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第015話:命がけ?の晩餐会
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余はエストリア王国国王、フリードリヒ四世である。余が王太子の時に、長男のウィリアムと長女のレイラが生まれた。そして国王に就いてから暫くして、次男のマルコが出来た。無論、王である以上は側室もいる。嫡出子以外の子もいるが、幸いなことに王妃エリザベートは賢妻であり、子宝にも恵まれた。余にとって家族とは妻と子供三人のことを指す。側室との子は、血は繋がっていても家族ではない。王族とは、そういうものなのだ。
エストリア王国は豊かな国である。海こそ無いが、山では岩塩が取れるし、農畜産物も豊富だ。家臣たちも優秀だ。人である以上、心が弱きに傾くこともあろうが、そうした不正は今の所無い。国は富み、民は栄え、臣下にも家族にも恵まれている。歴代の国王の中でも、余は恵まれた王に入るだろう。
だが、そんな余にも悩みはある。言わずもがな子どもたちのことだ。長男のウィリアムは、まぁ良い。些か軽薄なところがあるが、肝心なところはしっかりと押さえておる。保守的な余とは違った為政者となるであろうが、王国がさらに繁栄するためにも、多少の変化はあったほうが良かろう。
長女のレイラについては、半分は諦めた。昔は女性らしくせよと諭していたが、もう無理であろう。騎士団などを形成し、一本気で男勝りの性格だ。「伴侶たる者の剣」という加護を持ち、その剣才は国内随一であるが、いくら器量が良くともあれではとても、嫁の貰い手など出来まい。男として生まれてくれたら、どれほど良かったであろうか。
問題は次男のマルコだ。まだ十歳の子供だが、食が細く、身体が弱い。侍医に診せたところ、身体が苦手とする食べ物が多いそうだ。特に、パンを苦手としているらしい。パンが食べれないなど、なんたる不幸であろうか。どうにか治療できないかと専門的な医師も探したが、芳しくない。パンを食べないためか、マルコはまるで少女のようにか弱く、覇気も無い。気丈なエリザベートが、眠るマルコの横に座り、弱い身体に生んでご免なさいと涙していた。余も胸が締め付けられそうであった。なんとか救ってやりたい。そのためなら如何なる犠牲も払うつもりでいた。
「父上、マルコを救う手がかりを得ました!」
息を切らせて執務室にレイラが駆け込んできた時、私は叩扉を忘れた無礼を咎める前に、その言葉に立ち上がってしまった。先日、市井の料理人を呼んで騎士団の女たちに食事を振る舞った時に、その手がかりを得たらしい。その男は小麦を全く使わずに、この世のものとは思えぬほどに美味い料理を作ったそうだ。そして今、マルコの為に王宮に仕える料理人たちに、その技法を教えているそうだ。
「もし本当に、その者がマルコを救うことが出来たのなら、名誉男爵の爵位を与えても良かろう……」
私は祈るような気持ちであった。
「フーン…… これは、見たことのない料理だねぇ」
王太子ウィリアムは、物珍しげに食卓に並んだ料理を観察していた。長方形の長いテーブルには、壁を背にして上座に国王が座り、その右には王妃が、左には王太子が座る。そして王妃の隣にマルコが、王太子に隣にはレイラが座っていた。
「ジョエルよ。今宵の晩餐は、少し趣向が違うと聞いておったが?」
国王の問いかけに、王宮料理長は恐懼しながら、事情を説明した。
「ハ……誠に恐れ多いことながら、最近市井にて噂となっております屋台店主、ユーヤ・カトーを招聘し、彼に作らせました。お出しした料理は全て、カトーが考え出したものでございます。カトーよ、こちらへ……」
促された俺は、前に進み出て一礼した。だが、内心では不満である。いいから早く食えよ。冷めちまうだろ!
「ユーヤ・カトーです。今回は、小麦を使わない料理を作りました。詳細は食べながらお伝えします。お熱いうちに、お召し上がり下さい」
気軽にそう言ったところ、料理長が慌てた様子で俺の肩をガシッと掴み、国王も驚いたような表情を浮かべた。だが若い男が大笑いして空気が和んだ。
「ハッハッハッ! いやいや、全くその通りだよ。冷めた料理なんて美味くない。父上、母上、御託の前に食べましょう」
金髪の青年が、どうやら王太子ウィリアムのようだ。軽い口調だが視線が鋭い。国王の重厚で落ち着いた雰囲気とは、また違った凄みがあるように感じた。
「お手元にある中央の皿は、ニョッキのトメートソースです。ポッテトをすり潰して作ったパスタに、酸味と甘味のあるソースを掛けました」
全員がフォークを口に運んだ。
私の名はウィリアム。エストリア王国の王太子だ。眼の前の料理を作ったという男に、私は素直に驚いた。全く、面白くて無礼な男だよ。私に対する無礼なら許そう。だが、国王である父上への無礼は許さん。もっとも、料理人は口ではなく腕で語ればそれで良い。この料理が美味ければ、そしてマルコが完食できたのなら、その無礼を認めてやろうじゃないか。だがもし不味かったら、その場で首を刎ねてやる。私はそう決意し、ニョッキとやらを口に運んだ。
(こ、こ、これはっ!)
思わずフォークを落としそうになってしまった。酸味の効いたトメートの味と、ポッテトの甘みが絶妙に混じりあっている。ニョッキという小さなパスタは、まるで小麦のようにしっかりとした歯ごたえがあり、噛むほどにジワリと旨味が口に広がる。
「カトー殿っ! 美味しいですぅぅっ!」
マルコが満面の笑みで、夢中になってニョッキを食べている。これほどの食欲を見せたのは初めてではないだろうか。年の離れた病弱な弟を思い遣らない兄などいない。弟が喜ぶ姿を見て、私は決めた。仕方ない。無礼は許してやろう。
まったく、王妃である私を前に、何という無礼者なのでしょう。ここまでくれば、いっそ清々します。ですが、目の前の料理は確かに魅惑的です。ジョエルには申し訳ありませんが、女である私は、肉に齧りつくなどの食べ方は苦手です。このニョッキという食べ物は一口ずつ味わうことができ、しかもしっかりとした味があります。
そして次に手を伸ばしたのが、ガラス製の器に盛られた真っ白なスープです。手に取ると冷めています。スープは熱いはずなのですが? まぁ、食べてみましょう。スプーンで掬い取り、口に入れました。その瞬間、私の口内に未知の旨味が広がりました。甘みと塩味が絶妙に混ざり合い、濃厚なミルクがそれを包み込み、トロリとした食感によって、いつまでも口の中に旨味が留まります。スープということを忘れ、思わず噛んでしまいました。
なにより、この味は子供が好きになる味です。隣を見ると、マルコが器を口に当てて、掻き込むように飲んでいます。まぁ、なんて端ない食べ方を! でも今日だけは許してあげましょう。この子が、こんなに美味しそうに食事をするのは初めてなのですから……
「それは、スティングチキンの唐揚げです。香辛料と塩味を付けていますが、お手元に備えたアリオリソースを掛けることで、より旨味が膨らみます。お試し下さい」
余はすでに決断していた。どれほど腕が良かろうとも、王国の権威に対しての無礼を許せば、それは鼎の軽重を問われることになる。この晩餐の後、この者は処刑せねばなるまい。そう思いながら、唐揚げなるモノを皿にとり、フォークを刺した。
カリリッ
その手応えに驚く。ただの鶏肉のはずなのに、この固さは何だ? だがそれは肉の周りにある衣だけであり、それを突き抜けると程よい柔らかさの肉に刺さる。これを口に入れたら、どんな歯ごたえになるのだ? 微かにガーリケの香りがするアリオリなる白いタレを付けて、私は肉を口に運んだ。
サククゥッ
その瞬間、カッと目を見開いてしまった。衣はサクサクと心地よい歯ごたえでありながら、中の鶏肉は実に柔らかい。衣自体にも味はあるが、その下にある鶏肉の旨味が、程よい油とともに一気に口内に広がる。だが、揚げ物なのにクドさがない。アリオリという酸味のあるソースが油分のしつこさを中和させているのだ。
カリッ
二口目を齧る。美味い。量の多い肉料理は、ともすると途中で胃にもたれる。だが一口大に切られた唐揚げなら、自分が欲しい分量を器にとって食べることができる。食べ手のことを考えた絶妙な仕出し方であろう。
「美味しいっ! 美味しぃぃっ!」
マルコが頬に手を当てて身体を揺すっている。まるで少女だ。もっと男らしくして欲しい。しかしだ。この小さな次男が、これほど夢中になって食事をしているところなど、見たことがあっただろうか。
「マルコ殿下、こんな食べ方も出来ますよ?」
カトーはマルコの皿に盛られた唐揚げに、ニョッキのトメートソースを掛けた。なるほど、トメートの酸味と唐揚げは合いそうだ。いや、間違いなく合うだろう。
「カトーとやら。余にも貰えぬか?」
気がついたら、そう口にしていた。仕方あるまい。処刑は無期限の延期とする。
エストリア王国は豊かな国である。海こそ無いが、山では岩塩が取れるし、農畜産物も豊富だ。家臣たちも優秀だ。人である以上、心が弱きに傾くこともあろうが、そうした不正は今の所無い。国は富み、民は栄え、臣下にも家族にも恵まれている。歴代の国王の中でも、余は恵まれた王に入るだろう。
だが、そんな余にも悩みはある。言わずもがな子どもたちのことだ。長男のウィリアムは、まぁ良い。些か軽薄なところがあるが、肝心なところはしっかりと押さえておる。保守的な余とは違った為政者となるであろうが、王国がさらに繁栄するためにも、多少の変化はあったほうが良かろう。
長女のレイラについては、半分は諦めた。昔は女性らしくせよと諭していたが、もう無理であろう。騎士団などを形成し、一本気で男勝りの性格だ。「伴侶たる者の剣」という加護を持ち、その剣才は国内随一であるが、いくら器量が良くともあれではとても、嫁の貰い手など出来まい。男として生まれてくれたら、どれほど良かったであろうか。
問題は次男のマルコだ。まだ十歳の子供だが、食が細く、身体が弱い。侍医に診せたところ、身体が苦手とする食べ物が多いそうだ。特に、パンを苦手としているらしい。パンが食べれないなど、なんたる不幸であろうか。どうにか治療できないかと専門的な医師も探したが、芳しくない。パンを食べないためか、マルコはまるで少女のようにか弱く、覇気も無い。気丈なエリザベートが、眠るマルコの横に座り、弱い身体に生んでご免なさいと涙していた。余も胸が締め付けられそうであった。なんとか救ってやりたい。そのためなら如何なる犠牲も払うつもりでいた。
「父上、マルコを救う手がかりを得ました!」
息を切らせて執務室にレイラが駆け込んできた時、私は叩扉を忘れた無礼を咎める前に、その言葉に立ち上がってしまった。先日、市井の料理人を呼んで騎士団の女たちに食事を振る舞った時に、その手がかりを得たらしい。その男は小麦を全く使わずに、この世のものとは思えぬほどに美味い料理を作ったそうだ。そして今、マルコの為に王宮に仕える料理人たちに、その技法を教えているそうだ。
「もし本当に、その者がマルコを救うことが出来たのなら、名誉男爵の爵位を与えても良かろう……」
私は祈るような気持ちであった。
「フーン…… これは、見たことのない料理だねぇ」
王太子ウィリアムは、物珍しげに食卓に並んだ料理を観察していた。長方形の長いテーブルには、壁を背にして上座に国王が座り、その右には王妃が、左には王太子が座る。そして王妃の隣にマルコが、王太子に隣にはレイラが座っていた。
「ジョエルよ。今宵の晩餐は、少し趣向が違うと聞いておったが?」
国王の問いかけに、王宮料理長は恐懼しながら、事情を説明した。
「ハ……誠に恐れ多いことながら、最近市井にて噂となっております屋台店主、ユーヤ・カトーを招聘し、彼に作らせました。お出しした料理は全て、カトーが考え出したものでございます。カトーよ、こちらへ……」
促された俺は、前に進み出て一礼した。だが、内心では不満である。いいから早く食えよ。冷めちまうだろ!
「ユーヤ・カトーです。今回は、小麦を使わない料理を作りました。詳細は食べながらお伝えします。お熱いうちに、お召し上がり下さい」
気軽にそう言ったところ、料理長が慌てた様子で俺の肩をガシッと掴み、国王も驚いたような表情を浮かべた。だが若い男が大笑いして空気が和んだ。
「ハッハッハッ! いやいや、全くその通りだよ。冷めた料理なんて美味くない。父上、母上、御託の前に食べましょう」
金髪の青年が、どうやら王太子ウィリアムのようだ。軽い口調だが視線が鋭い。国王の重厚で落ち着いた雰囲気とは、また違った凄みがあるように感じた。
「お手元にある中央の皿は、ニョッキのトメートソースです。ポッテトをすり潰して作ったパスタに、酸味と甘味のあるソースを掛けました」
全員がフォークを口に運んだ。
私の名はウィリアム。エストリア王国の王太子だ。眼の前の料理を作ったという男に、私は素直に驚いた。全く、面白くて無礼な男だよ。私に対する無礼なら許そう。だが、国王である父上への無礼は許さん。もっとも、料理人は口ではなく腕で語ればそれで良い。この料理が美味ければ、そしてマルコが完食できたのなら、その無礼を認めてやろうじゃないか。だがもし不味かったら、その場で首を刎ねてやる。私はそう決意し、ニョッキとやらを口に運んだ。
(こ、こ、これはっ!)
思わずフォークを落としそうになってしまった。酸味の効いたトメートの味と、ポッテトの甘みが絶妙に混じりあっている。ニョッキという小さなパスタは、まるで小麦のようにしっかりとした歯ごたえがあり、噛むほどにジワリと旨味が口に広がる。
「カトー殿っ! 美味しいですぅぅっ!」
マルコが満面の笑みで、夢中になってニョッキを食べている。これほどの食欲を見せたのは初めてではないだろうか。年の離れた病弱な弟を思い遣らない兄などいない。弟が喜ぶ姿を見て、私は決めた。仕方ない。無礼は許してやろう。
まったく、王妃である私を前に、何という無礼者なのでしょう。ここまでくれば、いっそ清々します。ですが、目の前の料理は確かに魅惑的です。ジョエルには申し訳ありませんが、女である私は、肉に齧りつくなどの食べ方は苦手です。このニョッキという食べ物は一口ずつ味わうことができ、しかもしっかりとした味があります。
そして次に手を伸ばしたのが、ガラス製の器に盛られた真っ白なスープです。手に取ると冷めています。スープは熱いはずなのですが? まぁ、食べてみましょう。スプーンで掬い取り、口に入れました。その瞬間、私の口内に未知の旨味が広がりました。甘みと塩味が絶妙に混ざり合い、濃厚なミルクがそれを包み込み、トロリとした食感によって、いつまでも口の中に旨味が留まります。スープということを忘れ、思わず噛んでしまいました。
なにより、この味は子供が好きになる味です。隣を見ると、マルコが器を口に当てて、掻き込むように飲んでいます。まぁ、なんて端ない食べ方を! でも今日だけは許してあげましょう。この子が、こんなに美味しそうに食事をするのは初めてなのですから……
「それは、スティングチキンの唐揚げです。香辛料と塩味を付けていますが、お手元に備えたアリオリソースを掛けることで、より旨味が膨らみます。お試し下さい」
余はすでに決断していた。どれほど腕が良かろうとも、王国の権威に対しての無礼を許せば、それは鼎の軽重を問われることになる。この晩餐の後、この者は処刑せねばなるまい。そう思いながら、唐揚げなるモノを皿にとり、フォークを刺した。
カリリッ
その手応えに驚く。ただの鶏肉のはずなのに、この固さは何だ? だがそれは肉の周りにある衣だけであり、それを突き抜けると程よい柔らかさの肉に刺さる。これを口に入れたら、どんな歯ごたえになるのだ? 微かにガーリケの香りがするアリオリなる白いタレを付けて、私は肉を口に運んだ。
サククゥッ
その瞬間、カッと目を見開いてしまった。衣はサクサクと心地よい歯ごたえでありながら、中の鶏肉は実に柔らかい。衣自体にも味はあるが、その下にある鶏肉の旨味が、程よい油とともに一気に口内に広がる。だが、揚げ物なのにクドさがない。アリオリという酸味のあるソースが油分のしつこさを中和させているのだ。
カリッ
二口目を齧る。美味い。量の多い肉料理は、ともすると途中で胃にもたれる。だが一口大に切られた唐揚げなら、自分が欲しい分量を器にとって食べることができる。食べ手のことを考えた絶妙な仕出し方であろう。
「美味しいっ! 美味しぃぃっ!」
マルコが頬に手を当てて身体を揺すっている。まるで少女だ。もっと男らしくして欲しい。しかしだ。この小さな次男が、これほど夢中になって食事をしているところなど、見たことがあっただろうか。
「マルコ殿下、こんな食べ方も出来ますよ?」
カトーはマルコの皿に盛られた唐揚げに、ニョッキのトメートソースを掛けた。なるほど、トメートの酸味と唐揚げは合いそうだ。いや、間違いなく合うだろう。
「カトーとやら。余にも貰えぬか?」
気がついたら、そう口にしていた。仕方あるまい。処刑は無期限の延期とする。
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