345 / 650
本編
646 ジュニア
「……なんでその姿の時に登録しちゃうかなー」
召喚された俺が、やれやれと言った面持ちでため息をついていた。
姿形は、ペナルティが小さくなっている俺と同じものである。
「えっと、どなた?」
「ジュニア」
「あっ」
サモニング図鑑には、しっかりとジュニアがセットされていた。
うむ、やはり目の前に現れた俺と同じ姿の奴はジュニアである。
「元のダンジョンコアの要素が一つもないんだけど」
「当たり前だろー、俺らの本体は丸い玉なんだから」
「じゃ、なんで俺と瓜二つなんだ?」
「そんなのお前と魂で繋がってるからに決まってるじゃん」
ジュニアが言うには、図鑑の持ち主である俺の影響を受けたことによってこうなったそうだ。
ダンジョンコアは、外部からの要因によって姿を形作る。
もしくは、もともとの原型を持っていて、その姿のままダンジョンコアとなる。
「真っさらなキャンパスに絵の具はお前だけ。さてどうなる?」
「俺になる」
「正解」
そんなこといったってなあ、こんなこと予想つかないだろうに。
それをわかっているのか、ジュニアも仕方ないと受け止めていた。
「できることなら大人状態がよかったよ」
「それだと色々とややこしいから、今の方が良い」
うむ、替え玉作戦とかあったとして。
別に俺が自分に変身する秘薬を作って渡せばいいだけだからな。
「そんなことより、何か服をあげた方が良いんじゃない?」
「あっ」
呼び出されたジュニアは、素っ裸だった。
本人は別に気にしてない様子だが、大人状態だったらヤバかったぞ。
公衆の面前に俺の全裸を晒す羽目になっていた。
こ、子供状態の時に登録召喚してよかった……。
「なんか前見た時と違うし?」
「子供と大人は違うもんさ、ジュノー」
ジュニアの股間を凝視しながら首をかしげるジュノー。
公開処刑やめてくれ。
「とりあえず、装備だ装備! とりあえず身につけとけ!」
「はいよ。でも黒ばっかりじゃなくて、暖色系とか欲しい」
「文句言うなよ!」
「文句の一つもつけたくなるだろ、金装飾とか派手なのくれよ」
何なんだこいつ。
俺そっくりでも、その性格は俺とは真逆で派手さを好むようだった。
少しだけ元の貴族みたいなダンジョンコアの影響を受けてるっぽい。
「心なしか、今のトウジよりも目が死んでないわね」
「うん、なんかキリッとした目をしてるし」
「クエッ」
「ガルルッ」
イグニールの一言に、全員が頷いている。
目が死んでないわねって、どういうことだイグニール。
生きてるよ。
割と必死に生きてるよ、この世界では!
「とりあえず、贅沢そうなもの持たせて図鑑に戻してくれよ、引きこもりたい」
「その辺は普通のダンジョンコアと同じ様な思考回路なんだな」
「当然。だってダンジョンコアだもん。お前だって同じ様なもんだろうに……」
「確かに」
クソ生意気だな、ジュニア。
子供の姿でよかったぜ。
まだこっちの方が愛嬌がある様に思えなくもない。
その前に一つだけ聞いておくか。
「ジュニア、一応召喚してたらダンジョン作り出せる?」
「できる。リソースはお前のインベントリ」
「俺の? ってことは、実質無限に近いじゃん」
ダンジョンコアが持つストレージが、俺のインベントリになっているらしい。
「他には、なんかある?」
「図鑑の中にダンジョン作れば、本体である俺が超強くなるよ」
「え、どういうこと?」
「だから、お前のリソースを使ってダンジョン作れば強くなる」
現実世界のダンジョンとは別個で図鑑の中にも作れるそうだ。
図鑑の中、相変わらずどうなんてんだろうな?
俺、マジで気になります。
「なあ、図鑑の中につながるドアとか、現実のダンジョンに作れたりするの?」
「完全に別物だからそれは無理」
サラッと言い返しつつ、ジュニアは続ける。
「でも、俺が向こうで強くなる分、最初からコア分けた守護者作れるぞ」
「ほうほう」
「ロイやキングよりも強いかもな? 大迷宮クラスになってしまえば」
「お前、殺されるぞ。今この時も聞いてるんだぞキングさんたち」
「図鑑の主が誰かを今一度俺が教えてやるしかないな、むふふ」
ジュニアはそう言いながらニヒルに表情を歪ませていた。
キングさん、ロイ様、聞きましたか今の。
こいつは俺とそっくりですけど、その中身は全く別物ですよ。
俺とは違うので、その辺よろしくお願いします。
つーか、図鑑の主は俺だ。
「まっ、インベントリ繋がってるから勝手に良さげなもの貰っとくからな?」
「許可なく取ったらマジで許さんぞジュニア」
「でも見返りは大きいぞ? 俺のダンジョンでも潜在装備作れるんだから」
「……好きにしてどうぞ」
それならば事情は変わってくる。
俺のインベントリと繋がってるのならば、他の出すこともない適当ネームたちに仕事させろ。
インベントリ内にある、まだ瓶詰めしてない分のポーションが大量にあるからな。
図鑑の中で全てこなして、そして図鑑の中から俺のインベントリに納品。
「わかった。結局お前の意思は尊重したいから、その辺はやっておくよ」
「頼むね」
「俺は贅沢させてくれるなら何も言わないし、無類の貢献をしてやるぞ」
「白金貨なら大量にあるから、それをベッドにでもしてろ」
「そうさせてもらう! うん、戻ったら真っ先にそれするぞ!」
なんだかものすごいカルマを持ってそうな奴だな。
これも俺の影響の何かしら受けているというのだから……。
俺がいったい前世で何したって言うんだ。
「ま、まあいいや……とりあえずバイバイ、また何かあったら呼ぶから」
「本当にどうしようもない時以外は呼ばなくていいよ」
「いや、製作する時は無条件でお前呼ぶことになるんだけど。特殊能力考えて?」
「……だったら俺個人の平和と自由の保証をしてもらうぞ!」
「ぐっ、わかった」
「よし契約成立ね! じゃ、本当にバイバイ!」
そんな会話を最後に、俺はジュニアを図鑑の中に戻した。
なんだかとんでもない奴を仲間にしてしまったかもしれない。
だが、図鑑の中での労働力確保はかなり大きい。
大掛かりな建築物とか、インベントリに全部入れたらあっちでやってくれそう。
例えば、飛空船とかな?
予備で新しいものを作る際は、図鑑の中でも作らせるなんてことができるのでは?
うーむ、なんとも常識はずれなサモンモンスターだろうか……。
「一見似てない様に思えたけど、思ったより似てるわね、あんた達」
「はあ? 絶対似てない!」
イグニールのつぶやきを否定しておく。
俺は贅沢とかしません、倹約家です。
「あたしも違うかなって思ってたけど、ジュニアはトウジのジュニアだったし」
「どういう意味だよ」
「そのまんまの意味だし!」
だから、どういう意味!
ちなみに、今まで黙っていた骨は「ショタコンになりましたぞ~」とくねくねしている。
ケープの方は、とりあえず話題についていけないから静かにしている様だった。
敵のダンジョンコアを問答無用で破壊してから、俺のこと少し怖がってるみたいだしね。
まあ、秘密を喋らない様に言い聞かせやすくなったし、それについては良しとする。
召喚された俺が、やれやれと言った面持ちでため息をついていた。
姿形は、ペナルティが小さくなっている俺と同じものである。
「えっと、どなた?」
「ジュニア」
「あっ」
サモニング図鑑には、しっかりとジュニアがセットされていた。
うむ、やはり目の前に現れた俺と同じ姿の奴はジュニアである。
「元のダンジョンコアの要素が一つもないんだけど」
「当たり前だろー、俺らの本体は丸い玉なんだから」
「じゃ、なんで俺と瓜二つなんだ?」
「そんなのお前と魂で繋がってるからに決まってるじゃん」
ジュニアが言うには、図鑑の持ち主である俺の影響を受けたことによってこうなったそうだ。
ダンジョンコアは、外部からの要因によって姿を形作る。
もしくは、もともとの原型を持っていて、その姿のままダンジョンコアとなる。
「真っさらなキャンパスに絵の具はお前だけ。さてどうなる?」
「俺になる」
「正解」
そんなこといったってなあ、こんなこと予想つかないだろうに。
それをわかっているのか、ジュニアも仕方ないと受け止めていた。
「できることなら大人状態がよかったよ」
「それだと色々とややこしいから、今の方が良い」
うむ、替え玉作戦とかあったとして。
別に俺が自分に変身する秘薬を作って渡せばいいだけだからな。
「そんなことより、何か服をあげた方が良いんじゃない?」
「あっ」
呼び出されたジュニアは、素っ裸だった。
本人は別に気にしてない様子だが、大人状態だったらヤバかったぞ。
公衆の面前に俺の全裸を晒す羽目になっていた。
こ、子供状態の時に登録召喚してよかった……。
「なんか前見た時と違うし?」
「子供と大人は違うもんさ、ジュノー」
ジュニアの股間を凝視しながら首をかしげるジュノー。
公開処刑やめてくれ。
「とりあえず、装備だ装備! とりあえず身につけとけ!」
「はいよ。でも黒ばっかりじゃなくて、暖色系とか欲しい」
「文句言うなよ!」
「文句の一つもつけたくなるだろ、金装飾とか派手なのくれよ」
何なんだこいつ。
俺そっくりでも、その性格は俺とは真逆で派手さを好むようだった。
少しだけ元の貴族みたいなダンジョンコアの影響を受けてるっぽい。
「心なしか、今のトウジよりも目が死んでないわね」
「うん、なんかキリッとした目をしてるし」
「クエッ」
「ガルルッ」
イグニールの一言に、全員が頷いている。
目が死んでないわねって、どういうことだイグニール。
生きてるよ。
割と必死に生きてるよ、この世界では!
「とりあえず、贅沢そうなもの持たせて図鑑に戻してくれよ、引きこもりたい」
「その辺は普通のダンジョンコアと同じ様な思考回路なんだな」
「当然。だってダンジョンコアだもん。お前だって同じ様なもんだろうに……」
「確かに」
クソ生意気だな、ジュニア。
子供の姿でよかったぜ。
まだこっちの方が愛嬌がある様に思えなくもない。
その前に一つだけ聞いておくか。
「ジュニア、一応召喚してたらダンジョン作り出せる?」
「できる。リソースはお前のインベントリ」
「俺の? ってことは、実質無限に近いじゃん」
ダンジョンコアが持つストレージが、俺のインベントリになっているらしい。
「他には、なんかある?」
「図鑑の中にダンジョン作れば、本体である俺が超強くなるよ」
「え、どういうこと?」
「だから、お前のリソースを使ってダンジョン作れば強くなる」
現実世界のダンジョンとは別個で図鑑の中にも作れるそうだ。
図鑑の中、相変わらずどうなんてんだろうな?
俺、マジで気になります。
「なあ、図鑑の中につながるドアとか、現実のダンジョンに作れたりするの?」
「完全に別物だからそれは無理」
サラッと言い返しつつ、ジュニアは続ける。
「でも、俺が向こうで強くなる分、最初からコア分けた守護者作れるぞ」
「ほうほう」
「ロイやキングよりも強いかもな? 大迷宮クラスになってしまえば」
「お前、殺されるぞ。今この時も聞いてるんだぞキングさんたち」
「図鑑の主が誰かを今一度俺が教えてやるしかないな、むふふ」
ジュニアはそう言いながらニヒルに表情を歪ませていた。
キングさん、ロイ様、聞きましたか今の。
こいつは俺とそっくりですけど、その中身は全く別物ですよ。
俺とは違うので、その辺よろしくお願いします。
つーか、図鑑の主は俺だ。
「まっ、インベントリ繋がってるから勝手に良さげなもの貰っとくからな?」
「許可なく取ったらマジで許さんぞジュニア」
「でも見返りは大きいぞ? 俺のダンジョンでも潜在装備作れるんだから」
「……好きにしてどうぞ」
それならば事情は変わってくる。
俺のインベントリと繋がってるのならば、他の出すこともない適当ネームたちに仕事させろ。
インベントリ内にある、まだ瓶詰めしてない分のポーションが大量にあるからな。
図鑑の中で全てこなして、そして図鑑の中から俺のインベントリに納品。
「わかった。結局お前の意思は尊重したいから、その辺はやっておくよ」
「頼むね」
「俺は贅沢させてくれるなら何も言わないし、無類の貢献をしてやるぞ」
「白金貨なら大量にあるから、それをベッドにでもしてろ」
「そうさせてもらう! うん、戻ったら真っ先にそれするぞ!」
なんだかものすごいカルマを持ってそうな奴だな。
これも俺の影響の何かしら受けているというのだから……。
俺がいったい前世で何したって言うんだ。
「ま、まあいいや……とりあえずバイバイ、また何かあったら呼ぶから」
「本当にどうしようもない時以外は呼ばなくていいよ」
「いや、製作する時は無条件でお前呼ぶことになるんだけど。特殊能力考えて?」
「……だったら俺個人の平和と自由の保証をしてもらうぞ!」
「ぐっ、わかった」
「よし契約成立ね! じゃ、本当にバイバイ!」
そんな会話を最後に、俺はジュニアを図鑑の中に戻した。
なんだかとんでもない奴を仲間にしてしまったかもしれない。
だが、図鑑の中での労働力確保はかなり大きい。
大掛かりな建築物とか、インベントリに全部入れたらあっちでやってくれそう。
例えば、飛空船とかな?
予備で新しいものを作る際は、図鑑の中でも作らせるなんてことができるのでは?
うーむ、なんとも常識はずれなサモンモンスターだろうか……。
「一見似てない様に思えたけど、思ったより似てるわね、あんた達」
「はあ? 絶対似てない!」
イグニールのつぶやきを否定しておく。
俺は贅沢とかしません、倹約家です。
「あたしも違うかなって思ってたけど、ジュニアはトウジのジュニアだったし」
「どういう意味だよ」
「そのまんまの意味だし!」
だから、どういう意味!
ちなみに、今まで黙っていた骨は「ショタコンになりましたぞ~」とくねくねしている。
ケープの方は、とりあえず話題についていけないから静かにしている様だった。
敵のダンジョンコアを問答無用で破壊してから、俺のこと少し怖がってるみたいだしね。
まあ、秘密を喋らない様に言い聞かせやすくなったし、それについては良しとする。
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
私と子供より、夫は幼馴染とその子供のほうが大切でした。
小野 まい
恋愛
結婚記念日のディナーに夫のオスカーは現れない。
「マリアが熱を出したらしい」
駆けつけた先で、オスカーがマリアと息子カイルと楽しげに食事をする姿を妻のエリザが目撃する。
「また裏切られた……」
いつも幼馴染を優先するオスカーに、エリザの不満は限界に達していた。
「あなたは家族よりも幼馴染のほうが大事なのね」
離婚する気持ちが固まっていく。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
私が死んで満足ですか?
マチバリ
恋愛
王太子に婚約破棄を告げられた伯爵令嬢ロロナが死んだ。
ある者は面倒な婚約破棄の手続きをせずに済んだと安堵し、ある者はずっと欲しかった物が手に入ると喜んだ。
全てが上手くおさまると思っていた彼らだったが、ロロナの死が与えた影響はあまりに大きかった。
書籍化にともない本編を引き下げいたしました
婚約破棄された令嬢が記憶を消され、それを望んだ王子は後悔することになりました
kieiku
恋愛
「では、記憶消去の魔法を執行します」
王子に婚約破棄された公爵令嬢は、王子妃教育の知識を消し去るため、10歳以降の記憶を奪われることになった。そして記憶を失い、退行した令嬢の言葉が王子を後悔に突き落とす。
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。