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旅立ち
19.
ダンジョン攻略から数日が経過した。漸く疲れも取れたので今日はギルドに顔を出す。
「何か依頼でもうけるか」
アイザックとクエストボードを眺めるがそれと言ったものが無い。
「うーん、そろそろ次を目指す?」
「そうだな。準備が整ったら出発するか」
明後日この街を出る事になった。
翌日、休憩中に調合した薬を持っていった。
「明日にはこの街を出る事にしました。色々ありがとうございます」
「あら、残念ね。また、いつでもきてちょうだい」
次にギルドに向かう。
「サブマスお願いします」
受付で呼んでもらいいつもの様に別室で話しながら鑑定してもらう。
「明日には街から出発します。色々お世話になりました」
「あら、そうなの。残念ね。次はどこに向かうのかしら」
「一応第二領のカタカタに向かう予定ですかね。特に目的がある訳では無いので行き当たりばったりです。」
「そうなのね。またギルドにポーションを卸して頂戴ね。ギルドのポーションの価格表を渡しておくわ。参考にしてちょうだい。この表よりやすい様なら卸さなくてよいから。他のギルドへ行って報告してくれるかしら。コレが最低価格だから高い分には問題ないわよ。」
最後の最後までお世話になりっぱなしだ。
「わかりました。ありがとうございます。また、寄りますね」
ギルドを後にし街で買い物をする。
宿に戻り食堂で夕食を食べた。
宿には明日出る事は伝えてある。
カタカタ迄は馬で3日程掛かるため今日はベットでゆっくり休む。
翌日、シルバーとシッコクに乗って街を出た。森の中をカタカタに向かってる。
「ねぇ、採取しながらでもいいかな」
「構わないぞ。急ぐ訳ではないから好きにしたら」
お言葉に甘えて薬草を採取したり木の実を取りながら移動した。
そこから野営をしながら進む。三日後の昼過ぎカタカタの街に到着した。
「おっきい街だね」
此処は第二領でも王都に近い為、規模が大きい。門に並びながら様子を伺っていると沢山の人の行き来がある。
「次、身分証を」
私の順番になったのでギルドカードをだす。魔道具にかざして返してもらった。
今、この街では来週行われる収穫祭の準備で人がいつもより多いらしい。門で教えてくれたのでお礼を言って中に入る。
とりあえず宿を探すのが1番だ。
「アイザック、宿にあてはあるの」
「そうか、収穫祭だと宿が取れないな。仕方がない。あてがあるからそちらで寝泊まりするか。ただ、ちょっと変わった人達だから相手をするのが大変かも知れないが大丈夫か」
「そんなのわかんないよ。アイザックが決めて」
「まぁ、大丈夫だろ。折角だし祭が終わるまでは街に滞在しようか」
そんなこんなでアイザックの後をついて行く。大通りを真っ直ぐ進み、丘の上の大きなお屋敷の前でアイザックがシッコクから降りた。
「ククル、ここだ」
「えー、ここって、、、」
「俺の実家だ、、、」
「はぁ、ここに泊まるの?」
「家族は気さくなのばかりだが俺が男兄弟しか居なくてな。女の子とバレたら多分お袋のオモチャになると思うぞ」
「いや、絶対バレない様にする」
アイザックの後をとりあえずついて行くと玄関の扉が開いた。
「アイザック様、おかえりなさいませ。また、随分急なおかえりでしたね。しかし、ご無沙汰しております」
「あぁ、戻った。此方に顔を出しのも2年ぶり位か。1人客人が一緒だ。しばらく留まるが部屋は俺のところを一緒に使うから気にしなくて良い」
「はじめまして。ククルです。お世話になります」
「ようこそおいでくださいました。執事のマルセルと申します。こんなところではなんですのでどうぞ中へお入りください」
その後、馬番が二匹を連れて行ってくれたのでアイザックに付いてお屋敷の中に入る。
すると女性の声が聞こえた。
「まぁ、アイザックさん、おかえりなさい。お久しぶりですわね。」
綺麗なご婦人が奥から来られた。
「ご無沙汰しております。ただいま帰りました。」
「まぁまぁ、母に対して随分他人行儀な事。其方はお客様かしら」
「はじめましてククルと申します」
「あら、小さいのにお行儀の良い事。私はアイザックの母でナタリアと申します。ゆっくりして行ってくださいね」
どうやらお母様らしく確かにアイザックと似ている。
「もう少ししたらタニットとヤルバルトも帰ると思いますよ。お疲れでしょうからまた、夕食どきにでもゆっくりお話聞かせていただきますね」
ナタリア様は奥へと戻っていった。
「賑やかですまないな。父にも顔を出したいから一緒にきてくれるか」
それから2階の書斎らしきところに連れて行かれた。
「失礼します」
「おぉ、放浪息子じゃないか。珍しいな」
「ただいま戻りました。ご無沙汰しております。客人が一緒ですが祭が終わるまで滞在いたします」
「そうか、そうか。色々聞かせてもらいたいが疲れもあるだろう。また、後でゆっくり話をしようか。で、其方の子が客人かな」
「あ、はじめましてククルと申します」
「よく来てくれた。アイザックの父のゴーライクだ。ゆっくりして行ってくれ」
挨拶を済ませてアイザックの部屋に連れて行ってもらう。
「お疲れ様。今は初対面だしあんなだけど気は使わなくて良いぞ。時期に分かると思うがまあ、頑張れ」
よくわからない慰めをもらった。
とりあえず着替えて休憩させて貰う。寛いでいたらソファで寝てしまった。
「何か依頼でもうけるか」
アイザックとクエストボードを眺めるがそれと言ったものが無い。
「うーん、そろそろ次を目指す?」
「そうだな。準備が整ったら出発するか」
明後日この街を出る事になった。
翌日、休憩中に調合した薬を持っていった。
「明日にはこの街を出る事にしました。色々ありがとうございます」
「あら、残念ね。また、いつでもきてちょうだい」
次にギルドに向かう。
「サブマスお願いします」
受付で呼んでもらいいつもの様に別室で話しながら鑑定してもらう。
「明日には街から出発します。色々お世話になりました」
「あら、そうなの。残念ね。次はどこに向かうのかしら」
「一応第二領のカタカタに向かう予定ですかね。特に目的がある訳では無いので行き当たりばったりです。」
「そうなのね。またギルドにポーションを卸して頂戴ね。ギルドのポーションの価格表を渡しておくわ。参考にしてちょうだい。この表よりやすい様なら卸さなくてよいから。他のギルドへ行って報告してくれるかしら。コレが最低価格だから高い分には問題ないわよ。」
最後の最後までお世話になりっぱなしだ。
「わかりました。ありがとうございます。また、寄りますね」
ギルドを後にし街で買い物をする。
宿に戻り食堂で夕食を食べた。
宿には明日出る事は伝えてある。
カタカタ迄は馬で3日程掛かるため今日はベットでゆっくり休む。
翌日、シルバーとシッコクに乗って街を出た。森の中をカタカタに向かってる。
「ねぇ、採取しながらでもいいかな」
「構わないぞ。急ぐ訳ではないから好きにしたら」
お言葉に甘えて薬草を採取したり木の実を取りながら移動した。
そこから野営をしながら進む。三日後の昼過ぎカタカタの街に到着した。
「おっきい街だね」
此処は第二領でも王都に近い為、規模が大きい。門に並びながら様子を伺っていると沢山の人の行き来がある。
「次、身分証を」
私の順番になったのでギルドカードをだす。魔道具にかざして返してもらった。
今、この街では来週行われる収穫祭の準備で人がいつもより多いらしい。門で教えてくれたのでお礼を言って中に入る。
とりあえず宿を探すのが1番だ。
「アイザック、宿にあてはあるの」
「そうか、収穫祭だと宿が取れないな。仕方がない。あてがあるからそちらで寝泊まりするか。ただ、ちょっと変わった人達だから相手をするのが大変かも知れないが大丈夫か」
「そんなのわかんないよ。アイザックが決めて」
「まぁ、大丈夫だろ。折角だし祭が終わるまでは街に滞在しようか」
そんなこんなでアイザックの後をついて行く。大通りを真っ直ぐ進み、丘の上の大きなお屋敷の前でアイザックがシッコクから降りた。
「ククル、ここだ」
「えー、ここって、、、」
「俺の実家だ、、、」
「はぁ、ここに泊まるの?」
「家族は気さくなのばかりだが俺が男兄弟しか居なくてな。女の子とバレたら多分お袋のオモチャになると思うぞ」
「いや、絶対バレない様にする」
アイザックの後をとりあえずついて行くと玄関の扉が開いた。
「アイザック様、おかえりなさいませ。また、随分急なおかえりでしたね。しかし、ご無沙汰しております」
「あぁ、戻った。此方に顔を出しのも2年ぶり位か。1人客人が一緒だ。しばらく留まるが部屋は俺のところを一緒に使うから気にしなくて良い」
「はじめまして。ククルです。お世話になります」
「ようこそおいでくださいました。執事のマルセルと申します。こんなところではなんですのでどうぞ中へお入りください」
その後、馬番が二匹を連れて行ってくれたのでアイザックに付いてお屋敷の中に入る。
すると女性の声が聞こえた。
「まぁ、アイザックさん、おかえりなさい。お久しぶりですわね。」
綺麗なご婦人が奥から来られた。
「ご無沙汰しております。ただいま帰りました。」
「まぁまぁ、母に対して随分他人行儀な事。其方はお客様かしら」
「はじめましてククルと申します」
「あら、小さいのにお行儀の良い事。私はアイザックの母でナタリアと申します。ゆっくりして行ってくださいね」
どうやらお母様らしく確かにアイザックと似ている。
「もう少ししたらタニットとヤルバルトも帰ると思いますよ。お疲れでしょうからまた、夕食どきにでもゆっくりお話聞かせていただきますね」
ナタリア様は奥へと戻っていった。
「賑やかですまないな。父にも顔を出したいから一緒にきてくれるか」
それから2階の書斎らしきところに連れて行かれた。
「失礼します」
「おぉ、放浪息子じゃないか。珍しいな」
「ただいま戻りました。ご無沙汰しております。客人が一緒ですが祭が終わるまで滞在いたします」
「そうか、そうか。色々聞かせてもらいたいが疲れもあるだろう。また、後でゆっくり話をしようか。で、其方の子が客人かな」
「あ、はじめましてククルと申します」
「よく来てくれた。アイザックの父のゴーライクだ。ゆっくりして行ってくれ」
挨拶を済ませてアイザックの部屋に連れて行ってもらう。
「お疲れ様。今は初対面だしあんなだけど気は使わなくて良いぞ。時期に分かると思うがまあ、頑張れ」
よくわからない慰めをもらった。
とりあえず着替えて休憩させて貰う。寛いでいたらソファで寝てしまった。
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