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ファレイさんとの出会い
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「ラ、ライア………!」
弱々しく振り絞った声を出して助けを求めた。
すると、頭上から「フッ」とよく聞き慣れた笑い声が聞こえてきた。
「ラ、ライアなのか!?」
暗闇に少しずつ慣れてきた目で見上げると、そこにはいつも通りニヤニヤとした笑みを浮かべたライアの顔があった。
「ハハッ、まじで笑える。ちょっと驚かしただけで涙目になって俺の名前呼んじゃってさあ?鍵かけてんだから俺に決まってんじゃん。馬鹿なの?」
カインってほんとビビリだよなーと、笑いながら言うライアに、(こいつ…!!)と苛立ちつつ、ライアが犯人だったことに少しだけほっとしている自分もいた。
「ていうか、早く手離せよ!」
「えー?」
緊張が解けると、自分が今恥ずかしい体勢になっていることに気づく。
(よくよく考えたら今のこの体勢、俺がライアに壁ドンされてるみたいじゃねーか!)
頭上にあるライアの顔をキッと睨みつけると、ようやく俺の両手は解放された。きつめに両手を掴まれていたので、俺の手首は少し赤くなっている。
(くそっ、こいつ、いたずらの加減を考えろよ!)
盛大なため息をつきながら部屋に向かおうとすると、またもやライアが俺の前に立ちはだかり、今度はライアの手が俺の頭の上に置かれる。
「は?今度はなんだよ!俺の頭触んな!」
ライアの嫌がらせにむかついていた俺は、ぎゃんぎゃんとライアに噛みついた。すると、ライアがボソッと何か言った。
「あいつには触らせてたくせに…。」
「え?」
ライアの声が小さくて、何と言っているのか分からなかった。
「なんて?」
「……だから、お前がちっちゃくていい肘置きになるって言ってんだよ!」
「はあぁぁ!?」
(ふざけんなよ!!どんだけ俺を煽れば気が済むんだよ!)
「俺別に身長低くねーし!お前がデカすぎるだけだろ!!」
「え?身長高くてスタイルいいって?褒めてくれてありがとねー。」
「言ってねえよ!!!」
そろそろ俺も疲れてきた。明日は朝にバイト先に花を届けないと行けないし、今日は早く寝ないと。
「夜ご飯作るから、早くそこどいて、通して。」
俺がそう言うと、「はいはい。」と、やっとライアが退いてくれた。
(はあ、手間かけさせやがって、こいつ。)
絶対にいつか仕返しをしてやると胸に誓いながら、カインは夜ご飯を作るのであった。
翌朝、いつもより早起きをしたカインは、特殊能力を使って綺麗に咲かせた花を持って、バイト先へと向かった。
(昨日の夜はまだ蕾のままだったけど、ちゃんと間に合って良かった。)
バイト先の花屋に着くと、色とりどりの花が並んでいる店の中で、店長が1人のお客様と話していた。
こちらに気づいた店長が、手を振って俺に声をかける。
「おはよう、カインくん。ちょうど良かったよ!」
「店長、おはようございます。頼まれてた花、持ってきました。」
店長と挨拶しながらちらりとお客様を見る。店長と話していたのは大学生くらいで、凛とした雰囲気を纏った男の人だった。
「ファレイくん、この子がさっき話してたカインくんだよ。」
「君がカインくん?私はファレイと言います。よろしくね。」
「よ、よろしくお願いします、ファレイさん。」
(ファレイさん、すごい綺麗な人だなあ…。)
近くで見ると、眼鏡の奥に見えるまつ毛が長くて、肌は朝日に照らされて透き通るように白いし、色素の薄い髪の毛はサラサラと靡いていた。
「カイン君に頼んでた花、ファレイ君が注文してた花だったんだよ。うん、今日もすごく綺麗に咲いてるな。ありがとうカイン君、給料は弾むから。」
「まじっすかー?助かりまーす!」
なんて軽口を叩いていると、
「この花、カインくんのおかげですごい綺麗に咲いてるね。ありがとう。」
そうやって、綺麗な顔ではにかんだファレイさんに褒めてもらった。普段はライアに揶揄われてばっかりの俺は褒められることに慣れておらず、
「あ、ありがとうございます…」
と、少しドギマギしてしまった。顔がほんのり赤くなっているのが自分でも分かる。
(誰かに心からこの能力を褒めてもらえたのっていつぶりだろう。昔は親にはよく褒められてたけど、いつからか花をあげることも無くなったし…。)
照れつつも、素直にお礼の言葉を受け取ったカインは、その日はちょっとだけるんるんとした気持ちで学校へ向かうのだった。
その日の午後、バイトは無く、俺は街の本屋に寄っていた。
(いい参考書あるかなあ…)
頭のいい高校に進学したカインは、中学の頃に比べて、授業についていくのが一苦労になっていた。
俺は特殊能力も、容姿も、運動神経も、何もかも平凡だと自負しているが、頭だけは良い方だ。かと言ってライアに勝てたことはないのだが。しかし、唯一の長所ともいえるこの頭の良さも高校に入ってからはそんなに感じなくなっていた。みんな、俺と同じくらいの学力の人が集まったんだから、無理もないだろう。しかし、俺は、成績が悪くなってしまうと、自分の誇れるところが何も無くなってしまうような気がして、内心少し焦っていた。
(次のテストは、頑張らないと!)
そう意気込んで本棚を眺めていると、不意に後ろから声がした。
「あれ、もしかしてカインくんですか?」
そこにいたのは、今朝話したばかりのファレイさんだった。
「え、ファレイさん!?偶然ですね!何でここに?」
「私、ここでアルバイトをしているんですよ。カインくんこそ、何か本を探しにきたのですか?」
そう言われて俺はギクリとした。明らかに賢そうなファレイさんに、「学校の授業についていけないから参考書を探している」なんて言うのは少し恥ずかしかったからだ。
「…実は参考書を探していて……。」
「そうなんですか。勉強、頑張っていて偉いですね。」
「そんなんじゃないですよ。授業についていくのが難しくて、焦ってるだけです。勉強が出来なくなったら、俺の取り柄が何も無くなってしまうような気がして…。」
ついついそんな無駄なことまで喋ってしまった。しかし、ファレイさんは不思議そうな顔で俺に言った。
「取り柄がない、って、あんなに良い特殊能力を持っているのに、そんなことないでしょう?」
「え、、。」
「私の母は今、持病が悪化して入院しているのですが、今日カインくんにもらった花を見てすごく綺麗だと喜んで、久しぶりに笑顔を見てせてくれました。カインくんの能力は人を笑顔にできる素敵な能力ですよ。」
「そ、そう…ですか…?」
「そうですよ。私も母の笑顔を見て、幸せな気持ちになれました。カインくんのおかげですね。」
ファレイさんの言葉を聞いて、俺は目頭が熱くなるのを感じた。
(「カインくんのおかげ」だなんて、そんなこと久しぶりに言われた…)
今朝と同じように、また顔がみるみる赤くなっていくのを感じる。
しかし、こうやって褒めてもらったのにもかかわらず、浮かれた気分はすぐに落ち込むことになる。こういうとき、皮肉にも、頭の奥ではいつもライアに馬鹿にされている言葉が反芻されるのだ。
「お前の特殊能力、女子みてーだな」
「お前が俺に勝ててるところあんの?」
「お前って、俺がいねーとなんもできねーよな?」
そんな声にひきつられ、俺の気持ちはまた暗いとこに落ちていく。ファレイさんは俺を褒めてくれたのに、子供の八つ当たりのように、卑屈なことまで口走ってしまった。
「俺、この特殊能力が女っぽいってよく揶揄われるんです。俺に似合ってないって。俺だってこの顔に似合ってないことくらい、言われなくても分かってます!でも、俺はこの能力のことが好きなんです…!素直にこの能力が好きだと言えない俺が、恥ずかしくて、嫌いだ…っ!」
ファレイさんは少し驚いた顔をしたあと、顔をくしゃっとして可笑しそうに笑った。
「な、何で笑うんですか!ライアもファレイさんも、
俺を馬鹿にして!」
「馬鹿にしてないよ。ライアくん?は分からないけど、私はその能力、可愛くて、君にぴったりだと思うよ?」
「嘘つかなくて良いです!」
「嘘じゃないよ。そうやってすぐムキになって、顔赤くして泣いちゃうところが可愛くて、ぴったりだって言ってるんですよ。」
「な、!?何言って…」
顔が沸騰したようにさらに赤くなるのが分かる。
(可愛いって…なにいってるんだ!?)
そして思い出したように言う。
「ッッていうか、泣いてねーし!!」
「はいはい、分かった分かった、泣いてないですね。」
「もー!!分かってないだろ!」
それから、ファレイさんに慰められているうちに、自分の心のわだかまりが、少しだけ、溶けていくような気がした。
弱々しく振り絞った声を出して助けを求めた。
すると、頭上から「フッ」とよく聞き慣れた笑い声が聞こえてきた。
「ラ、ライアなのか!?」
暗闇に少しずつ慣れてきた目で見上げると、そこにはいつも通りニヤニヤとした笑みを浮かべたライアの顔があった。
「ハハッ、まじで笑える。ちょっと驚かしただけで涙目になって俺の名前呼んじゃってさあ?鍵かけてんだから俺に決まってんじゃん。馬鹿なの?」
カインってほんとビビリだよなーと、笑いながら言うライアに、(こいつ…!!)と苛立ちつつ、ライアが犯人だったことに少しだけほっとしている自分もいた。
「ていうか、早く手離せよ!」
「えー?」
緊張が解けると、自分が今恥ずかしい体勢になっていることに気づく。
(よくよく考えたら今のこの体勢、俺がライアに壁ドンされてるみたいじゃねーか!)
頭上にあるライアの顔をキッと睨みつけると、ようやく俺の両手は解放された。きつめに両手を掴まれていたので、俺の手首は少し赤くなっている。
(くそっ、こいつ、いたずらの加減を考えろよ!)
盛大なため息をつきながら部屋に向かおうとすると、またもやライアが俺の前に立ちはだかり、今度はライアの手が俺の頭の上に置かれる。
「は?今度はなんだよ!俺の頭触んな!」
ライアの嫌がらせにむかついていた俺は、ぎゃんぎゃんとライアに噛みついた。すると、ライアがボソッと何か言った。
「あいつには触らせてたくせに…。」
「え?」
ライアの声が小さくて、何と言っているのか分からなかった。
「なんて?」
「……だから、お前がちっちゃくていい肘置きになるって言ってんだよ!」
「はあぁぁ!?」
(ふざけんなよ!!どんだけ俺を煽れば気が済むんだよ!)
「俺別に身長低くねーし!お前がデカすぎるだけだろ!!」
「え?身長高くてスタイルいいって?褒めてくれてありがとねー。」
「言ってねえよ!!!」
そろそろ俺も疲れてきた。明日は朝にバイト先に花を届けないと行けないし、今日は早く寝ないと。
「夜ご飯作るから、早くそこどいて、通して。」
俺がそう言うと、「はいはい。」と、やっとライアが退いてくれた。
(はあ、手間かけさせやがって、こいつ。)
絶対にいつか仕返しをしてやると胸に誓いながら、カインは夜ご飯を作るのであった。
翌朝、いつもより早起きをしたカインは、特殊能力を使って綺麗に咲かせた花を持って、バイト先へと向かった。
(昨日の夜はまだ蕾のままだったけど、ちゃんと間に合って良かった。)
バイト先の花屋に着くと、色とりどりの花が並んでいる店の中で、店長が1人のお客様と話していた。
こちらに気づいた店長が、手を振って俺に声をかける。
「おはよう、カインくん。ちょうど良かったよ!」
「店長、おはようございます。頼まれてた花、持ってきました。」
店長と挨拶しながらちらりとお客様を見る。店長と話していたのは大学生くらいで、凛とした雰囲気を纏った男の人だった。
「ファレイくん、この子がさっき話してたカインくんだよ。」
「君がカインくん?私はファレイと言います。よろしくね。」
「よ、よろしくお願いします、ファレイさん。」
(ファレイさん、すごい綺麗な人だなあ…。)
近くで見ると、眼鏡の奥に見えるまつ毛が長くて、肌は朝日に照らされて透き通るように白いし、色素の薄い髪の毛はサラサラと靡いていた。
「カイン君に頼んでた花、ファレイ君が注文してた花だったんだよ。うん、今日もすごく綺麗に咲いてるな。ありがとうカイン君、給料は弾むから。」
「まじっすかー?助かりまーす!」
なんて軽口を叩いていると、
「この花、カインくんのおかげですごい綺麗に咲いてるね。ありがとう。」
そうやって、綺麗な顔ではにかんだファレイさんに褒めてもらった。普段はライアに揶揄われてばっかりの俺は褒められることに慣れておらず、
「あ、ありがとうございます…」
と、少しドギマギしてしまった。顔がほんのり赤くなっているのが自分でも分かる。
(誰かに心からこの能力を褒めてもらえたのっていつぶりだろう。昔は親にはよく褒められてたけど、いつからか花をあげることも無くなったし…。)
照れつつも、素直にお礼の言葉を受け取ったカインは、その日はちょっとだけるんるんとした気持ちで学校へ向かうのだった。
その日の午後、バイトは無く、俺は街の本屋に寄っていた。
(いい参考書あるかなあ…)
頭のいい高校に進学したカインは、中学の頃に比べて、授業についていくのが一苦労になっていた。
俺は特殊能力も、容姿も、運動神経も、何もかも平凡だと自負しているが、頭だけは良い方だ。かと言ってライアに勝てたことはないのだが。しかし、唯一の長所ともいえるこの頭の良さも高校に入ってからはそんなに感じなくなっていた。みんな、俺と同じくらいの学力の人が集まったんだから、無理もないだろう。しかし、俺は、成績が悪くなってしまうと、自分の誇れるところが何も無くなってしまうような気がして、内心少し焦っていた。
(次のテストは、頑張らないと!)
そう意気込んで本棚を眺めていると、不意に後ろから声がした。
「あれ、もしかしてカインくんですか?」
そこにいたのは、今朝話したばかりのファレイさんだった。
「え、ファレイさん!?偶然ですね!何でここに?」
「私、ここでアルバイトをしているんですよ。カインくんこそ、何か本を探しにきたのですか?」
そう言われて俺はギクリとした。明らかに賢そうなファレイさんに、「学校の授業についていけないから参考書を探している」なんて言うのは少し恥ずかしかったからだ。
「…実は参考書を探していて……。」
「そうなんですか。勉強、頑張っていて偉いですね。」
「そんなんじゃないですよ。授業についていくのが難しくて、焦ってるだけです。勉強が出来なくなったら、俺の取り柄が何も無くなってしまうような気がして…。」
ついついそんな無駄なことまで喋ってしまった。しかし、ファレイさんは不思議そうな顔で俺に言った。
「取り柄がない、って、あんなに良い特殊能力を持っているのに、そんなことないでしょう?」
「え、、。」
「私の母は今、持病が悪化して入院しているのですが、今日カインくんにもらった花を見てすごく綺麗だと喜んで、久しぶりに笑顔を見てせてくれました。カインくんの能力は人を笑顔にできる素敵な能力ですよ。」
「そ、そう…ですか…?」
「そうですよ。私も母の笑顔を見て、幸せな気持ちになれました。カインくんのおかげですね。」
ファレイさんの言葉を聞いて、俺は目頭が熱くなるのを感じた。
(「カインくんのおかげ」だなんて、そんなこと久しぶりに言われた…)
今朝と同じように、また顔がみるみる赤くなっていくのを感じる。
しかし、こうやって褒めてもらったのにもかかわらず、浮かれた気分はすぐに落ち込むことになる。こういうとき、皮肉にも、頭の奥ではいつもライアに馬鹿にされている言葉が反芻されるのだ。
「お前の特殊能力、女子みてーだな」
「お前が俺に勝ててるところあんの?」
「お前って、俺がいねーとなんもできねーよな?」
そんな声にひきつられ、俺の気持ちはまた暗いとこに落ちていく。ファレイさんは俺を褒めてくれたのに、子供の八つ当たりのように、卑屈なことまで口走ってしまった。
「俺、この特殊能力が女っぽいってよく揶揄われるんです。俺に似合ってないって。俺だってこの顔に似合ってないことくらい、言われなくても分かってます!でも、俺はこの能力のことが好きなんです…!素直にこの能力が好きだと言えない俺が、恥ずかしくて、嫌いだ…っ!」
ファレイさんは少し驚いた顔をしたあと、顔をくしゃっとして可笑しそうに笑った。
「な、何で笑うんですか!ライアもファレイさんも、
俺を馬鹿にして!」
「馬鹿にしてないよ。ライアくん?は分からないけど、私はその能力、可愛くて、君にぴったりだと思うよ?」
「嘘つかなくて良いです!」
「嘘じゃないよ。そうやってすぐムキになって、顔赤くして泣いちゃうところが可愛くて、ぴったりだって言ってるんですよ。」
「な、!?何言って…」
顔が沸騰したようにさらに赤くなるのが分かる。
(可愛いって…なにいってるんだ!?)
そして思い出したように言う。
「ッッていうか、泣いてねーし!!」
「はいはい、分かった分かった、泣いてないですね。」
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