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23(グレンタス王国)sideサーシャ
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一体なんだって言うのよ?!
あんな女からルド様を奪ったくらいで何が悪いのよ?!
ましてや、国王様も王妃様もなんであんな女なんかを欲しがるのよ!
私の方が可愛いし、皆に好かれてるし、ルド様とも愛し合っているんだから良いに決まってるじゃない!
あんな女、目障りじゃない!
私より少~し勉強が出来るくらいで、他には何の取り柄もないのに!!
なんで、私が貴族用の牢に入れられないといけないのよ!
ルド様もルド様よ!
私がこんな目にあっているのに何故助けに来てくださらないの?!
お父様を見れば静かに座り込んで俯いているし!
「お父様!」
「サーシャ」
「何故、ルド様は助けに来てくださらないのですか?!」
「アーノルド様も自室謹慎を言い渡されている。いまだに解けていないのであろう」
「あなた、いつになったらここを出れるのですか?!」
「それを決めるのは国王様と王妃様だ」
「お父様!お父様は何故その様に落ち着いているのですか?!」
私やお母様の言葉にお父様はため息をつくばかりで何も答えてくれない。
何なのよ!本当に!!
お母様もヒステリックに叫んで煩いわ。
ああ!
いつまでここにいれば良いのよ!?
お風呂にも入りたいし、綺麗でフワフワのベッドに入って休みたいわ。
お風呂も入れなくて、やって来た世話人が体を拭くだけ。
しかも、その世話人は私が何言っても聞かず、淡々とやることだけやって帰っていく。
おかしいわよ!
私はルド様と愛し合っているのよ!
未来の王妃になるのよ!
なんで、言うことを聞かないの?!
あんなやつ、私が王妃になったらクビよ!
ここに入ってから数日も経っているから来てきたドレスではなく、支給された服を着ているけど、みすぼらしすぎるわよ。
なんで私がこんなのを着ないといけないの?!
お母様もお父様も似たのを着ているけど。
早く綺麗なドレスを着たいわ。
それもこれも全部あの女が悪いのよ!
居なくなってまで目障りだわ!
何の役にもたたないくせに、王様や王妃様に気に入られて、本当に腹が立つわ!
「あいつよ!あの女が悪いのよ!!」
「ええ、ええ、あれのせいで私たちはこの様なところに入れられたのです!」
「役立たずの癖に!」
「いなくなっても腹立たしい!目障りな!!」
「………………」
私とお母様が不満を言い続ける中でお父様だけが下を向いていた。
どうやらお父様は落ち着いているのではなく、今回の事で気落ちしているようだわ。
まったく、なんで肝心な時に男は役に立たないのよ!
でも、私にもここから出る妙案があるわけでもないものね。
ここは自室謹慎が解けてルド様が助けに来てくれるか、王様や王妃様が出ても良いって言うまで待つしかないわね。
どうせ、とりあえず、ここに入れておくだけでしょ。
だって、私は何も悪くないものね。
罪もないのに何時までも牢に入れておくことなんて出来ないわ。
あ~あ、早く出たいわ。
出たらまずはお風呂ね。
それから綺麗でフワフワのベッドで休んで、綺麗なドレスを着るのよ。
こんなところに閉じ込めたんだから、王様や王妃様には凄く綺麗で豪華なドレスを仕立てて貰わないとね。
ふふふ、これは当たり前よね。
あんな女からルド様を奪ったくらいで何が悪いのよ?!
ましてや、国王様も王妃様もなんであんな女なんかを欲しがるのよ!
私の方が可愛いし、皆に好かれてるし、ルド様とも愛し合っているんだから良いに決まってるじゃない!
あんな女、目障りじゃない!
私より少~し勉強が出来るくらいで、他には何の取り柄もないのに!!
なんで、私が貴族用の牢に入れられないといけないのよ!
ルド様もルド様よ!
私がこんな目にあっているのに何故助けに来てくださらないの?!
お父様を見れば静かに座り込んで俯いているし!
「お父様!」
「サーシャ」
「何故、ルド様は助けに来てくださらないのですか?!」
「アーノルド様も自室謹慎を言い渡されている。いまだに解けていないのであろう」
「あなた、いつになったらここを出れるのですか?!」
「それを決めるのは国王様と王妃様だ」
「お父様!お父様は何故その様に落ち着いているのですか?!」
私やお母様の言葉にお父様はため息をつくばかりで何も答えてくれない。
何なのよ!本当に!!
お母様もヒステリックに叫んで煩いわ。
ああ!
いつまでここにいれば良いのよ!?
お風呂にも入りたいし、綺麗でフワフワのベッドに入って休みたいわ。
お風呂も入れなくて、やって来た世話人が体を拭くだけ。
しかも、その世話人は私が何言っても聞かず、淡々とやることだけやって帰っていく。
おかしいわよ!
私はルド様と愛し合っているのよ!
未来の王妃になるのよ!
なんで、言うことを聞かないの?!
あんなやつ、私が王妃になったらクビよ!
ここに入ってから数日も経っているから来てきたドレスではなく、支給された服を着ているけど、みすぼらしすぎるわよ。
なんで私がこんなのを着ないといけないの?!
お母様もお父様も似たのを着ているけど。
早く綺麗なドレスを着たいわ。
それもこれも全部あの女が悪いのよ!
居なくなってまで目障りだわ!
何の役にもたたないくせに、王様や王妃様に気に入られて、本当に腹が立つわ!
「あいつよ!あの女が悪いのよ!!」
「ええ、ええ、あれのせいで私たちはこの様なところに入れられたのです!」
「役立たずの癖に!」
「いなくなっても腹立たしい!目障りな!!」
「………………」
私とお母様が不満を言い続ける中でお父様だけが下を向いていた。
どうやらお父様は落ち着いているのではなく、今回の事で気落ちしているようだわ。
まったく、なんで肝心な時に男は役に立たないのよ!
でも、私にもここから出る妙案があるわけでもないものね。
ここは自室謹慎が解けてルド様が助けに来てくれるか、王様や王妃様が出ても良いって言うまで待つしかないわね。
どうせ、とりあえず、ここに入れておくだけでしょ。
だって、私は何も悪くないものね。
罪もないのに何時までも牢に入れておくことなんて出来ないわ。
あ~あ、早く出たいわ。
出たらまずはお風呂ね。
それから綺麗でフワフワのベッドで休んで、綺麗なドレスを着るのよ。
こんなところに閉じ込めたんだから、王様や王妃様には凄く綺麗で豪華なドレスを仕立てて貰わないとね。
ふふふ、これは当たり前よね。
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