【完結】愛をつめこんだ少女とつめこまれた魔法使いたち
人智を超えた力を持つ魔法使いは、人々から恐れられ疎まれていた。
そんな世界で魔法使いの幼い弟を持つリンは、人目を避けるように森の中の小屋で弟と二人で暮らしていた。
魔法使いだからと故郷の村を追われたせいか、「魔法」と聞くとすぐに体が反応してしまう。
なんでも王都に住む魔法使いである第二王子が行方不明らしい。
そんな話をきいた帰り道、リンは鱗に覆われた羽根のある不思議な生き物を拾う。
トカゲと思ったその生き物は、手当てをしようとしたリンに敵意を向け、しかも人の言葉まで喋るドラゴンだった。
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短編です。
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