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第6章 (仮)異世界で開催!超会議(嘘です)!!

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「えっと、僕は──……」

 と、割愛はさせていただきますが、死ぬ直前の話からスタートして奴隷商人の隠し部屋に転移してからのこの世界でのことを話した。
 もちろん姉の大好きなアッハンウッフンなR18の事は臥せておいた。
 だってお父さんとお母さんに知られたくないじゃんか……。
 大人からしたら恥ずかしがるなのかわからないけど、そんな俺が大人の階段を登った話なんてさ……。
 それに相手の一人はこの場にいるけど、もう一人はいないし?

「そうか──。良い人に出会って良かったねぇ~……」
「本当よね。レン──いえ、お父さんなんて気を抜いたらすぐ様、護衛と銘打った騎士にですら押し倒される世界だものね」

 なるほど、お父さんはこの領地。この館に来るまでに何度も貞操の危機を迎えてましたか~……。
 確かにお母さんから昔話を聞いていた以上になんと言うかエロさがパないもんね!
 うん、ジップロックで密封してほしい云々はわかる気がする。
 でも俺は誰にも押し倒されたことありませんよ? と自信満々にそう言うと兄はため息をついた。

「ルー、それは当たり前だろ? まずお前が出会ったのが第四騎士団だから大丈夫だったんだ。あの騎士団のみ少数規模だから末端まで目が届いていたし、それにお前は兄さん。えーっと、団長と副団長、参謀がいなくならないように側に置いてたみたいだし、モンスター討伐でお前が留守番の時は参謀がずっと側にいたんだろう?」

 とは言ってもゼノさんに監視されてたんですけど?
 そりゃもう凄く怪しまれてまして、片時も目を離さないでジーっと見られてましたよ?
 そんなことを言えばジャンヌさんに笑われた。
 なんでもそれはさすがにゼノが可哀想だと……。でもさ? ずっと側にいたんだよ? 監視されてたんだよ? そう訴えるとジャンヌさんは笑いを止めて真顔で怖い話をしてくれた。
 ここにいるお父さん含めて俺も全員見た目が良いから、武器なしで丸腰。体術など格闘が出来る者は拘束されてたら即刻男共の慰みものだと。

「慰みもの?」
「ルー。まぁ、アレだ。愛流の好きでよくやってたR18ゲームのこれまたよくあるバッドENDの1つ。拉致監禁、凌辱強姦、妊娠ボテ腹ENDってヤツだろ」
「ひっ──」

 俺は真っ青な顔をしていたらしく兄にお膝抱っこされて慰められていた──が、脳内はもっと悲惨な話を聞いていた。
 何故なら辞書るに【初めて緑のランプの毒に侵されたとき、君は外に行こうとしたよね。あの時誰にも見つからずに外に出たら路地裏に連れ込まれて、そのまま拉致監禁云々だったんだよ? 良かったね、あの時引き留めてもらって……。じゃなかったら今頃どうなってるかわからないよ? 路地裏に引き込まれてぐちゃぐちゃに犯された後は村で囲われた娼年か、飽きられて売られて変態貴族の性奴隷のあげく、女にされて子供を産まされてるかもしれないよ?】と──。
 そして辞書るはもうひとつ爆弾を落としていきました。

【この世界の男性はね、確実に子供を作るために個人差があるけどルカの世界の人よりもはるかに前立腺と精巣が大きく作られてるんだよ。見た目は同じでも中身は異次元空間って思えば良いよ。だから相手の精液が空になるには結構時間かかるんだよ? つまりはさっき言った複数だと永遠に感じるかもね】

 ──と……。ハッキリ言ってマジで怖ぇぇ~……っ!
 んでもってその情報は誰得なのっ!?

 ……ってか、元々量が多いなら赤いランプの副作用はこの世に必要なくねっ?




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