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1章
神罰(消えた国民達 後編)
しおりを挟む「兄さん.....本当?」
アガウスは、嬉しいですオーラを周囲に放ちながら兄であるアトゥールに本当かどうか、確かめるために聞いた。
「本当だぞ!!主神の私が嘘をつくと思うのかい?
でもアガウス、そんなに嬉しいのか.....
(なら、もうちょっと増やそうかな?)」
アトゥールは、久々に弟の笑顔が見れたので、嬉しそうにしていたが、周囲には恐ろしい副声音が聞こえていた..........
「ねぇ、聞こえたぁ~もっとくれるってよぉ~可愛い我が子達よかったねぇ~♡♡」
アガウスは、可愛い我が子(何かの種)に話しかけた。
「「「「キュウゥゥゥゥ~♡♡」」」」
喜びの歓声が部屋に響いた。
すると、アガウスの可愛い子ども達(何度も言います。何かの種です!!!)に取り込まれたはずの1人が意識を取り戻した。
「う、う~ん。こ、これは、な、なんだ.....」
目覚めた男は自分の身体に違和感を覚えていた。
身体が何かに包まれたように、自分自身で思うように動かせないので、混乱していた。
するとその男が目覚めたのを境に、次々に男達は目覚め、数分後には全員が目覚めた.....
やはり、目覚めた男達は、全員混乱に陥っているのだった。
「みんな、起きたのぉ~」
アガウスが、声をかけると1人の男が叫びだした。
「こ、これは、な、なんなんだよ!!!」
「あれっ?言ってなかったっけ?
しょうがないなぁ~教えてえげるよぉ~♡♡
この子達はね、僕が生み出したタリスって言う特種な植物だよ~可愛いでしょぉ~?
この子達はねぇ~本来は、寄生した生物の生命を吸収するだけの植物なんだけどぉ、人間達によって駆除されそうになってたから僕が助けてあげたらねぇ、僕に力を貸してくれるって言ってくれたんだぁ~!!
だから、僕が力を少しあげたら、可愛く、と~っても可愛くなったんだよぉ~
いいでしょぉ~~♡♡♡♡
今はねぇ~、魔力を少しずつ君達から吸収して、この世界を保つために魔力の循環をしてくれてるんだよぉ~
それにぃ~、僕のことを理解してくれるの兄さんとこの子達だけなんだよぉ~」
アガウスは、とても嬉しそうに語っていたが、表情は笑っていなかった......
「「「い、いやだぁ”ぁ”ーーーー」」」
彼らの身体を恐怖が襲っていた。
「お前達が、何を仕出かしたかもっとはやく理解していれば良かったんだよ
(理解していても同じだったけど(黒い笑))
お前達には、この世界のための贄となって貰うからな。
あ!言い忘れてたよ。言っとくけど、君達魔力は尽きないし、簡単に死なないからね?
私が、生命の神に頼んで寿命で死ぬように理を書き換えて貰ったんだから。
せいぜい死ぬまで、今までの行いを悔いていろ。
じゃあ、アガウス私は、そろそろ行かなきゃ行けないんだが、あとでこの部屋にタリス達の栄養になる人間達連れてくるからな(優しい微笑み)」
アトゥールは、弟であるアガウスの頭を撫でながら、少し寂しそうな表情を見せた。
(※アトゥールは、かなりのブラコンです。)
「うん!ありがとう兄さん!!」
アガウスは、そんな兄の表情に気づくと、とびっきりの笑みを見せた.....
「さぁ、タリス達。
いや、僕の可愛い子ども達♡♡
兄さんのために、これからも頑張ろうねぇ~♡♡」
「「「「「キュウゥゥゥゥ~~♡♡」」」」」
こうして、魔力の強い者達は、タリス達(アガウスの可愛い子ども達)の贄となりこの世界を保つために、役に立つのでした。
ですが、この事実を人間達が、知ることはありません..........
ちなみに、知った人間は..........
っと、暗いお話はここまでですね。
この世界には、知らない方がいいこともあるのですよ。
「今日もこの世界は平和だなぁ~」
と、主神であるアトゥールは、呟くのでした。
ーーーーーーーーーーーー
遅くなり申し訳ありませんm(_ _)m
ここで、お知らせなのですが、近況欄にて登場人物のお名前などを募集中です。
このお話にも登場していた、生命の神をはじめとする上位神達。
そして、妖精達と帝国の人々です。
人数などは特に決めていません。
ほとんど送っていただいた名前は、使わせていただく予定ですが、作者がどうかなと思う名前は、使わないかもしれません.....
ですが作者は、あまりいい名前が浮かばないので、協力して頂けると嬉しいです。
概要は、近況欄にて記載してあります。
これといったのがあったら、気軽に送ってください。
これからもよろしくお願いします!!
(❁´꒳`❁)ニコ
天音 翔
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