念のためにネタバレにしました。

ひえっ、水銀塗装は知りませんでしたよ、こわ…！

もしかしたら察しておられたかもしれませんが、最初は緑で進めるつもりでした。
ヒ素のほうは、シェーレグリーンやパリグリーンが有名なんですけど、産業革命期の合成顔料なので、中世レベルでは無理だと気付いて、今回はあわてて方向転換しましたよ。

本（最近、海外の図書館で見つかった装飾本とか）、壁紙（ナポレオンが有名）、緑のドレスなど…なんかやばいの目白押しです(^_^;)
銅の精錬で余ったヒ素を絵の具や農薬にして売りさばいてたみたいですよ。

パリグリーンが日本だと花緑青と呼ばれてたから、銅がさびて青くなる緑青は毒になると誤解が広まったなどなど、調べてると面白いですが、怖いですね。
（古代の銅はヒ素を分離できなかったので、毒になってたってこともあるみたい）

パリグリーンで塗られた壁紙は、湿気るとカビが生えて、毒をまき散らすらしく。
ナポレオンが死んだ原因かも…といわれてる一つだそうです。

水銀での絵画殺人以外だと、こちらの壁紙とかありますね…。
家具だとかも塗ってたらしいんで、家にずっといる主婦が病弱な人が多かったのは、パリグリーンで塗られた家具で囲まれてた説もあります。

めっちゃ怖いですけど！

日本では規制されててこの絵の具は買えないのでほっとしますよ。
本などで調べた範囲ですが、いつかネタにできたらいいですよね。

ふふ。調べた九割は使えないので、ちょっと切ないです。今回のは勉強不足だったせいですがね。
水銀はまったくわからないので、勉強になります。ありがとうございます。

くわしい人なら、気づいてるかな～と思ってたら、すごいですね、佐々木さん。
実はさりげなーく、レグルスのセリフで、それについて小出しにしてるんですよ～。
佐々木さんには王道展開になってしまうかもしれませんが、そのうちまとまっていくと思います。
それまで内緒でお願いしますね。