寵愛を受けた"元"公爵令嬢は、帝国で本当の幸せを掴む

天音 翔

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2章

侍女達とお針子の小話

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「なんて、素晴らしいお身体です事!磨きがいがありますわ!!ねぇ?貴女たち」

 「はいっ!こんなに美しい方は初めて見ましたわ!」

 「そうですわ!ソフィア様のような磨けば光る、美女の原石には初めて会いましたわ!!一目見て大好きになりましたわ!」

「ええ!こんなに謙虚で優しい方が、皇太子様のお妃様になってくださって本当に良かったです!

お身体も、御髪も美しく、それでいて貴族のマナーなどの上達もはやいんですのよ!
各担当の教師たちが褒めていらっしゃって。今まで教えてきた生徒の中で一番だと口を揃えて言っているそうですの!模範ともなるソフィア様だからこそ。この国の民たちも喜びますわ!

ソフィア様じゃなくて、もしあんな、精根の腐ったお方が妃になったと考えるだけで身震いしますわ!

その前にエドワード様に軽蔑しますわ!こんなに良き女性がいるのに、、蔑ろにでもしたら急所捻り潰してあげますわ。」

そういうと、拳を強く握りしめた。


パチパチパチ

「「「「侍女一同シャールカ様に賛同しますわっ!!」」」」

このシャールカという女性は、エドワードの乳母である。また、公爵家の次女という身分のため幼い頃からスカーレットの良き理解者でもあるのだ。

彼女はいつの間にか、侍女たちに紛れ込んでいたようで、初めはみな驚いていた。

 しかし、シャールカは皇妃の次に尊敬されている人物のため、何も文句を言うものはいない。

だからエドワードについて、何を言っても事実だからと、皇妃が許してしまう。だって、この女性はスカーレットはあったのだから。

「ええ!ソフィア様を害するものは私たち女性の敵です!!」

 「ソフィア様を傷つけるなんて、自分よりも美しソフィア様に対する当て付けで。心が狭い方がすることですわ!」

侍女たちが、今までの鬱憤を言いあい始めた。

すると、、、


「はい!皆様そこまでですわ。あんな酷い環境にいたんですのよ?これ以上言ったらソフィア様が怯えてしまわれますわ!」

シャールカの侍女たちを一喝する一声が響く。

「そうしないためにも。だからこそ、私たちの手でソフィア様を磨きに磨き、まだ、グダグダ文句を仰っている帝国の全ての貴族子女に見せつけてあげましょう!自分じゃ敵わないと思い知らせてあげましょう!」

「「「「「「はいっ!シャールカ様っ!」」」」」」


「では、得意分野の似ている人と、4人人1ペアになってもらえるかしら?そしたら、各私がわペアに仕事を振り分けますわ!」



「シャ、シャールカ様……ひとつ提案なのですが……」

「ん?どうしましたの??」

「やはり、、プリンセス風のふわっとした型よりもより、美しいマーメードラインの型がいいでしょうか……?ソフィア様の美しさが引き立つ方がいいですよね……」

その声を遮るかのように他の侍女が声をあげてしまった。

「ん?……そうですわね……」

「シャ、シャールカ様!私が言いたいのはその話では無いのです!ですが侍女の案だということを含んで参考にしてください」

この侍女は、諦めずめいいっぱいの勇気を出した。

「そ、そこまで言うのならわかったわ。言ってみなさい。」

 「私たちが決めるのではなく、にお願いするのはいかがでしょうか?

あの方々ならば、ソフィア様が似合う1番のものを仕上げてくださると思いますわ!これは、私たちが任されたことではありますが、やはりずっと見守ってきてくれた人達に作ってもらった方が嬉しいと思いますの。私だって、まだあってばかりの知らない人に作られるのは少し抵抗がありますから……」

「「「「「いいじゃない!!」」」」」

 「その手がありましたね!貴方よく言ってくれましたわ!そうとなったら頼みに行きましょう!皆様忙しいでしょうし急ぎましょう!」

「「「「「「はい!!」」」」」」









_________




大変長い間更新できなくて大変申し訳ありません💦
バイトや学校生活、やはり両立は難しいですね……これからは、余裕を持って、更新進めようかと思います。
どうか暖かく見守ってくださると有難いです。

本日よりまた、執筆ができないかも知れません……その時は、忙しいんだな……と思ってください笑

このお話はきちんと完結させる予定で進行させております。残り結婚式、その後の生活などを描きまして、完結としたいと思っておりますが、しかし、当然のごとく時間が取れないため完結は当分時間がかかる。そう、作者も頭を抱えております(笑)

ですがやはり趣味として書き始めた小説が、多くの方に読まれ、感想をいただけたこと誠に嬉しく思っています!時々振り返り、励みにさせて頂いてます(*´˘`*)♡

作者としても皆様のご期待に添えるよう頑張って行きますので今後もどうか宜しく御願い致します。

            2021年5月25日  天音 翔
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