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12 また○○なものをとはなんぞや
しおりを挟むこんにちは~。
いやあ春ですねえ。こちらは桜が満開になりつつありますが、みなさまのところではいかがでしょうか。
ようやく三学期も終わり、個人的には学校図書館の蔵書点検もどうにかこうにか終わりましてホッとしているところです。
ムスメは高校を卒業し、そろそろ大学の入学式準備をしているところ。
春はいろんな出会いと別れの季節ですね~。
さてさて。
「うらぽっちゃり」で、なにをマジメに挨拶なんかしとんねん私。
いや別に、表やからってそんな真面目にやっとるわけやないけど~。
まあ我が家はあいかわらずですわ。
つまり私は隙あらばダンナをモミモミしようとてぐすね引いて狙っておる日々。
今日も今日とて、「さてお風呂入るで~」とシャツを脱ぎ、パンツも半分ぐらい下ろしかかって風呂場へ向かおうとしていたダンナを後ろから羽交い絞めにしてあっちこっちもみまくっておりました。
「わ~鳥肌や! うっひょひょひょ。なんもしてへんうちからもう乳首たっとるし! うわイヤらしい体~!」
って嬉しそうにね。
いやわかってます! これでもし同意を得ていなかったならば、たとえ結婚している間柄とはいえ通報されてお縄になるっちゅうことぐらいはね! 一応、一応ね!
ダンナそのままよろよろとお風呂の隣のトイレに入る。
ほんで、パンツ半分ずらした格好で両手で顔を覆ってメソメソ泣きまねをする。あ、扉は開けたままです。
「お、おばあちゃん……おばあちゃん……」
そう。
ダンナは幼いころからおばあちゃまに育てられた超おばあちゃん子だったのです。
もちろんもうご他界されていますけどもね。
ふ、と笑う私。
「またかわゆいぽっちゃりを泣かしてしまった……」
わかりますね?
そう、あの「ルパン三世」に出てくる五エ門さんの有名なセリフ。
「またつまらぬものを斬ってしまった……」の言い方で言うたわけです。
「ほんまもう~。笑ろてはるわ、おばあちゃんが」
「ふははは。笑ろてはるならええがな」
そう。幸せならなんでもええ。
ご家庭それぞれにシアワセの形はある。そうですやん?
それがたとえ本人の了解を得ずに、寝てる時といわず風呂に入ってる時といわずリモートワーク中といわず、脇から手をつっこんであっちこっちヨメにもみもみされるような幸せであったとしても!
てなわけで、みなさまもぜひ、ご自身のシアワセを見つけてそれを大事に生きていってくれはったらええなと思います~。
ではでは!
応援ありがとうございます!
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