痴漢するおかしな子

クリスマスイブの夜、大学三年生の一樹はバイト帰りの電車に揺られていた。
そこに同じサークルの加菜子が現れて、一緒に夜を過ごそうと言う。
けれど彼女との会話はどこか食い違っているような……。

「クリスマスイブの夜暇?って聞いたら、『相手いないよ』って言ってたでしょ?」

言葉と音が交錯する、サイコホラー短編。
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