君とおしゃべり出来たら
柚木志優は、言葉を話せない青年だ。
幼少期に受けたの父親からの暴力によるストレスにより他者と話すことが困難になっていた。そんな志優を想う、母親、梓紗からおまじないとしてアライグマのパペット人形のライ太を貰ったことでパペット人形を介してならライ太という人格の力を借りて喋れるようになった志優。
高校一年生の新学期を迎えた志優は、今度こそ学校で友達を作るのだと意気込んでいた。
ライ太の力を借りずにクラスの前で自己紹介を遂げる目標を持って踏み込んだ学校。
しかし、そう簡単には上手くいかず緊張から声を発することができなくなり、それどころかクラスメイトには距離を置かれてしまう存在になってしまった。
結局自分はクラスに馴染むことのできない存在に落胆し、体育館裏で唯一の心の友であるライ太に寂しさを打ち明ける日々。
ある日、その大事なライちゃんを体育館裏に忘れてきてしまう。
慌てて探しに行った先には、冷淡そうな一度もクラスに登校したことのない荒井がライ太を枕にして眠っていた。
彼から何とかライ太を取り返すものの、それを気に体育館裏に彼が現れるようになる……。
彼に話し掛けられ、戸惑いながらも。パペット人形を通してしか話せない自分のことを受け入れてくれる荒井。そんな彼に徐々に心を開いていく志優。
しかし、林間学校を機に志優の記憶が断片的なものになり……それはライ太の仕業で……。
志優とライ太と荒井くんの少し不思議だけど心温まるお話。
幼少期に受けたの父親からの暴力によるストレスにより他者と話すことが困難になっていた。そんな志優を想う、母親、梓紗からおまじないとしてアライグマのパペット人形のライ太を貰ったことでパペット人形を介してならライ太という人格の力を借りて喋れるようになった志優。
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しかし、そう簡単には上手くいかず緊張から声を発することができなくなり、それどころかクラスメイトには距離を置かれてしまう存在になってしまった。
結局自分はクラスに馴染むことのできない存在に落胆し、体育館裏で唯一の心の友であるライ太に寂しさを打ち明ける日々。
ある日、その大事なライちゃんを体育館裏に忘れてきてしまう。
慌てて探しに行った先には、冷淡そうな一度もクラスに登校したことのない荒井がライ太を枕にして眠っていた。
彼から何とかライ太を取り返すものの、それを気に体育館裏に彼が現れるようになる……。
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