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外伝 皆んなその後
その3 彼女は何故裏切ったのか
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ノリオ「サユ、お前の友達がどうなってもいいのか?」
あの日サトルとチサトが病院に行った日
サユはノリオ達にそんな事を言われた
サユ「そ…それはこちらの台詞…」
ノリオ「ん?」
サユ「サ…サトル君達は…つ…強いから…」
そう喧嘩ならあの2人に勝てる奴はこの場にはいないだろう…しかしそんな事をお見通しだよと言わんばかりにノリオはニヤァと笑う
ノリオ「そうだねぇ、あいつら強いねぇ」
明らかに馬鹿にしている口調にイラッと来るサユ、自分の彼氏と親友の悪口を言われたのだ、怒らずにはいられない
ノリオ「でもさぁ、あの状況的にどっちが悪いかぁわかるよねぇw」
サユ「そ…それは…」
確かに悪いのはノリオ達だ、しかしノリオにはあの2人にはない力がある
それは人の数だ
ノリオ「僕には皆んながいるけど…サユちゃんにはいるのかなぁ?」
サユ「ち…チサトちゃんが…」
ノリオ「ああ、あの野蛮な女か?でもそれ以外は?あの男を含めても2人だけ…でもね?」
そう言うとノリオはサユの肩に手を置いて
ノリオ「僕にはまだまだいっぱいいるし、なんならあの金髪女よりもヤバい奴らが沢山いるからねぇ」
そう今のサユ達はわからないが、ノリオには
"あれ"を入手する為に裏の人間と繋がっている、助けてはくれない可能性が高いが
あながち嘘ではないだろう
サユ「う…嘘だ!」
ノリオ「別に嘘だと思ってもいいよ?」
ミアシタ「でも、もし本当だったらどうするの?」
サユとノリオしか話していなかったが
ミアシタも話に入る、その流れで他の仲間も混ざる
アユミ「私達は知ってるけどノリオが言っているのは本当よ?」
この時既にアユミとミアシタはノリオとの関係を持ち"あれ"も使っている為、知っているのだ
タケシ「まぁそう言う事だ」
ヒロシ「このまま僕達と一緒にいるか、サトル達と一緒にずっと苦しむか、どっちが良い?」
とても卑怯な言葉だ、助けを求めたら今後の生活がとても辛くなり、サトルとチサトが更に酷い目にあうと言われ
自分が犠牲になれば全てが済むと言われる
サユ達はまだ高校生に入ったばっかり
知識もまだそんなにない子供がそんな事を言われたらもうどうしようもない
普通なら警察に電話したり
親に相談したりと対処は色々あるが
友達の危険が目の前にある状況でそんな事を考えられる程サユの精神は安定していない
サユ「…ほ」
ノリオ「ん?」
サユ「本当に…私が…ノリオ君…の…方に行けば…サトル君達に…手を…出さないの?」
だからこそ、サユは地獄のルートへと進む
ノリオ「ああ!もちろん君が僕達の方に来てくれたら絶対に手を出さないよ」
ノリオの目的は新しい性処理道具、サユみたいな初心な女を堕とすのが好きなのだ
ノリオ(これで君は僕の物…ふふふ…明日からゆっくり…ね?)
ノリオは既にサユをどう自分好みの女にしようか考え始める、アユミとミアシタで既に経験済みな為どう効率よく女を堕とせるのか、よくわかっている
サユ「約束…してくれますか?」
ノリオ「ああ、約束しよう、じゃあまずは」
サユ「っ!?」
何を言われるのかわからない為ビクッと体を振るわせる
サユ(怖い、私何をされるの?助けて、サトル君、助けに来てチサトちゃん、私1人じゃあ…やっぱり…)
ノリオ「今話した事をサトル達に言ってきて」
サユ「…え?」
キョトンとした顔でノリオを見つめるサユ
何か変な事をされるのかと思ったのだろうが
ヒロシやタケシがいる所でそんな事はしない
ノリオ(君は僕"の"物だ、此処でそんな事をしてしまえばサユかアユミ、ミアシタの誰かがあんな奴らに体を預けてしまう)
そうならないように躾けてはいるが、状況によっては今の関係が消えてしまう可能性がある
ノリオ(別にバレてもいいけどそれじゃあつまらない)
人の女を寝取る、その背徳感が
人の女の体を思う様に出来る優越感が
人の女に罪悪感と背徳感を与えるのが
何よりも楽しいのだ
ノリオ(きっとあの2人は出来ている)
付き合っていると聞いた事はないが、あの感じからすると付き合っているだろう
他の女にも似た様な感じがあるので
間違いはないだろう
ノリオ「先ずは話さないと、いきなりサトル達の元を離れたら大変だしね」
あの2人に何も言わずに去ってしまえば
あの2人は取り戻しに来るだろう
ならあらかじめ釘を刺しておけば大丈夫だろう
サユ「わ…わかった…」
ノリオ「んじゃ、今日はもう帰っていいよ、明日からよろしくね?」
そう言ってノリオ達は去って行った
——————————————————————
ヒロシ「てか良いのか?」
ノリオ「ん?何がだ?」
タケシ「お前、新しい彼女いなかったっけ?」
2人が話しているのだ多分セフレの事だろう
(勿論ノリオ好みの彼氏持ちだが)
ノリオ「ああ、別れた」
2人にはそう言う事は言わない、ただのモテ男で終わらす、変に探りを入れられたら面倒だからだ
アユミ「相変わらず、女癖が悪いねぇ」
ミアシタ「そうそう、これで何人目よ?」
ミアシタ「私達も構ってよね?」ボソ
ノリオ「勿論、今日も可愛がってやるよ」ボソ
そう言ってヒロシ達に見えない様に2人のお尻を握る
アユミ「//////////」
ミアシタ「//////////////」
顔を赤く染め、女ではなく雌の顔になる
そしてその2人も去っていくサユを見つめて思う
アユミ(あの子、何日持つかなぁ?)
ミアシタ(私達でも1か月でもうノリオの女になったんだからあんなウブな子…フフッ)
2人はもう複数人の女達とノリオの精処理をしたこともある、1人で独占ではなく
複数の女とやる事で彼が喜ぶのを知っているからだ
ヒロシ(さて、あの子は何日持つんだろうなぁ)
タケシ(ノリオなんかに目をつけられて可哀想に)
そしてこの2人はノリオの本性を知らない為、今まで付き合った彼女達は皆んなすぐにフラれているとしか思っていない
実際はノリオの生処理道具の1人として残り
他の女子達と仲良くしているのだ
だからこそそんな姿を見てノリオは不敵に笑う
ノリオ(お前達の勘違いはとっても面白いなぁwww)
ヒロシ「それじゃあ俺達も帰ろっか」
タケシ「だな、アユミ行こうぜ」
ミアシタ「そうだね、ヒロシ君」
アユミ「ほら、ノリオ君も」
ノリオ「…ああ」
そう言ってヒロシはミアシタのタケシはアユミの手を握った
ノリオ(その手で僕の逸物を握り、その口でしゃぶり、君たちの知らない声で喘ぐ)
ノリオ「今はせいぜい、仮初のラブコメを楽しんでろよwwwww」
ヒロシ「ん?何か言ったか?」
ノリオ「んー、今の生活が楽しいなぁって」
嘘は言っていない、いつでもどこでも簡単に股を開く女達がノリオの周りにいて
どんな事も望んでやる
今ミアシタ達に全裸になれと命令すれば喜んでするだろう
タケシ「そうか…ならさっさと行こうぜ」
アユミ「…フフッ」
ミアシタ「…アハッ」
彼女達の下着はこの後のノリオとの夜の営みで頭がいっぱいで下着は既に漏らした様に濡れている
その後ろを眺めてノリオはいやらしく笑う
——————————————————————
その日からサユはノリオ達の所にいる様になった
ノリオ「よお、サユ」
サユ「…お…おはよう…」
ミアシタ「あれ?サユ1人?」
アユミ「当たり前でしょ?アイツらは一緒にいられるわけないでしょ?」
2人の胸がノリオの腕に密着する形で登校する3人
サユ(…他の2人の彼女さん…じゃなかったの?)
サユはヒロシとタケシの彼女も知らないし
ノリオの女関係も知らない
だからこの事には深く考えなかった
ノリオ「んじゃあ、行こっか」
そうやってサユには"今は"何もしないで一緒に登校する
——————————————————————
続く
あの日サトルとチサトが病院に行った日
サユはノリオ達にそんな事を言われた
サユ「そ…それはこちらの台詞…」
ノリオ「ん?」
サユ「サ…サトル君達は…つ…強いから…」
そう喧嘩ならあの2人に勝てる奴はこの場にはいないだろう…しかしそんな事をお見通しだよと言わんばかりにノリオはニヤァと笑う
ノリオ「そうだねぇ、あいつら強いねぇ」
明らかに馬鹿にしている口調にイラッと来るサユ、自分の彼氏と親友の悪口を言われたのだ、怒らずにはいられない
ノリオ「でもさぁ、あの状況的にどっちが悪いかぁわかるよねぇw」
サユ「そ…それは…」
確かに悪いのはノリオ達だ、しかしノリオにはあの2人にはない力がある
それは人の数だ
ノリオ「僕には皆んながいるけど…サユちゃんにはいるのかなぁ?」
サユ「ち…チサトちゃんが…」
ノリオ「ああ、あの野蛮な女か?でもそれ以外は?あの男を含めても2人だけ…でもね?」
そう言うとノリオはサユの肩に手を置いて
ノリオ「僕にはまだまだいっぱいいるし、なんならあの金髪女よりもヤバい奴らが沢山いるからねぇ」
そう今のサユ達はわからないが、ノリオには
"あれ"を入手する為に裏の人間と繋がっている、助けてはくれない可能性が高いが
あながち嘘ではないだろう
サユ「う…嘘だ!」
ノリオ「別に嘘だと思ってもいいよ?」
ミアシタ「でも、もし本当だったらどうするの?」
サユとノリオしか話していなかったが
ミアシタも話に入る、その流れで他の仲間も混ざる
アユミ「私達は知ってるけどノリオが言っているのは本当よ?」
この時既にアユミとミアシタはノリオとの関係を持ち"あれ"も使っている為、知っているのだ
タケシ「まぁそう言う事だ」
ヒロシ「このまま僕達と一緒にいるか、サトル達と一緒にずっと苦しむか、どっちが良い?」
とても卑怯な言葉だ、助けを求めたら今後の生活がとても辛くなり、サトルとチサトが更に酷い目にあうと言われ
自分が犠牲になれば全てが済むと言われる
サユ達はまだ高校生に入ったばっかり
知識もまだそんなにない子供がそんな事を言われたらもうどうしようもない
普通なら警察に電話したり
親に相談したりと対処は色々あるが
友達の危険が目の前にある状況でそんな事を考えられる程サユの精神は安定していない
サユ「…ほ」
ノリオ「ん?」
サユ「本当に…私が…ノリオ君…の…方に行けば…サトル君達に…手を…出さないの?」
だからこそ、サユは地獄のルートへと進む
ノリオ「ああ!もちろん君が僕達の方に来てくれたら絶対に手を出さないよ」
ノリオの目的は新しい性処理道具、サユみたいな初心な女を堕とすのが好きなのだ
ノリオ(これで君は僕の物…ふふふ…明日からゆっくり…ね?)
ノリオは既にサユをどう自分好みの女にしようか考え始める、アユミとミアシタで既に経験済みな為どう効率よく女を堕とせるのか、よくわかっている
サユ「約束…してくれますか?」
ノリオ「ああ、約束しよう、じゃあまずは」
サユ「っ!?」
何を言われるのかわからない為ビクッと体を振るわせる
サユ(怖い、私何をされるの?助けて、サトル君、助けに来てチサトちゃん、私1人じゃあ…やっぱり…)
ノリオ「今話した事をサトル達に言ってきて」
サユ「…え?」
キョトンとした顔でノリオを見つめるサユ
何か変な事をされるのかと思ったのだろうが
ヒロシやタケシがいる所でそんな事はしない
ノリオ(君は僕"の"物だ、此処でそんな事をしてしまえばサユかアユミ、ミアシタの誰かがあんな奴らに体を預けてしまう)
そうならないように躾けてはいるが、状況によっては今の関係が消えてしまう可能性がある
ノリオ(別にバレてもいいけどそれじゃあつまらない)
人の女を寝取る、その背徳感が
人の女の体を思う様に出来る優越感が
人の女に罪悪感と背徳感を与えるのが
何よりも楽しいのだ
ノリオ(きっとあの2人は出来ている)
付き合っていると聞いた事はないが、あの感じからすると付き合っているだろう
他の女にも似た様な感じがあるので
間違いはないだろう
ノリオ「先ずは話さないと、いきなりサトル達の元を離れたら大変だしね」
あの2人に何も言わずに去ってしまえば
あの2人は取り戻しに来るだろう
ならあらかじめ釘を刺しておけば大丈夫だろう
サユ「わ…わかった…」
ノリオ「んじゃ、今日はもう帰っていいよ、明日からよろしくね?」
そう言ってノリオ達は去って行った
——————————————————————
ヒロシ「てか良いのか?」
ノリオ「ん?何がだ?」
タケシ「お前、新しい彼女いなかったっけ?」
2人が話しているのだ多分セフレの事だろう
(勿論ノリオ好みの彼氏持ちだが)
ノリオ「ああ、別れた」
2人にはそう言う事は言わない、ただのモテ男で終わらす、変に探りを入れられたら面倒だからだ
アユミ「相変わらず、女癖が悪いねぇ」
ミアシタ「そうそう、これで何人目よ?」
ミアシタ「私達も構ってよね?」ボソ
ノリオ「勿論、今日も可愛がってやるよ」ボソ
そう言ってヒロシ達に見えない様に2人のお尻を握る
アユミ「//////////」
ミアシタ「//////////////」
顔を赤く染め、女ではなく雌の顔になる
そしてその2人も去っていくサユを見つめて思う
アユミ(あの子、何日持つかなぁ?)
ミアシタ(私達でも1か月でもうノリオの女になったんだからあんなウブな子…フフッ)
2人はもう複数人の女達とノリオの精処理をしたこともある、1人で独占ではなく
複数の女とやる事で彼が喜ぶのを知っているからだ
ヒロシ(さて、あの子は何日持つんだろうなぁ)
タケシ(ノリオなんかに目をつけられて可哀想に)
そしてこの2人はノリオの本性を知らない為、今まで付き合った彼女達は皆んなすぐにフラれているとしか思っていない
実際はノリオの生処理道具の1人として残り
他の女子達と仲良くしているのだ
だからこそそんな姿を見てノリオは不敵に笑う
ノリオ(お前達の勘違いはとっても面白いなぁwww)
ヒロシ「それじゃあ俺達も帰ろっか」
タケシ「だな、アユミ行こうぜ」
ミアシタ「そうだね、ヒロシ君」
アユミ「ほら、ノリオ君も」
ノリオ「…ああ」
そう言ってヒロシはミアシタのタケシはアユミの手を握った
ノリオ(その手で僕の逸物を握り、その口でしゃぶり、君たちの知らない声で喘ぐ)
ノリオ「今はせいぜい、仮初のラブコメを楽しんでろよwwwww」
ヒロシ「ん?何か言ったか?」
ノリオ「んー、今の生活が楽しいなぁって」
嘘は言っていない、いつでもどこでも簡単に股を開く女達がノリオの周りにいて
どんな事も望んでやる
今ミアシタ達に全裸になれと命令すれば喜んでするだろう
タケシ「そうか…ならさっさと行こうぜ」
アユミ「…フフッ」
ミアシタ「…アハッ」
彼女達の下着はこの後のノリオとの夜の営みで頭がいっぱいで下着は既に漏らした様に濡れている
その後ろを眺めてノリオはいやらしく笑う
——————————————————————
その日からサユはノリオ達の所にいる様になった
ノリオ「よお、サユ」
サユ「…お…おはよう…」
ミアシタ「あれ?サユ1人?」
アユミ「当たり前でしょ?アイツらは一緒にいられるわけないでしょ?」
2人の胸がノリオの腕に密着する形で登校する3人
サユ(…他の2人の彼女さん…じゃなかったの?)
サユはヒロシとタケシの彼女も知らないし
ノリオの女関係も知らない
だからこの事には深く考えなかった
ノリオ「んじゃあ、行こっか」
そうやってサユには"今は"何もしないで一緒に登校する
——————————————————————
続く
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