぃ!! なんかキちゃッ ゃぁあああぁン!!!」
ぐぽんッと、藤也が俺のイイところを抉りながら最奥をつく。何度も擦られたソコにたまった何かがはじけて、頭の中が真っ白になった。塞がれてるから当然、前からは何も出せない。なのに、確実に、イった。
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