必要悪のメサイア
西暦30XX年
突如出現した地球外知的生命体エコーの侵略により人類は滅亡しようとしていた。
未知の生命体であるエコーは人の思考を操る力を持ち、
様々な姿に擬態することで人間を捕食して次々に増殖していった。
やがて唐突に始まった国家間の核戦争により人類はその世界人口を僅か1000万人程度までに減らしていた。
これにより各国の主要政府機関は崩壊、国際宇宙ステーションに各国の要人達は退避せざる得なかった。
残された人々は荒廃した世界で身を寄せ合いながら元凶であるエコーに対し抵抗を続けていた。
ーー必要悪
それはどの世界にも存在する。
膨大な資金力を持ち核シェルターに避難していたヤクザ、マフィア、ギャングスターなどと言った連中だ。
生き残った彼らは集結してローグという組織を組閣して
統治されなくなった世界で略奪、暴行が蔓延る各地の無法地帯を世界政府の代わりに治めたのだ。
ローグは非合法で非人道的な技術を駆使することで
奇しくもエコーの体細胞を用いた移植手術でエコーの支配を受けずに迎撃できる怪人バフォメットを生み出すことに成功した——
「––クソッタレなこの世界で神が救わねぇというのならば、俺たちが代わりに慈悲を下してやるさ。」
この物語は荒廃した世界で繰り広げられる札付きのワル共が地球外生命体に抗う群像劇である。
突如出現した地球外知的生命体エコーの侵略により人類は滅亡しようとしていた。
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