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竜親、町興し編
四十六話、村の建設①
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オーガの里での一件を終えると私たちは頼んでいたものを受け取り、そのまま村に戻った。
さっそく、開発組に既存の斧などを渡し、アルマとココルの指揮のもと樹木の伐採から始まった。
地球で伐採と聞けばいいイメージはないがここでは開拓のために切り開き、その木で建物を建てていくのだ沢山必要になるだろうことは予想済み。
あと、一時的な生活の拠点になる場所を作るのだが、ただ土を盛り上げただけでは雨を凌げないっという根本的な話になり、結局は地中の方に生活拠点を持って行くことにした。
ゴブリンや狼たちでも入れるような入口にして広めの緩やかな階段式にした。
もちろん、出入り口は先に切っておいた木を利用して、扉を立てた。
うん、見た目はね、だいぶ昔…アニメなんかであるような休憩できるバス停って感じ?
三方を木で囲って屋根を付けた感じ。
扉を付けなかったのは狼たちが開閉できないからだ。
西部劇のような前後に開閉できる扉を付けるのはまだ難しいらしい、というのも者がまだまだ足りな過ぎてそこまで出来ないからね。
しばらくは扉のない建物を量産していく予定。
そうしないと狼たちが入れないもんね。
生活守り組は壁で囲った内側の採取できる木の実なんかを集めに行っている。
各自がやるべきことをしているその間、私は『土操作』で地下の生活空間を整えていた。
その傍らにはラルとルークとソーガがいる。
けがをしたラルを休めるためだったのだけど、ルークが自分のせいだと責めてしょげているので傍にいるようにさせた。
ソーガも戦い疲れているはずなので傍で休んでいる。
私はほとんど疲れてないし、能力だけでやってるから気にもしてないの。
まずは大広間、その先には台所、各部屋は上下の二段ベッド風にして一部屋12人部屋、狼たちは何もない大きな空間にしたの、大広間でもよかったかもしれないけど、そういうわけにはいかないでしょ。
ドワーフ組は男女でわかれるようにしたの。
私?私の部屋は一応作ったけど、一番狭くしたの。
だって仮だし、荷物もないし、寝る場所だってそこまでいらないからね……それにスライムだもん。
あとは食料貯蔵庫、井戸も掘ったよ。
台所のかまどは日本の昔使っていたようなものをとりあえず採用したの。
うん、漫画とかよく読んでてよかったとこういう風になって思ったわ。
イメージがしやすいの。
とりあえず現状必要な部屋をすべて作り終わった頃に生活守り組が大量の木の実や薬草なんかを持って帰った来た。
「ティア様~、帰りました」
『うん、お帰り。木の実なんかの貯蔵庫はここね。薬草系はその隣の薬草庫に入れて』
「はーい」
ゴブリンたちはいい子でよく働くわ。
そうそう、他の狼や残りのドワーフたちは壁内のマップ作りに行って貰ってるの。
何がどこにあるか分かるようにしておく必要があるでしょ。
「ティア嬢」
「マップできたよ~」
「本当にこんなに簡単でいいのか?」
『見せて…………うん、これでいいわ』
私は広げて貰ったマップを見てOKサインを出した。
まぁ、壁は全て塞いでいるから何かあることはないはずなの。
だからこそ、必要な物がすぐに手に入るかが肝心なのよね、この後も何回か会議をしてどういう町にしていくか考えていくことになるんだけどね。
まぁ、自給自足できるようにしていかないと最近は農業も畜産業もよく漫画になっていたからちょっとした資料にはなっているのよねぇ。
気の向くままに読む人間でよかったと思うなぁ、こうなってくると。
あ、そうだ。
オーガになれるようになったんだからそっちになれば良かったんだ。
さっそく、開発組に既存の斧などを渡し、アルマとココルの指揮のもと樹木の伐採から始まった。
地球で伐採と聞けばいいイメージはないがここでは開拓のために切り開き、その木で建物を建てていくのだ沢山必要になるだろうことは予想済み。
あと、一時的な生活の拠点になる場所を作るのだが、ただ土を盛り上げただけでは雨を凌げないっという根本的な話になり、結局は地中の方に生活拠点を持って行くことにした。
ゴブリンや狼たちでも入れるような入口にして広めの緩やかな階段式にした。
もちろん、出入り口は先に切っておいた木を利用して、扉を立てた。
うん、見た目はね、だいぶ昔…アニメなんかであるような休憩できるバス停って感じ?
三方を木で囲って屋根を付けた感じ。
扉を付けなかったのは狼たちが開閉できないからだ。
西部劇のような前後に開閉できる扉を付けるのはまだ難しいらしい、というのも者がまだまだ足りな過ぎてそこまで出来ないからね。
しばらくは扉のない建物を量産していく予定。
そうしないと狼たちが入れないもんね。
生活守り組は壁で囲った内側の採取できる木の実なんかを集めに行っている。
各自がやるべきことをしているその間、私は『土操作』で地下の生活空間を整えていた。
その傍らにはラルとルークとソーガがいる。
けがをしたラルを休めるためだったのだけど、ルークが自分のせいだと責めてしょげているので傍にいるようにさせた。
ソーガも戦い疲れているはずなので傍で休んでいる。
私はほとんど疲れてないし、能力だけでやってるから気にもしてないの。
まずは大広間、その先には台所、各部屋は上下の二段ベッド風にして一部屋12人部屋、狼たちは何もない大きな空間にしたの、大広間でもよかったかもしれないけど、そういうわけにはいかないでしょ。
ドワーフ組は男女でわかれるようにしたの。
私?私の部屋は一応作ったけど、一番狭くしたの。
だって仮だし、荷物もないし、寝る場所だってそこまでいらないからね……それにスライムだもん。
あとは食料貯蔵庫、井戸も掘ったよ。
台所のかまどは日本の昔使っていたようなものをとりあえず採用したの。
うん、漫画とかよく読んでてよかったとこういう風になって思ったわ。
イメージがしやすいの。
とりあえず現状必要な部屋をすべて作り終わった頃に生活守り組が大量の木の実や薬草なんかを持って帰った来た。
「ティア様~、帰りました」
『うん、お帰り。木の実なんかの貯蔵庫はここね。薬草系はその隣の薬草庫に入れて』
「はーい」
ゴブリンたちはいい子でよく働くわ。
そうそう、他の狼や残りのドワーフたちは壁内のマップ作りに行って貰ってるの。
何がどこにあるか分かるようにしておく必要があるでしょ。
「ティア嬢」
「マップできたよ~」
「本当にこんなに簡単でいいのか?」
『見せて…………うん、これでいいわ』
私は広げて貰ったマップを見てOKサインを出した。
まぁ、壁は全て塞いでいるから何かあることはないはずなの。
だからこそ、必要な物がすぐに手に入るかが肝心なのよね、この後も何回か会議をしてどういう町にしていくか考えていくことになるんだけどね。
まぁ、自給自足できるようにしていかないと最近は農業も畜産業もよく漫画になっていたからちょっとした資料にはなっているのよねぇ。
気の向くままに読む人間でよかったと思うなぁ、こうなってくると。
あ、そうだ。
オーガになれるようになったんだからそっちになれば良かったんだ。
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