ルテン・リゲイン・ホテル 〜 尽くし系美青年サドは高慢甲冑人外(元ご主人様)を犬に教育中〜
神秘の源たる星気を放つ"星めぐむ神"を祀り、神秘の礎を守っているホテル・ヴァナトゥール。
支配人代理の青年ルテンは、今日も忙しなく働いていた。星気を底無しに吸い上げる“星喰らい”の災禍を鎮めるため、眠りについたホテル支配人のクナから留守を預かって早300年。
「この眠りから目覚めた時が、真におれとおまえが結ばれる瞬間だ」と言い切った彼の言葉を信じ、ルテンはホテルを守り続けてきた。
そんなある日の夜、ついに寝室の封印が解かれる。ルテンは胸を高鳴らせながら部屋に入るが、そこにいたのはザムラダと名乗る人外の怪物であった。
クナは星喰らいに身も心も巣食われ、別人となって帰ってきた。ルテンはショックを受ける間もなく、自分を殺そうとしてきたザムラダをやけくそで打ち倒し。
「あなたがクナ様と一心同体だというのなら、」「おれの犬として飼い慣らされることに、この上ない悦びを覚えるはずです」とザムラダに迫り、彼に魔法の首輪をつけて自分の支配下に置くことにした。
逆転した主従関係に抗い、ルテンを殺して自由の身を目指すザムラダ。クナを取り戻すために、まずはザムラダを厳しく躾け直して自分の元に留め置こうとするルテン。
かくして、ルテンとザムラダの長い主導権争い、それに巻き込まれるホテルの従業員や神々の騒がしい日々が始まった。
一途で陰気な苦労性の美青年(尽くしがちなサド)ルテンと、高慢で我の強い俺様人外ザムラダのファンタジーラブコメ(BL)。
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