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26 どっちも選べへんとはなんぞや
しおりを挟むはいこんにちは~。
なんやこっちで書くというと大体お風呂ネタなんはなんなんや(苦笑)。
自分でもめっちゃそう思いますが、もうしゃあないね、こっちで書くんは保険保険。
さてさて。
そんなわけで、今日も今日とて一緒にお風呂にはいる我々。
例によって先に入って湯舟につかっているダンナ。今回は緑色の入浴剤を入れておりました。
お風呂のドアを開けるなり「ただいま~」と言うてもたわたくし。
まあご愛嬌ってことで!
ダンナは特にそれには何も言わんかったんですが、わたくし勝手に言い訳をはじめる。
「なぜ『ただいま』なのかと言えば、ソレは〇さんのお肉をこうしてこうして、もみもみすることについて『ただいま』なのであーる!」
言いながらもみもみ。ダンナは平気な顔です。もう慣れきっとる。
この時点でダンナはすでにしっかりお湯につかっとるんですが、入れたばかりのお湯は熱いので、私はじわじわ入ります。
もみもみしながらじわじわ入る。
大体いつもあたりさわりのないことをあれこれしゃべりつつ入ってるんですが(ゴジラがアカデミー賞とったとかね! 突然ですがほんま『ゴジラマイナスワン』視覚効果賞おめでとう!)
「『私と仕事、どっちが大事なの?』って言われたら、『もちろんキミが大事だよ。でも生きていかなくっちゃいけないからね? だから仕事も大事なんだよ』って言うのが正解なんやって」
「へー」
家でリモートワークしながら、朝は某国営放送を見てることが多いダンナ。バラエティ番組からいろんな知識を得とるらしい。
前に私がまだ専業主婦やっとったときと、完全に立場が逆転しとる(笑)。
「私は仕事より〇さんのが大事やけどね!」
「ありがとう。……コレは?」
と言ってなにするんかと思うたら、急に胸をはって見せてくる両のチクビ。
んあ? なに?
どういう意味???
「どっちが大事?」
「はええ?」
なんでそうなるんや。意味がわからん!
でもすぐに食いつくわたくし。
「うっ……そ、それはっ、決められん! 右のチクビも左のチクビも大事! どっちも私のもんやもーん!」
「ありがとう!」
「強いて言うならこっちとこっちでは周りの毛の生えかたが違うてて引っ張り具合が……いやいやいや! どっちも捨てがたーい!」
「わははははは」
ダンナ、笑いつつ両手をあげて、今度は脇に生えたモノを見せびらかしてくる。
……なんなんやまったく。
はい、そうですね。それも日常的に引っ張ってますね、わたくし。
いや引っ張るけどね! ソレかて私のもんやもーん!
っていう、今回はそんだけのお話でした~。
ちゃんちゃん!
応援ありがとうございます!
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