全てを恨んで死んだ悪役令嬢は、巻き戻ったようなので今度は執事を幸せにするために生きることにします

公爵令嬢エヴェリーナは、婚約者の王子からいつも冷たい扱いを受けてきた。

いつか変わってくれると笑顔で耐えていたエヴェリーナだったが、王子は自由奔放な聖女を気にしてばかり。ついには王子から聖女に危害を加えたと覚えのない罪で断罪され、婚約破棄されてしまう。

二人を憎んだエヴェリーナは聖女の暗殺を依頼するが、計画は失敗。反対に処刑を言い渡される。

牢の中で生気をなくして生きるエヴェリーナ。しかし刑が執行されることはなく、ある日あっさり釈放された。

後になって専属執事のサイラスが自分の身代わりになるため犯人だと偽って投獄されたことを知ったエヴェリーナは、王子のことも聖女のことも忘れてサイラスのために生きると決意する。

一方、王子は婚約破棄されても応えていないエヴェリーナが気に入らないようで……。

◆以前投稿した作品の改稿版です!3万字ほどの短編に7万字程加筆して長編にしています。
◇小説家になろう等他サイトにも上のタイトルで掲載しています
◆エールありがとうございます!
◇表紙画像はGirly Drop様からお借りしました

旧題: 殿下、そちらの聖女様がお好きなのでしたら私は身を引きますね
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