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番外編
とある伯爵夫人の巣作り 3*
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先端を蕾に押し付けると、ユーリスの足がびくりと跳ねた。
それを宥めるように太ももをひと撫でして、ギルベルトは腰を進める。熱く、ぬかるんだ隘路を愛撫するようにゆっくりと拓けば、柔らかい粘膜が歓喜してギルベルト自身を包みこんだ。
腰が溶けそうなほどの快楽。挿入しただけで達してしまいそうで、必死で奥歯を噛みしめた。
けれど――。
「ぁんッ、ああ――ッ!」
「ぅ、あッ」
ひと際大きくユーリスが声を上げて、全身を震わせた。その瞬間、雄膣が激しく収斂してギルベルトを締め付ける。――ユーリスが達したのだ。
搾り取るように蠢く中がもたらすのは、恐ろしいほどの愉悦だった。
乱暴なことはしたくはないのに、とても喉が渇いていた。噛みつくように唇を奪ってその唾液を啜れば、いくぶんかその口渇感は収まってくる。しかし、反対にせり上がってくるのは、目の前のオメガを食い散らかしたいという醜い飢餓感だ。
その衝動をなんとか逃そうとギルベルトは荒い息を吐く。このまま思う存分、ユーリスを蹂躙してしまいたかった。
大切にしたい。
なのに手酷く抱いて、そのまま閉じ込めてしまいたいとも思ってしまう。
アルファの独占欲は底なしだ。多くのアルファがそれを望むのと同じように、ギルベルトもユーリスを屋敷から一歩も出したくはないのだ。
ユーリスに知られてしまえば、きっと怯えられてしまうだろう。そんな凶悪な感情が、心の中に溢れてくる。
気づけば、ギルベルトはユーリスの両手を押えて彼に覆いかぶさっていた。首輪をつけたままの細い首が目の前に来て、思わず歯を立てた。白い肌に唇を落とし、所有印を残していく。
優しく舐め上げれば、ユーリスが声を上げてよがった。中に入ったままの剛直が締め付けられて、ギルベルトは低く唸る。ユーリスの性器から、たらたらと精液が零れていた。
「ユーリス、いきましたか?」
耳元で囁けば、とろりとした瞳がギルベルトを映した。
宝石のように煌めく、鮮やかな緑。しかし今は欲に濡れて淫猥に溶けている。
――本当に、この人は……。
普段の清楚な印象を裏切る、淫らでひどく美しい姿。
発情期のたびにこんな姿を見せられては、彼に恋焦がれる身としては堪ったものではない。
腰に回された足に促されて、ギルベルトは律動を開始した。
ユーリスは既に二度以上達しているが、交合はまだ始まったばかりだった。
足を抱え上げ、腰を浮かせる体勢のまま貫けば、ユーリスが堪らないとばかりに体をくねらせた。柔い粘膜を穿ち、一番深い部分を捏ねるように刺激する。
「あッ、やぁ、深い、あんッ……」
だめ、だめ、とうわ言のように繰り返すのはユーリスの癖のようなもので、けれど彼が決して嫌がっていないことをギルベルトは知っている。その証拠に、だめ、と言われる所を突くたびに、ユーリスの可愛らしい性器からは精液が噴き出していた。
蜜壺がうねり、ギルベルトを締め付ける。
ユーリスはもう、ずっと達し続けているのだ。
「は、ユーリス、ユーリス……!」
「ギル、ぁ、きもちい、ひぁッ、あ、だめです、またいっちゃう……ッ」
「――ッ!」
これまでで一番大きな快楽の波が押し寄せる。身体を仰け反らせて深く達したユーリスに誘われ、ギルベルトもその胎に精を放つ。その瞬間、ギルベルトは本能のままにユーリスの首筋に食らいついた。
噛みたくて堪らなくなるのは、番を何度も自分のものにしたくなるからだ。
発情期が終わるたびにユーリスの肌が――特に項を中心にした首元が、酷い有様になることをギルベルトは自覚していた。鬱血痕を残すだけでは飽き足らず、番契約を模すように何度も噛みついてしまうのだ。その衝動をギルベルトはどうしても抑えられなかった。
明らかな凌辱の跡を見て、ユーリスは何を思っていたのだろうか。
酷いことはしたくないと理性では思うのに、ユーリスのフェロモンはギルベルトの醜い部分を全て暴いてしまう。
かちゃん、と小さな音がして首環が床に落ちた。
黒いリボンに紫色の宝石。亜麻色の髪と緑の瞳を持つユーリスには、アメジストがよく似合った。
露わになった首筋に再び口づけた。強く強く吸い付けば、痣のような痕が残る。
それを軽く噛んで、ギルベルトはユーリスの身体をひっくり返した。ほっそりとした華奢な身体は力を入れずとも簡単に持ち上がってしまう。軽くて甘くて柔らかい。――ユーリスはギルベルトだけの番だ。
亜麻色の髪を掻き分けて、項に口づけた。
ユーリスの項には、かつてギルベルトがつけた歯形が残っている。滑らかな肌に残った歪な番の証。
それを唇で食みながら、ユーリスの腰を持ち上げる。そのまま蕾を貫けば、先ほどまでギルベルトを受け入れていたそこは、驚くほど柔軟に剛直を飲み込んでいく。
「あ、あぁ、あん、だめ、もっとゆっくり……ッ」
「大丈夫、ここはとても柔らかくて、俺のことを気持ちよさそうに受け入れてくれていますよ」
苦しくはないでしょう?
そう耳元で囁けば、ユーリスがこくこくと頷いた。
喘ぐようにはくはくと口を開けて呼吸する様が可愛らしい。薄い耳を食めば、細い肩がびくりと震えた。
「あああッ、あ、はぁっ、あ」
過ぎた快楽を何とかやり過ごそうとして、無意識に逃げようとするユーリスを抱き込んで抑え込む。背後から繋がるこの体位は、項は噛みやすいが顔が見えない。
そう感じたのはユーリスも同じだったのだろう。快感に悶えながら、潤んだ瞳でギルベルトを振り返った。
請うようなその視線に、ギルベルトは番の望むものを理解した。
細い顎を掴んで唇を引き寄せる。唇を舌で舐めれば、迎えるようにユーリスの舌が応えた。
「ん、んん、ふぅ、ん」
舌を擦り合わせて、口内を舐る。上も下もどれほど深く繋がっても、まだ足りないと思うのはどうしてだろうか。このままひとつになってしまえたならば、このどうしようもない飢餓感や焦燥は落ち着くのか。
ふたりでないと抱き合えないのに、そんなことを思ってしまう。
「は……」
「ああ、気持ちいいですね」
口づけを終え、肩に顔を埋めながら呟けばユーリスがくすりと笑う気配がした。
髪の毛に手が差し入れられて薄い手のひらがギルベルトの頭を撫でた。よしよし、と宥めるようなその動きに、思わず笑みがこぼれた。
「ミハエルと間違っていませんか」
よく似ているから。
あなたが産んだ、俺の子ども。
そう言えば、ユーリスはとろりと微笑んだ。
「間違っていません。僕はギルを撫でていますよ」
愛しているから。
甘えてくれてうれしい。
そんな風に返されて、ギルベルトは溢れる愛おしさに胸が苦しくなった。
発情期の真っ最中だというのに、なんて慈愛に満ちた顔をするのだろう。
きっと発情期が終われば、ユーリスはこうして会話した内容を覚えていない。それがオメガというもので、淫らな身体は彼らにとって愛されるために必要なものなのだ。
「ユーリス……」
もっと深く繋がりたくて、ギルベルトはユーリスの身体を抱え上げた。
上体を起こし、胡坐をかいた膝の上にその細い肢体を乗せる。そうすれば、ユーリス自身の重みでより深いところまで挿ってしまう。ユーリスが悲鳴のような声を上げた。
「ひぁっ!」
「すみません、少し乱暴にしてしまうかも」
「あ、あ、だめ、ふかい、ああ、ゃあ――」
下から突き上げるように中を捏ねれば、ユーリスが気持ちよさそうに喘いだ。
巣の中はユーリスのフェロモンで満ちていて、ギルベルトはそれにひどく煽られた。きっと自分からもオメガの発情を促す、アルファのフェロモンが出ていることだろう。
発情期の最中は番同士がお互いのフェロモンに反応し合い、さらに深く発情していくのだ。
ユーリスの腕がギルベルトの首に回され後頭部を掴まれる。先ほどと同じように必死に振り向いて、ユーリスは口づけを強請った。
――この人は本当にどこまでも可愛らしい。
視界が欲望で真っ赤に染まる。優しくしたいと思うのに、同時に食い荒らしたくもなる。
大切で、狂おしいほど恋しい番。
「愛しています。心から、愛しい俺の番」
飽きることなく交わされる口づけの合間に、ギルベルトは何度もユーリスに愛を告げた。
快楽の波に流され、上り詰めたまま戻って来られないユーリスが、それを理解していたのかは分からない。けれど、告げずにはいられないくらい想いは溢れて零れていく。
ユーリスの発情期が始まってから、七日間。理性を保っていられたのは、おそらく最初の一日だけだ。
何も考えず、お互いのことだけを求めあう。
それは番として、もっとも幸福で満たされる時間だった。
それを宥めるように太ももをひと撫でして、ギルベルトは腰を進める。熱く、ぬかるんだ隘路を愛撫するようにゆっくりと拓けば、柔らかい粘膜が歓喜してギルベルト自身を包みこんだ。
腰が溶けそうなほどの快楽。挿入しただけで達してしまいそうで、必死で奥歯を噛みしめた。
けれど――。
「ぁんッ、ああ――ッ!」
「ぅ、あッ」
ひと際大きくユーリスが声を上げて、全身を震わせた。その瞬間、雄膣が激しく収斂してギルベルトを締め付ける。――ユーリスが達したのだ。
搾り取るように蠢く中がもたらすのは、恐ろしいほどの愉悦だった。
乱暴なことはしたくはないのに、とても喉が渇いていた。噛みつくように唇を奪ってその唾液を啜れば、いくぶんかその口渇感は収まってくる。しかし、反対にせり上がってくるのは、目の前のオメガを食い散らかしたいという醜い飢餓感だ。
その衝動をなんとか逃そうとギルベルトは荒い息を吐く。このまま思う存分、ユーリスを蹂躙してしまいたかった。
大切にしたい。
なのに手酷く抱いて、そのまま閉じ込めてしまいたいとも思ってしまう。
アルファの独占欲は底なしだ。多くのアルファがそれを望むのと同じように、ギルベルトもユーリスを屋敷から一歩も出したくはないのだ。
ユーリスに知られてしまえば、きっと怯えられてしまうだろう。そんな凶悪な感情が、心の中に溢れてくる。
気づけば、ギルベルトはユーリスの両手を押えて彼に覆いかぶさっていた。首輪をつけたままの細い首が目の前に来て、思わず歯を立てた。白い肌に唇を落とし、所有印を残していく。
優しく舐め上げれば、ユーリスが声を上げてよがった。中に入ったままの剛直が締め付けられて、ギルベルトは低く唸る。ユーリスの性器から、たらたらと精液が零れていた。
「ユーリス、いきましたか?」
耳元で囁けば、とろりとした瞳がギルベルトを映した。
宝石のように煌めく、鮮やかな緑。しかし今は欲に濡れて淫猥に溶けている。
――本当に、この人は……。
普段の清楚な印象を裏切る、淫らでひどく美しい姿。
発情期のたびにこんな姿を見せられては、彼に恋焦がれる身としては堪ったものではない。
腰に回された足に促されて、ギルベルトは律動を開始した。
ユーリスは既に二度以上達しているが、交合はまだ始まったばかりだった。
足を抱え上げ、腰を浮かせる体勢のまま貫けば、ユーリスが堪らないとばかりに体をくねらせた。柔い粘膜を穿ち、一番深い部分を捏ねるように刺激する。
「あッ、やぁ、深い、あんッ……」
だめ、だめ、とうわ言のように繰り返すのはユーリスの癖のようなもので、けれど彼が決して嫌がっていないことをギルベルトは知っている。その証拠に、だめ、と言われる所を突くたびに、ユーリスの可愛らしい性器からは精液が噴き出していた。
蜜壺がうねり、ギルベルトを締め付ける。
ユーリスはもう、ずっと達し続けているのだ。
「は、ユーリス、ユーリス……!」
「ギル、ぁ、きもちい、ひぁッ、あ、だめです、またいっちゃう……ッ」
「――ッ!」
これまでで一番大きな快楽の波が押し寄せる。身体を仰け反らせて深く達したユーリスに誘われ、ギルベルトもその胎に精を放つ。その瞬間、ギルベルトは本能のままにユーリスの首筋に食らいついた。
噛みたくて堪らなくなるのは、番を何度も自分のものにしたくなるからだ。
発情期が終わるたびにユーリスの肌が――特に項を中心にした首元が、酷い有様になることをギルベルトは自覚していた。鬱血痕を残すだけでは飽き足らず、番契約を模すように何度も噛みついてしまうのだ。その衝動をギルベルトはどうしても抑えられなかった。
明らかな凌辱の跡を見て、ユーリスは何を思っていたのだろうか。
酷いことはしたくないと理性では思うのに、ユーリスのフェロモンはギルベルトの醜い部分を全て暴いてしまう。
かちゃん、と小さな音がして首環が床に落ちた。
黒いリボンに紫色の宝石。亜麻色の髪と緑の瞳を持つユーリスには、アメジストがよく似合った。
露わになった首筋に再び口づけた。強く強く吸い付けば、痣のような痕が残る。
それを軽く噛んで、ギルベルトはユーリスの身体をひっくり返した。ほっそりとした華奢な身体は力を入れずとも簡単に持ち上がってしまう。軽くて甘くて柔らかい。――ユーリスはギルベルトだけの番だ。
亜麻色の髪を掻き分けて、項に口づけた。
ユーリスの項には、かつてギルベルトがつけた歯形が残っている。滑らかな肌に残った歪な番の証。
それを唇で食みながら、ユーリスの腰を持ち上げる。そのまま蕾を貫けば、先ほどまでギルベルトを受け入れていたそこは、驚くほど柔軟に剛直を飲み込んでいく。
「あ、あぁ、あん、だめ、もっとゆっくり……ッ」
「大丈夫、ここはとても柔らかくて、俺のことを気持ちよさそうに受け入れてくれていますよ」
苦しくはないでしょう?
そう耳元で囁けば、ユーリスがこくこくと頷いた。
喘ぐようにはくはくと口を開けて呼吸する様が可愛らしい。薄い耳を食めば、細い肩がびくりと震えた。
「あああッ、あ、はぁっ、あ」
過ぎた快楽を何とかやり過ごそうとして、無意識に逃げようとするユーリスを抱き込んで抑え込む。背後から繋がるこの体位は、項は噛みやすいが顔が見えない。
そう感じたのはユーリスも同じだったのだろう。快感に悶えながら、潤んだ瞳でギルベルトを振り返った。
請うようなその視線に、ギルベルトは番の望むものを理解した。
細い顎を掴んで唇を引き寄せる。唇を舌で舐めれば、迎えるようにユーリスの舌が応えた。
「ん、んん、ふぅ、ん」
舌を擦り合わせて、口内を舐る。上も下もどれほど深く繋がっても、まだ足りないと思うのはどうしてだろうか。このままひとつになってしまえたならば、このどうしようもない飢餓感や焦燥は落ち着くのか。
ふたりでないと抱き合えないのに、そんなことを思ってしまう。
「は……」
「ああ、気持ちいいですね」
口づけを終え、肩に顔を埋めながら呟けばユーリスがくすりと笑う気配がした。
髪の毛に手が差し入れられて薄い手のひらがギルベルトの頭を撫でた。よしよし、と宥めるようなその動きに、思わず笑みがこぼれた。
「ミハエルと間違っていませんか」
よく似ているから。
あなたが産んだ、俺の子ども。
そう言えば、ユーリスはとろりと微笑んだ。
「間違っていません。僕はギルを撫でていますよ」
愛しているから。
甘えてくれてうれしい。
そんな風に返されて、ギルベルトは溢れる愛おしさに胸が苦しくなった。
発情期の真っ最中だというのに、なんて慈愛に満ちた顔をするのだろう。
きっと発情期が終われば、ユーリスはこうして会話した内容を覚えていない。それがオメガというもので、淫らな身体は彼らにとって愛されるために必要なものなのだ。
「ユーリス……」
もっと深く繋がりたくて、ギルベルトはユーリスの身体を抱え上げた。
上体を起こし、胡坐をかいた膝の上にその細い肢体を乗せる。そうすれば、ユーリス自身の重みでより深いところまで挿ってしまう。ユーリスが悲鳴のような声を上げた。
「ひぁっ!」
「すみません、少し乱暴にしてしまうかも」
「あ、あ、だめ、ふかい、ああ、ゃあ――」
下から突き上げるように中を捏ねれば、ユーリスが気持ちよさそうに喘いだ。
巣の中はユーリスのフェロモンで満ちていて、ギルベルトはそれにひどく煽られた。きっと自分からもオメガの発情を促す、アルファのフェロモンが出ていることだろう。
発情期の最中は番同士がお互いのフェロモンに反応し合い、さらに深く発情していくのだ。
ユーリスの腕がギルベルトの首に回され後頭部を掴まれる。先ほどと同じように必死に振り向いて、ユーリスは口づけを強請った。
――この人は本当にどこまでも可愛らしい。
視界が欲望で真っ赤に染まる。優しくしたいと思うのに、同時に食い荒らしたくもなる。
大切で、狂おしいほど恋しい番。
「愛しています。心から、愛しい俺の番」
飽きることなく交わされる口づけの合間に、ギルベルトは何度もユーリスに愛を告げた。
快楽の波に流され、上り詰めたまま戻って来られないユーリスが、それを理解していたのかは分からない。けれど、告げずにはいられないくらい想いは溢れて零れていく。
ユーリスの発情期が始まってから、七日間。理性を保っていられたのは、おそらく最初の一日だけだ。
何も考えず、お互いのことだけを求めあう。
それは番として、もっとも幸福で満たされる時間だった。
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