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第八章 魔人族の脅威
8ー9 エドナサイド
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あたしは弓で援護しながら、遠くから、戦場を見ていたんだよ。
特にレインさんは体を大きくしているから、目立つんだよ。大きな槍で、敵を薙ぎ払っているんだよ。
だけど、体が大きい分、標的になりやすくって、敵の魔術攻撃を避けられずにいるんだよ。命中しても、びくともしないんだよ。攻撃が当たるたび、縮んできているのは気のせいかな?
勿論、カチュアさんとギャングとの戦闘も見ていたんだよ。
カチュアさんが有利に戦っていたんだよ。
……だけど。
「何かな、あれは?」
「エドナ! どうしたんだ?」
マリンさんが尋ねたんだよ。
あたしは現状を見ながら。
「ギャングって、いう人が魔物化したんだよ」
ギャングが、魔石を食べたことによって、魔物化したんだよ。
「いや、魔人族の場合、化身と言うだ。魔人族は二つの姿があって、普段は人型で、魔石による魔力で変体するのが
魔物型なんだ」
「でも、あたしが今まで、見てきた魔物化と似ているんだよ」
「妾達の場合は病みたいなもの。一度、魔物になったら元には戻らない。魔物になると、大抵人の頃の記憶や理性がなくなるが、稀に保てる人もいる」
「はうう。今はそんな危なそうな人と、カチュアさんが交戦しているんだよ。力では負けていないんだけど、蒼い炎は纏っていないんだよ」
「やはり、あれにも、何かしらのリスクがあるのか」
「どうしたら」
「蒼い炎が使えるまで回復できればいいが、その条件が分からない。てか、回復をするのを期待するのは危険だ」
あたしは、いつもの魔術で風の矢を構成したんだよ。
「ここから、カチュアさんの援護をするんだよ」
「エドナの矢はあ、そこまで届くのか?」
「風を利用すれば」
あたしは弓を構えたんだよ。そして、風の矢を乗せ、そこで、さらに風を纏めうんだよ。
「届ても、当てることはできるのか? カチュアは大半の攻撃を先の未来が分かるぐらい、躱せるが、エドナの突進を躱したとことは見たこと、ないぜ。たぶん、エドナの矢は躱せないんじゃないか?」
「はうう……」
あたしいつも、転んでカチュアさんにぶつかるんだよ。何でか、カチュアさんは避けられないんだよ。
「でも、何も、しないよりかは、マシなんだよ」
気を取り直して、あたしは風の矢を放ったんだよ。
放ったら、次の風の矢を構成して、放ったんだよ。
特にレインさんは体を大きくしているから、目立つんだよ。大きな槍で、敵を薙ぎ払っているんだよ。
だけど、体が大きい分、標的になりやすくって、敵の魔術攻撃を避けられずにいるんだよ。命中しても、びくともしないんだよ。攻撃が当たるたび、縮んできているのは気のせいかな?
勿論、カチュアさんとギャングとの戦闘も見ていたんだよ。
カチュアさんが有利に戦っていたんだよ。
……だけど。
「何かな、あれは?」
「エドナ! どうしたんだ?」
マリンさんが尋ねたんだよ。
あたしは現状を見ながら。
「ギャングって、いう人が魔物化したんだよ」
ギャングが、魔石を食べたことによって、魔物化したんだよ。
「いや、魔人族の場合、化身と言うだ。魔人族は二つの姿があって、普段は人型で、魔石による魔力で変体するのが
魔物型なんだ」
「でも、あたしが今まで、見てきた魔物化と似ているんだよ」
「妾達の場合は病みたいなもの。一度、魔物になったら元には戻らない。魔物になると、大抵人の頃の記憶や理性がなくなるが、稀に保てる人もいる」
「はうう。今はそんな危なそうな人と、カチュアさんが交戦しているんだよ。力では負けていないんだけど、蒼い炎は纏っていないんだよ」
「やはり、あれにも、何かしらのリスクがあるのか」
「どうしたら」
「蒼い炎が使えるまで回復できればいいが、その条件が分からない。てか、回復をするのを期待するのは危険だ」
あたしは、いつもの魔術で風の矢を構成したんだよ。
「ここから、カチュアさんの援護をするんだよ」
「エドナの矢はあ、そこまで届くのか?」
「風を利用すれば」
あたしは弓を構えたんだよ。そして、風の矢を乗せ、そこで、さらに風を纏めうんだよ。
「届ても、当てることはできるのか? カチュアは大半の攻撃を先の未来が分かるぐらい、躱せるが、エドナの突進を躱したとことは見たこと、ないぜ。たぶん、エドナの矢は躱せないんじゃないか?」
「はうう……」
あたしいつも、転んでカチュアさんにぶつかるんだよ。何でか、カチュアさんは避けられないんだよ。
「でも、何も、しないよりかは、マシなんだよ」
気を取り直して、あたしは風の矢を放ったんだよ。
放ったら、次の風の矢を構成して、放ったんだよ。
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