獣王陛下の愛した罪人
これは、初恋によって全てを失った、愚かな人々のお話――
この国を統べる、獣の血を濃く引く公王――『獣王』と恐れられる男には、最愛の女性がいた。
美しく可憐な、かけがえのない華・・・・・・しかし、彼女は炎に焼かれて姿を消した。
嘆き悲しんだ公王が娶ったのは、ある疑いを持たれた令嬢。
自らの最愛を殺した罪を問われながらも無罪と見做された令嬢を憎んだ公王は、彼女を苛むために公妃の位を与えた。
『愛と欲に目が眩んだ愚かな女』と蔑まれながらも、令嬢は公妃としての役割を粛々と受け入れて・・・・・・いつしか、二人の運命は大きく変わる。
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