【R18】サムライ姫はウエディングドレスを望まない

戦場で組み敷かれて口づけされた――。 

自国の英雄を父に持つサヨは、サムライ姫と呼ばれるほどに武芸に秀でてた娘だ。
だからこそ、彼女の父を疎ましく思う皇の罠により、サヨもまた、望まぬ戦場へ赴くことになってしまった。

けれども、その戦のさなか、彼女は敵国の将軍ディルヴェルトの手によって捕らわれてしまう。
あわや慰みものにされそうになったが、サヨの高潔さや、凜々しさの中にみえる女性らしさに、ディルヴェルトはたちまち恋をしてしまったらしい。

そして彼はサヨに誓う。
桜が散る季節までにサヨの心を掴んでみせる。それがかなわなければサヨを解放すると。

自分は捕虜のはずなのに、なぜか敵国の英雄に溺愛され、全身全霊の愛にとまどうことになる生真面目な女の子のおはなし。


※軽いRシーンには[*]を、濃いRシーンには[**]をつけています。
※ムーンライトノベルズ様にも掲載しています。
※第14回恋愛小説大賞にエントリーしています。
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