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13 サンクチュアリサイズとはなんぞや
しおりを挟むこんにちは~。
入学式を前にして、各地の桜は早くも散ってしまったようですね。う~む。今年はどうやら卒業式には遅れ、入学式には早すぎる桜でした。残念。
そんなこんなな我が家ですが、新学期が始まりましてムスメも多忙になりはじめました。バイトもせんならんし、大学もガイダンスやらなんやらの後、すぐに講義がはじまるらしい。たいへ~ん。
ですがわたくしたち夫婦は相変わらずでございます~。
本日は土曜日で基本的には午前中のんびり過ごす。ムスメはバイトに行ったもんで、午前中は夫婦水入らずで過ごしておりました。
とはいえわたくしは小説書き。まあ趣味の範囲やけど。
集中してるときは、大体1時間で2000字(つまり大体1話ぶん)ぐらいをダララララと書いております。「ズドドドドド」でもええかな(笑)。そっちのが近いかもしれん。
そういうときはほんま集中してるんで、あれこれちょっかい掛けられると大体「なにすんねんっ!」てブチ切れるかまるっと無視するわたくし。せやかて集中してるときに、気ぃ散らされるのんてイヤですやん??
んで。
今日も今日とて、「ダララララ」をやってたらちょいちょい、ちょいちょいと肩を押してくるもんがおる。もちろんダンナ。
そのままてくてく歩いて、背後の寝室へ入りベッドに入る。やがて「ぐすん、ぐすん」とまーた泣きまねをはじめる……。
「しらんがな! いやちょっと待ち! まだ書いとるからッ!」
そのうちダンナあきらめて、しゅ~んとした顔でのそのそと寝室から出てきました。
書いてる私の隣にきて、しゅ~んとしたままごそごそとコタツにもぐりこもうとする(うちは山の上なもんでまだ朝晩寒いのです。コタツがなかなか外せません……)。
「ええい! もう! しゃあないなあ!」
遂に立ち上がる私。
「わかったからもう! 早よおいで。はよう!」
とたん、キラーンと嬉しそうな目になってイソイソとついてくるダンナ。そのままベッドにもぐりこみます。
ダンナ、めっちゃ嬉しそうである。水揚げされた魚みたいに布団の中でびちびち跳ねている。
ええい。
「こんだけ邪魔した以上は好きに、すきーーーーにさしてもらう! もみまくるぅ!」
「うん。いいよ」
いや、いいよっていうかなんていうか。
「って言うてもどうせ、どこもかしこも触りまくってちっともこそばくないんやもんなあ? つまらーん! 聖域なんてもう、ほんま1円玉ぐらいちゃう?」
そう、その1円玉とはつまり、お尻の大事な部分のこと(笑)。
まあBL書きにとっては太古の昔から大事な聖域であることにはちがいないが。
ですがここでダンナ、首を横にふった。
「……いいや。今5円玉の穴ぐらい」
「どっひい! マジか……」
てかその大きさやと大事なお尻の穴にわたくし、指つっこんどりますやん?
さすがにそこまではしとらへんで~?
ほんま、どんどん狭くなっていくダンナのサンクチュアリでした~。
ではでは!
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